オリンピックが終わった。日本が終わった。

御盆に入ったからだろうか、見知らぬナンバーの車が目につくようになってきた。帰省ラッシュ、日本の夏。今朝は一段と蒸し暑かった。

今朝はロンドンオリンピック閉会式のようだ。ボクシングの村田に続き、レスリングでも米原が金メダルを獲得した。決勝戦を見ていたが、相手を抱え上げて見事な勝利だった。メダル数でアテネを上回ったこともあり、マスコミたちがこぞって騒ぎ立てお祝いムードになってた。

一方、期待していた男子マラソンは、安定した走りの仲本が本領を発揮して、目標としていた入賞を果たした。4位と僅差の6位だっただけに惜しかった。藤原は3周目から崩れだし、最後は山本にまで抜かれて45位でフィニッシュした。脚を引きずっていたようだから、どこか痛めたのかもしれない。残念。日本の厚い皮はまだ剥けないようだ。

そういえば、男子サッカー日韓戦が終わった後に、韓国選手の1人が竹島のアピールをしたことが問題になっていた。政治事ではないとかばってはいたが、記者会見にその選手の姿はなかった。オリンピックに争い事の種を持ち出すこと以上に、負かした相手への配慮に欠ける恥ずべき行為だ。ただ、そんな感情の原因を作ってしまったのはかつての日本の姿なのかと思うと、とても哀れで痛ましく見えた。彼らの心にも平和の旗が広がり、本当の意味でスポーツを楽しめる日がくることを心から願うばかりです。

大学生の頃に、友人と韓国に旅行したとき、沢山の美味しい食べ物に出合い、沢山の心優しい人に出逢い、歴史ある文化に触れてきた。そんな中、とある立派な建物で歴史的展示物を見ていた時に、地元テレビの取材を受けたことがある。日本人が韓国の歴史に興味を示すことが珍しかったのだろうか。

コチラが関心を示せば、アチラも興味を持ってくれる。逆にコチラが毛嫌いするから、アチラも反発してくるのかも。お互いに似た者同士?合わせ鏡の関係にあるのかもしれない。最近では連日のように韓国ドラマが放映されるようになった。極端な変化で戸惑っている人も多いことだろう。ウザいと感じることだって多い。その一人一人の感情の中に平和の種が眠っているのかもしれない。


ズルズルと 引き延ばされる 選挙かな

それはあたなたちじゃなくてもできることだ