時間の正体、それは感情?

「時間は大事」

昔よく母に言われたものだ。

でも、時間は目に見えない。

何が大事なのかさっぱりわからなかった。

「時間」って・・・いったい何・・・(・・?

そんなときに飛び込んできた言葉(解答)。

「時間とは感情である」

まるでカリオストロの城のラスト、クラリスになった心境。

 怪盗 ・・・┌|∵|┘えっほえっほ

かつてアインシュタインが言ってたように。

「美しい女性を目の前にしたとき、あっという間に時間が過ぎる」
「一方で、火の中に手をかざしたら、一瞬も永遠に感じるだろう」

そんな内容だったと思う。

はじめ耳にしたときは、単なるロマンチストだと思ったっけ。

でも、今更ながら、流石はアインシュタインだと感心する。

・・・光よりも速い物質が見つかったとか。

さて相対性理論はどうなることやら・・・なんて想いにふける。

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独りになってみてわかったこと。

「独りなら、生活上、時計は必要ない」

時計は、自分以外の誰か(何か)とタイミングを合わせる為にある。

 学校や仕事だったり。
 誰かとの待ち合わせだったり。
 テレビ番組の録画だったり。
 スポーツ観戦だったり。

時間が重要になるのは、自分以外の何かと関わるときだ。

他との関わりを必要としないなら、時計は不要。

 アクセサリー、オシャレも独りだとつまらない。

健康の為に規則正しい生活のリズムが大事だと言うけれど。
地球上であれば、太陽さえあれば困ることはない。

そんなことは前から知ってたけれど、
当時は、他人のために時計があるのかと思ってた。

時計は外したら心が軽くなったし。

でも、本当にところは、たぶん、ちょっと違ってるのかもしれない。

タイミングを合わせるのは、たぶん、時刻じゃないだろうし。

大切な誰かと心を合わせるために、時計はあるのかもしれない。

頭ではわかっていても、まだ心が納得してくれない。

そんな自分は子どもだと思った。

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「時間に追われる」

時間に追われてるわけではなく、忙しい、心が慌しい状態。

目の前の事に心が囚われている様子、気持ちの問題?

これも「感情」が関係しているのだと思う。

似たような言葉に「時間がない」なんてのもある。

本当に「ない」のは「時間」なのだろうか?

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「時間をつぶす」

無意識に使っている自分がいた。

嫌いな言葉のひとつだ。

大切な「何か」を捨ててる感じがするからだろう。

独りでするオンラインゲーム(ネトゲ)はつまらなかった。

でも、なぜかやってしまう。

いったいボクは何を探しているのだろう?

「探し物はなんですか♪ 見つけにくいものですか♪」

斉藤由貴さんの軽快な声が聞こえてくるようだ。

作詞&作曲した井上陽水さんは何を想って創ったのだろうか。

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時間をテーマにした言葉はたくさんある。

「時間をかける」 「時間を費やす」 「時間を惜しむ」 「時間を守る」 「時間にうるさい」 「時間にルーズ」 「時は金なり」 「時の流れ」 ・・・などなと、あげたらキリがない。

わかったようでわからなかった言葉たち。

そんなときふと・・・

「時間」を「感情(心/気持ち)」と読み替えてみる。

なんか、今までモヤモヤしてたものが、すっきりとした。

言葉がじんわりと、心に沁みてくるよーな気がする。

言葉って、面白い。

他人に好かれなくてもいい。

でも、せめて自分くらいは自分を好きでいたい。