皿洗いが面倒だ!!

料理の基本は皿洗い。皿洗いに始まって、皿洗いに終わる。
料理に限らず、どんな分野においても、
一番面倒だと思うことを「基本」として大切にしているように思う。

一流のプロは基本を大事にする。
本当に料理が好きだという人は、基本の皿洗いも好きなはず。
…好きというのは奥が深い。

いや、実際は辛いんだけど、嫌々なままにやろうとはしない。
嫌々という視点を別に置くことで、辛さを回避できるように見えます。
それが目的を持つということなんだと思います。

料理の目的が明確になれば、
基本の皿洗いの目的も明確になり、楽しい作業になるはず。

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料理の目的。
誰かに美味しく食べてもらう。。。とか。
料理を作るときは、自分の一番大切な人に食べてもらうと思って料理する。

料理とは、食べる人の命をつなぐ行為。
料理とは、命を加工し、別の命に紡ぐ作業。命を扱う作業なんだよね。
神聖なことのはず。

後片付けとはじめとする皿洗いは、美味しく食べるためには必要不可欠。
自分を大切にしてる人、命の意味を知ってる人は、皿洗いも楽しいはず。

面倒な作業だと思うのは、自分の命との関連性に気付けないからだろう。
意味の無いものと感じてしまっているからだろう。勿体無い。有難きこと。

でも、そう思っても、やっぱり面倒なのは面倒だ(笑)

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こんな風に、面倒に感じていることを、素直に受け止めてしまおう!
そうすれば、面倒な原因を探し始める切欠になる。
その後で、面倒な原因を取り除く作業に移る。



何が面倒だと感じるのか?

・洗い物が山積みになっている → コマめに洗う
・汚れが落ちにくい → 食べたらすぐ洗う 洗剤やお湯を使う 水に浸しておく
・冬は水が冷たい → お湯を使う
・長時間の立ち仕事は腰(身体)がキツイ。 → 正しい姿勢を覚える たまにストレッチ
・単純作業で張り合いがない → 。。。ついでに何かする 脳トレや暗記作業向き
・(などなど)

最後に、楽しくなる自分なりのスパイスを追加する、こんな風に。




腰が曲がってると辛いから、姿勢にも気をつけて♪
好きな曲を聞きながら、脳を活性化させて♪
リズムに合わせて手足を動かしてみると楽しいかも?
キュッキュと音がする、お皿がキレイになっていくのも楽しい。

嫌々な気持ちのまま動くのは、人生を棒に振ってるということ。
それこそ人生の浪費、無駄遣いだ。エネルギーの無駄遣い。エコじゃない。
しだいに、心(精神)が消えていき、何も感じなくなってしまう。
そして、すべてがつまらなくなる。

逆に、とある主婦さんのブログ家事が面倒だった」にあるように、
身体を動かした分だけ楽しくなるような気がします。しょせん人間も動物?
まぁ、血液の循環が良くなり、脳が活性化するからでしょうか。
問題は「はじめの一歩」なんだなーってあらためて思いました。

面倒なことを見つけては、楽しくするための工夫を探す。
そんな積み重ねが人生を楽しく乗り切るためのバイブルになっていく。
・・・はず。