自民党が主張する「国軍」ができて得られるもの?失うもの?

次の衆議院総選挙の結果しだいでは憲法改正されそうで怖い。

その主犯格は、自民党維新の会

選挙後に自民と連立「全くない」 松井・維新幹事長朝日新聞デジタル 2012年12月5日18時48分

 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は5日の会見で、衆院選後の自民党との連立について「全くありません」と否定した。一方、「野党はいつも政局を絡める。(維新は)そういうことにはならない」と憲法改正など一致する政策で協力する意向を示した。

 自民党との連立については石原慎太郎代表が4日に「できると思う」と前向きな考えを表明したが、松井氏は「政策実現のための枠組みということで、連立で内閣に入ることは代表は考えていない」と説明。「国土強靱(きょうじん)化」など公共事業を推進する自民党の政策を「古いばらまき」と批判し、「自民党と(政策は)すべて一緒ではない。政権に入れば賛成になる。それは無理だ」と述べた。

 松井氏の発言には衆院選に加え、来夏に参院選もあるため、自民党と一定の距離を保ち批判票を取り込む狙いもあるとみられる。

連立はない。 でも、憲法改正なら手を貸せる!?

半世紀周期で、歴史は繰り返されるって言うけれど…さあ。

大阪都構想のための憲法改正なら、大いに賛成する。
でも、憲法9条に関しては、そのままであってほしい。
でないと、ボクの中の日本人としての誇りが失われてしまう。
日本を嫌いになるかもしれない。

自民党の安倍総裁は「日本人が弱い」と感じてるようだ。
維新の石原代表も、橋下氏も、他にもいるだろうか。 なぜ?
それは果たして憲法9条を変えることで解消されるのだろうか?
疑問が残る。

憲法9条を変えることで、確かに得るものはあるだろう。
でも、失うものも確実にある。 それは何だろうか?
彼らの口から、その話を聞いてみたたい。

日本は、またしても、大国の圧力に負けた。 そんな印象。

まあ、ここら辺は、例の田母神氏の影響なんですかねえ。

彼の言う「普通の国」って言葉に違和感を覚える。
どこか考え方が古風って印象。

自民党公明党と連立を組みたいと宣言していた。
だから、憲法改正に関しては公明党を置き去りにする算段だろう。
それがわかっていて公明党自民党と連立を組むというのなら、
公明党も、結局建前だけの反対ってことになるんだろうね。

ま、実際、国民の半数の賛成が必要って話があるから。
今のところは大丈夫だろう。
セット販売、抱き合わせにならない限りは…。

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ふと、思い浮かんだこと。

財務省を悪者にしたがっているのは、誰?」

もしかすると、防衛省なのかもしれない。←妄想^^

自民党政権下で、防衛庁はいつのまにか防衛省になってたし。
直前にあの不祥事があったにもかかわらず…だ。
あの強引な昇格があってから、防衛省には違和感を感じている。

自民党の、例の取り戻すキャンペーン。 ふるさとを、取り戻す。 経済を、取り戻す。 教育を、取り戻す。 外交を、取り戻す。 安心を、取り戻す。 日本を、取り戻す!? 
一番取り戻したいのは、政権じゃなくて?

自民党は、以前とどこら辺が変わったのだろう?
今のところ、まったく見えてこない。

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橋下降しが、勢いを増している? (誰が先導してるんでしょうね)
ここら辺は、まあ、予想通り。

核保有、企業・団体献金容認…なんでもあり 暴走老人に引きずられる橋下維新の行く末週刊朝日 2012年12月07日号配信掲載

 日本維新の会が暴走老人に引きずられ、“変節”している。橋下徹代表代行はかつて「政策が完全一致した集団」と誇っていたが、石原慎太郎東京都知事を新代表に迎えた途端、「核保有」から「企業・団体献金容認」までぶち上げる。制御不能の第三極はどこへいくのか。
 維新関係者の間で「御大(おんたい)」と呼ばれる石原氏は、田中真紀子文科相が名付けた「暴走老人」というニックネームを存外気に入っているようだ。
「真紀子もうまいこと言うね。僕はまさに暴走老人なんだけど、なぜ暴走しなければならなかったのか? 一緒に考えてほしい」
 石原氏は11月17日、大阪で維新の面々にこうあいさつした。その暴走ぶりは、橋下氏も想定外だったようで、四苦八苦している。
 20日に日本外国特派員協会で講演した石原氏は、尖閣諸島をめぐって対立する中国への対応に関し、「個人の考え」と前置きしつつも、こうぶち上げた。
「日本はね、核兵器保有)に関するシミュレーションぐらいやったらいいよ。これが外交上、一つの抑止力になる」
 橋下氏は以前から「核保有を目指すと公言することは、日本維新の会ではあってはならない」とクギを刺してきたが、核保有のシミュレーション実施が持論の御大に、あっさり突破されてしまった。
 維新内部にも、この暴走発言を不安視する声はある。
「橋下さんと松井一郎幹事長は右傾化で支持率アップを狙っているようだが、議員の多くは本当にやばいと感じている。選挙後どうなるか、心配だ」(国会議員)
 それだけではない。
 「橋下独裁」だったころの維新は、党綱領の維新八策を“踏み絵”とし、合流希望の国会議員らに100%の賛同を求めてきた。ところが、石原氏がトップに就くやいなや、「企業・団体献金禁止」や「脱原発」といった看板政策が次々と消えるジレンマに陥った。
 企業・団体献金禁止が腰砕けになった理由を聞かれた平沼赳夫日本維新の会国会議員団代表(旧太陽の党共同代表)は、
「石原代表は『企業・団体献金を禁止するなら、まず、労働組合献金を禁止すべきだ』という筋論を言っており、(大阪も)採り入れざるを得なかったと思う」
 と淡々と述べた。維新の別の国会議員も言う。
「もともと企業・団体献金禁止には維新内部でも反対意見が多かった。地方はともかく国会議員になれば、選挙でカネがかかりますからね。それでも橋下さんたちが押し切って決めましたが、石原さんたちに諭され、折れざるを得なかったんでしょう」
 維新は脱原発を巡っても二転三転している。公約素案に「既存原発の2030年代までの全廃」を掲げていたが、推進派の旧太陽との政策合意で「脱原発」の文字は消えてしまった。しかし、党内外から「政策抜きの野合」と批判を浴びると一転、「脱原発依存」の文字だけは入れることになった。別の所属議員が苦笑しながら語る。
「太陽との合流で、本来なら自民党から花束をもらって引退するようなおじいちゃんたちが維新の候補者になってしまったが、仕方がない。橋下さんの一枚看板では限界があった。田舎に行けば、橋下さんの信頼度は、タレント出身の東国原英夫前宮崎県知事と同レベル。やはり、石原御大のネームバリューは大きいんですよ」
 かくも強烈な暴走老人が引っかき回しているのは、維新内部だけではない。
 維新からつまはじきにされた減税日本河村たかし名古屋市長は22日、亀井静香国民新党代表らと新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」を立ち上げると発表した。河村氏はこれまでの曲折を本誌にぶちまけた。
「信じられんことが起こるもんだ。慎太郎さんから『一緒にやるぞ。維新側からかなり言われていて、きついところもあるが任せてほしい』と言うんで一任したら、白紙だぎゃ。維新の松井さんとはずっと話をしとって、『うちは増税、河村さんは減税で組めん』と言われていた。でも、大学の大先輩の慎太郎さんから『何とかする』と言われれば、誰でも信じますよ」
 しかしその後、石原氏から直接連絡はなく、減税日本との合流構想について記者団に聞かれた石原氏が、「党名がよくない。粗雑だ」と語る映像がニュース番組で繰り返し流れた。破局が決定的になったのは20日、東京・赤坂にある旧太陽の党事務所で石原、平沼両氏らと会談したときだった。
「慎太郎さんに『亀井さんに誘われております。そういう道もあります』と仁義を切りました。第三極が大きくまとまればという思いは、今も変わりゃぁ〜せん。維新も威張ってばかりではいかんですよ」(河村氏)
 今後は反増税・反TPP・脱原発で一致できる小沢一郎代表の「国民の生活が第一」や、「みどりの風」(谷岡郁子共同代表)などとの連携を探るという。
 齢80になる御大の暴走と維新の変節ぶりに、選挙協力に乗り出すはずだったみんなの党も引き気味だ。
 橋下氏は23日、出演したテレビ番組で、みんなの党渡辺喜美代表に選挙前の合流を呼びかけた。
「選挙区調整は、最後はじゃんけんで決めてもいい」
 だが、渡辺氏は「旧太陽の方々と一緒だと、合流することは難しい」とつれなかった。
 次期衆院選で両党の候補者が競合する選挙区は21もある(24日時点)。みんなの党幹部は強く憤る。
「松井さんが、各県の1区に維新の候補を立てなければ比例票が取れないと譲らず、選挙区調整交渉は怒鳴り合いになっている。東日本はうちに譲るはずだったのに、太陽が割り込み、グチャグチャになった。橋下さんはじゃんけんで決めればいいなんて言っているが、冗談じゃない。こちらは1年前から事務所などを準備している。昨日今日に擁立した維新と一緒にしてもらいたくない」
 即席で擁立した候補者に対する不安は、当の維新側もぬぐえないようだ。
「これまで維新=橋下のイメージだったが、候補者が決まると、その選挙区ではその人が維新を代表することになる。新人候補が大半で、選挙管理委員会政治団体の届け出をする方法も知らなければ、秘書を雇うノウハウもない。僕たちが出張し、付きっきりで教えるにも限界がある。下手をすれば、近畿以外の新人候補は小選挙区で全滅する恐れがある」(選対関係者)
 岡田克也副総理はこうした維新のドタバタぶりを、
「政策はちゃんぽん、候補者はじゃんけん。ちょっとひどいのではないか」と評した。
 橋下氏は3連休中、大阪・梅田などで街頭演説を行ったが、「昨年の大阪市長と府知事のW選挙のときの熱気がないので心配です」(維新の地方議員)という。
 一方、連休の中日となった24日昼、2大政党の党首も街頭に立った。
 野田佳彦首相が「第一声」に選んだのは東京23区にある小田急多摩センター駅前。
「これまで民主党金城湯池だった多摩地区が、事前の情勢調査では壊滅状態だった。そこで、まず足元から固め直そうということになった」(民主党関係者)
 力を込めたのは、十八番となった世襲批判だ。
世襲議員が跳梁跋扈するような政党は、政治改革を前に進めるはずがない」
自民党=古い政党」と印象づけるため、徹底的にこき下ろした。
 苦戦必至の衆院選で、民主党が打てるリカバリーショットは、党首討論自民党安倍晋三総裁に圧勝した野田首相の「声聞かせ公演」しかない。
 選対委員長の鉢呂吉雄経産相はこう力説する。
「首相が前面に立った選挙にする。落ち着きや安定感を示し、安倍さんとどちらが総理にふさわしいかを問いたい。維新のようなパフォーマンス型の政治とも違うところを強調したい」
 もっとも、与党としてアピールできる実績が乏しいため、苦肉の策で、首相の演説という「空中戦」に頼らざるを得ないのが実情だ。
 選挙戦の争点の一つであるTPPにしても、党内の意見は一致していない。21日には慎重論者の親玉、鹿野道彦農水相が、北海道選出の小平忠正国家公安委員長とひそかに会談。「閣僚懇談会でも話が出ない」とぼやく小平氏と携帯電話の番号を交換し、「しっかり連携していこう」と誓い合った。小平氏はさっそく翌日の閣議後会見で「TPPには反対だ」と明言した。
 党のマニフェストとは別に、個人的なマニフェストを作って戦おうとしている候補者も少なくない。
「公認を得るために『党の方針に従う』と書いた誓約書を提出したが、選挙は勝手にやらせてもらう。欲しいのは公認と連合の支援だけだ。党をこれだけ割り続けてきた執行部こそ、責任を取るべきだ」(中堅議員)
 野田首相がちょうど演説を行っているころ、安倍氏も、東京18区のJR吉祥寺駅前で街頭に立った。ここは菅直人前首相の地元で、自民党が重点選挙区にしている。安倍氏はこう訴えた。
「菅政権は、尖閣での中国漁船問題で船長釈放を判断したのは那覇地検だと責任転嫁した。いま尖閣は何回も何回も中国船によって領海侵犯されている」
 自民党関係者は、対決姿勢を鮮明にする。
世襲議員じゃない菅さんは、政治家としてどうだったのか。世襲批判には、世襲批判返しで対抗する」
 党首討論で押し込まれた安倍氏は、21日に政権公約を発表。憲法を改正して自衛隊国防軍にすることや、憲法の解釈変更による集団的自衛権の容認、日銀法改正によるインフレ政策の推進など、「安倍カラー」を前面に打ち出した。
 しかし、翌日には友党の公明党から「国防軍や日銀法改正? 冗談じゃない」(関係者)などと異論が噴出。側近議員も不安を募らせる。
「安倍さんは政権を取った後にどうするか、もう少し慎重に考えたほうがいい。今は選挙で高揚しているから仕方ないが……」
 第三極だけでなく、既成政党もふらつくなか、公示日となる12月4日が刻々と迫っている。

ま、確かにね。
元気なじいちゃんに、滅茶苦茶にかき乱されていて笑える。
「サイボーグじいちゃんG」を思い出してしまう。
いつものことだけど、それにしても、暴走老人は言い過ぎっしょ。

名づけの親は、田中真紀子文科相なのか…なるほど^^;

「政策はちゃんぽん、候補者はじゃんけん」も、面白かった。
岡田副総理はうまいこと言ったつもりなのかもしれない。
でも、結局、民主党がそんな感じに見えるんだよね。

良くも悪くも、話題になれば認知度も上がる。
AKB48のそれのように…。
維新は既存の政党と違って、その点が抜きん出ている。

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原発、消費税、TPPなんて話は、各党の政策をみればわかる。
そして、情勢でコロコロと変わってくるし、話すだけ時間の無駄?
それに、個人的な繋がりがみえにくいって話もあるしね。
なんかね、聞いててもピンとこないんです。
だから、ぶっちゃけ、どうでもいいんです。

政治家に聞きたいのは、細かい政策じゃありません。
彼らの想いを語って欲しい。

あなたの夢はなんですか?
どんな将来像を描いてますか?
そして、日本をどうしたいんですか?

ネガティブキャンペーンだけでは、何も伝わってきませんよ。

衆議院選挙2012(マニフェスト(選挙公約)比較