【健康】加温生活〜正しく体を温めることは健康につながる／ヒートショックプロテイン〜世界一受けたい授業(2011年2月5日放送)
世界一受けたい授業
2011年2月5日(土) 19:56-
メモ書き。
【３時限目】保健体育
今こそやっておきたい加温生活！
あなたを健康へと導く新発見！“ヒートショックプロテイン”
加温生活の第一人者 伊藤要子先生
(愛知医科大学准教授)
| 加温生活 「ヒートショックプロテイン」があなたを健康にする 著者：伊藤要子 単行本：191ページ 出版社:：マガジンハウス 発売日：2010/11/18 価格：1,470円 ヒートショックプロテイン研究＆マイルド加温療法の第一人者、バンダナ先生が教えてくれる週2回「体に熱を加える」新しい健康法。加温すると体温が一時的に上がりヒートショックプロテインが体内増加、この方法を「マイルド加温療法」といい、すでに医療現場でも導入され、癌治療や腎不全、糖尿病、鬱病にも効果があることがわかってきました。ちょっとだけ普段の入浴を変えてヒートショックプロテインを増やすだけで、健やかな毎日を過ごせることでしょう。 |
あなたの体は冷えてませんか？ 体温が低いと 色んな病気を引き起こし、体に悪影響をおよぼす可能性が！ ※低体温と冷え性は違います
近年 食生活の変化や生活習慣の乱れなどが原因の「低体温」が問題視されています。 低体温は体の代謝のスピードを遅くし、疲れやすくなり さらには免疫力が低下し(落ち)、風邪などの病気にかかりやすくなると言われています。
そんな中 最近注目されているのが「加温生活」。 正しく体を温めることは 私たちの健康につながると言われているんです。 特に最近クローズアップされているのが 「ヒートショックプロテイン」・・・熱・負荷・たんぱく質・・・熱による負荷で生まれるたんぱく質です。
体内で作られるヒートショックプロテインは、傷ついた部分を治してくれる万能たんぱく質と言われているのです。
そんな“ヒートショックプロテイン”研究の第一人者が 伊藤要子先生
先生は言います 「体に熱でショックを与えると最強の鎧ができる」と。
地球はねすごい温暖化で暖かくなっているんですけど ヾ(- -;)ｿｳｶ?
人の体は非常に体温が低くなってきているのですね
低体温というのは 免疫力低下、特にこの冬 インフルエンザ ノロウイルスとか 風邪にもなりやすい、低体温の人はいろんな病気にかかりやすいと言えると思います、代謝の盛んな子どもでさえも 37度あるって子は少ないのです、最近は女性だけじゃなくて 男性にも低体温が多くなってきている、体を温める加温生活を勧めていらっしゃるということですね
■「ヒートショックプロテイン」 その驚きの効果とは？
試験管に卵の卵白を生理食塩水で10倍に薄めた液が入っています。
片方の卵白に「ヒートショックプロテイン」を加えます。
両方を80℃に熱したお湯の中に入れると・・・(卵白はお湯で茹でると白くなる)・・・
卵白だけの方は白く濁りますが、「ヒートショックプロテイン」を加えた方はほぼ透明、固まりませんでした。
熱を食らえると普通のたんぱく質は固まるのですが、「ヒートショックプロテイン」はそれを防いでくれます (え？だから？その何がいいの？) 体内のたんぱく質が外からの影響を受けない？ようにしてくれる効果があります。
私たちの体の約60％は水分で、それ以外はほとんど(先ほどの卵と同じような)たんぱく質で構成されています。 怪我や病気、筋肉痛など 体の中で起こる異常は たんぱく質の異常とも言えます。 病気になって傷ついたたんぱく質です。 傷ついたたんぱく質を修理するのも 実はたんぱく質、このお医者さんのような役割をするのが「ヒートショックプロテイン」。 やっぱり一人より大勢いた方が心強いですよね・・・
お疲れ様です^^ 次の公演は14：00からですね。 了解しました！ ヾ(- -;)
■「ヒートショックプロテイン」を増やす 驚きの方法とは！？
「ヒートショックプロテイン」を増やすにはどうしたらいいか？ それは熱による負荷を与えると増やすことが出来るのです。 「ヒートショックプロテイン」は体温が上がった時に増えると言われています。
平均体温と今日の体温の差をチェック！ 体重を気にするのですけど なかなか体温までは気にしませんもんね。
体重だけでなく体温も気にすることが重要！！ ズババン
OMRON けんおんくんミミ 耳式体温計 MC-510 最短1秒で検温！使いやすい手のひらサイズ。お子様にもやさしい耳で測る体温計。「ぴったりセンシング機能」搭載で、鼓膜の方向が分かりづらいときも安心。 |
安全で簡単で効果的に増やすには「入浴」が良いです。 しかし、ただお風呂に入る・・・という訳ではありません！ (ん？) → 理論に基づいた Heat Shock Protein 入浴法
■HSP入浴法の手順とは？
１．42℃のお湯に10分間入浴します(少し熱め)
(合計10分、途中休憩を入れてもOK)
(熱いなら、41℃15分、40℃20分でもOK)
(蓋を閉めると効果的)
２．湯上り後には毛布やサウナスーツなどを着て保温します。
(保温：15分〜20分)
※汗が出ますので水分補給も忘れないように。
入浴したら5分くらいから体温が上がる感じがし、凄い力が出てきそうになります。 大体 体温が2℃くらい上昇しますので、「ヒートショックプロテイン」が増えると考えられています。 入浴から2日目がピークとなります
■HSP入浴法の効果を確認
本当に「ヒートショックプロテイン」は増えるているのか？ HPS入力法の効果を２つの方法で確認。
１．血液検査、HSP入浴法の前後で血液を採取し量を比較
２．運動能力テスト、体内に増えると疲労しにくくなります、運動能力がアップします。 HSP入浴法の前後で 運動後(2,000mを走る)の乳酸値(疲労の目安)を比較しました。
※HPS入浴法を行う前の
※「ヒートショックプロテイン」の値を100、乳酸値を22.1
このヒートショックプロテインが最大値とあなるピークのタイミングを狙って比較しました。
結果：
ヒートショックプロテインの値 100→126 (結構良い値に増加した)
続いて2000m走ったあとの乳酸値 22.1→1.6 (ほとんど疲労を感じない)
入浴前は1500までは疲労も少ないが2000にかけてグッと上昇、入浴後は2000まででも殆ど上昇なし、疲労が感じられない。
※HPS入浴法前(青)と後(赤)と乳酸値(疲労の目安)の変化
恐らくあと500か1000走ると疲労してきてグッとあがると考えられる。 持続能力がアップした、運動能力がアップしたと言えます。
■HSP入浴法の効果の持続性
入浴から２日後をピークに１〜４日くらいまでですね。
１週間後には元に戻ります
この入浴法を毎日続ければ体調もよくなるの？
いやそんな事もなくてですね、
このHSP入浴法は週２回がベストです
HPS入浴法以外の日は
ぬるめのお風呂とか カラスの行水でも構いません
連続入浴を４〜５週間続けますと慣れが出てきて
HSPが下がってきてしまいます
月曜日にHSPを高くして元気に出勤・通学しようとしたら、その２日前の土曜日にHSP入浴法を行い・・・落ちかけた水曜日に、またHPS入浴法で入れば、週末も元気に過ごせる…と。
１週間 HSPが比較的高くて元気良く過ごせるという事です
是非、お試しアレ！
【１時限目】科学
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次回の「世界一受けたい授業」は・・・
え？ みそ汁＋ヨーグルト！？
