【レシピ】カリカリジューシースタミナから揚げ〜あさイチごはん2011年2月17日(木)
メモ書き。
---
「カリカリジューシースタミナから揚げ」と「ねぎ味噌おにぎり」
唐揚げは焦げてしまったり、逆に半生だったりして、美味しく仕上げるのが意外と難しい料理。
早くて美味しく作れる方法をご紹介。 二度揚げも不用。肉を揚げる前に電子レンジで温めておく、下味は短い時間で一気にもみ込むなど、おいしくジューシーに仕上げるための技がいっぱいです。
講師:多賀正子さん(料理研究家)
普通の主婦から料理研究家に転身!
三男一女の元気ママさん
・ひとりで お弁当を作ろう 多賀正子 [共同通信社] (単行本 - 2009/10/21) 735円
---
<材料> 4人分
・鶏もも肉(大) 2枚(約700g)
・にんにく(すりおろす) 30g
・しょうが(皮ごとすりおろす) 50g
・しょうゆ 大さじ2〜3
・こしょう 適量
・上新粉&かたくり粉 各大さじ5
・揚げ油 適量
<付け合わせ>(お好みで)
・ミニトマト 8粒
・サラダ菜 8枚
・レモン 1コ
・セロリ 1本
<作り方>
2.鶏もも肉は余分な脂を取り除き、1枚を7〜8等分に切り分け、耐熱ボウルに入れる。
3.揚げ油を温め始める。
4.鶏肉を耐熱ボウルに入れ、にんにく・しょうが・しょうゆ・こしょうを加え、手早く力強く一気にもみ込み、鶏肉に下味を充分含ませるようにして吸わせる。 ☆ポイント2
5.(4)のボウルを電子レンジ(600W)に2分間ほどかけ、鶏肉がほんのり温かくなるまで、全体の温度を上げる。
6.(5)の鶏肉を再び強く手早くもみ込み、汁けが肉に戻り入ったところで一気に上新粉とかたくり粉を同時に加え、全体が均等になるように衣を付ける。 この時、コネコネと混ぜ過ぎると、逆に衣がはがれるので、ササッと混ぜて、1つずつギュギュッと握る様にして粉を付ける。 ☆ポイント3
7.180度の揚げ油に(6)を次々と入れて、中に火が通るように強火で揚げ、箸でつまむ上げて中がジリジリしているのを感じるまで揚げたら取り出す。 ☆ポイント4
8.お好みでサラダ菜を敷き、ミニトマトやセロリを添え、レモンを搾る。
---
唐揚げと一緒に食べると美味しい!おにぎり
■ねぎ味噌(みそ)おにぎり
<材料> 4人分
・温かいごはん・・・3合分
・みそ・・・適量
・細ねぎ・・・3分の1束
その他に、沢庵や七味などをお好みで。
<作り方>
1.おにぎりをやや平らめに握り、ねぎみそを付ける面を大きくする。
2.細ねぎを小口切りにする。
3.握ったおにぎりの広い面に、お好みのみそを塗り、その上に刻んだねぎを付ける。
---
ポイント1: 必ず鶏肉は常温に戻しておくこと。 半氷状態ではなく、温度を上げておいてもらいたい。 揚げあがりまでの時間を短縮し、生揚げを防ぐのが目的。 冷たいまま入れると油の温度が下がってしまう。 (天ぷらは氷水を使ってカラっと揚げるが…)
鶏もも肉の切り方: まず、ブニブニした脂を丁寧に切り取る。 鶏皮はカラッと揚がるが、この部分はカラッと揚がらずにグネッてしてしまう…美味しくないんです。 写真の左側、右手で摘んでいるのが鶏皮、その上に写真の中央にある肉と皮の間にあるのが皮下脂肪。左手で摘んでいる部分、これを取り除きます。 肉と肉の間にも細かい脂があります。
肉はだいたい7〜8等分に切り分ける。 よく見ると凹んでいるところがあるので、そこで半分に切る。 この大きさの比は、3対4ぐらいになる。
あとは、小さい方を3等分にして、大きい方を4等分に切り分ければ、7等分になる。 できるだけ、お肉は同じ大きさに揃えたい。
味付け:
おろし生姜は皮ごと。 たっぷり入れる。50g(卵一個分くらいの量) これがスタミナの素。
にんにくは皮をむいてすり下ろしたもの。粒が大きいものを丸ごと2個。30g
ここで大きなペッパーミル登場! 黒胡椒すり下ろし。適量。
しょうゆ、大さじ2〜3。
ポイント2: 味付けが終わったら、一気に揉み込んで汁気を肉の中に吸わせる。 30分とか半日とか前の夜からとかつけ汁つけ込みすぎると、お肉の汁気が外に出てしまい、調味料を外に浮き上がってきてしまう。 結果、お肉のジューシー感がなくなってしまう。 肉汁と調味液を捨ててしまうのは勿体無い。
レンジで時間短縮! 揉み込むと汁気がなくなり、鶏肉が水分を一瞬吸った形になる。 この状態でサッと電子レンジにかけてしまう。 お肉が常温の場合は600Wで2分くらい。 お肉が少し凍っている場合は長めの3分程度。 お肉が白くならない程度に。
※漬け汁に漬け込まないのも、レンジを使うのも、手抜きじゃなくて、試行錯誤でたどり着いた結果だそうです。
電子レンジを掛けている間に、油を火に掛ける。 レンジから取り出したらすぐに揚げるので。 揚げる時の温度は180℃と結構高め。(低い場合は160℃くらい?) たっぷりの油の方がカラッと上手に揚がる(ケチケチしないで美味しいを優先)。
電子レンジを掛けた後にはやや汁気が出てくる。 ここでもう一度お肉を揉み込む。
片栗粉と上新粉を半々ずつ入れる。 (割と小麦粉を使う人が多い?) 上新粉はご飯やお煎餅と同じうるち米の粉(餅米?) 揚げた時にお煎餅みたくカリッと揚がる。 ここではあまり練りすぎない。お化粧と同じで、せっかくの衣が剥がれてしまう。
ポイント3: 油に入れるときは、一回ギュッと握りしめて粉を付けながら。 意外と油が汚れない(白く濁らない)。
ポイント4: 油から上げる時の目安は、はしで摘んだ時にジリジリとするくらい。 中の肉汁が沸騰しているという合図。 ジリジリ感がわらかない場合は時間で4分弱。 今回の場合は、4分以上揚げてしまうと揚げすぎ。 ジューシー感がなくなってしまう。
イノッチがお手伝い中・・・。
以上。
---
ねぎ味噌おにぎり
〜唐揚げを片手に食べる感じのおにぎり。
〜お弁当には向かない。上にネギが乗ってるので。
おにぎりは塩もふらないで握る。 今回はラップを使用。 おにぎりは丸形ではなく、平たい感じに握る。
ここに好みのネギ(味噌?)を塗る。
小口切りにしたネギの上に味噌を塗った部分から乗せて、ネギをおにぎりに付ける。
完成!
おにぎりを食べる時に七味をふりかけても美味しい。
付け合わせに沢庵など。
---
試食タイム!
キャスター:井ノ原快彦、有働由美子、柳沢秀夫
ゲスト:益戸育江さん(モデル・俳優)、内藤剛志さん(俳優)、
産直リポーター:篠山輝信さん(俳優)
※有働アナは次の準備のため試食していません。
※唐揚げを食べて幸せそうなイノッチ。
※おにぎりを頬張る益戸育江さん
「益戸育江」に芸名を変えられたんですね。
以前の芸名は「高樹沙耶」。
贅沢な暮らし-衣食住が育む心のラグジュアリー 高樹沙耶 [エクスナレッジ] (単行本 - 2007/10/31) 1,260円