消費増税を巡る野党の問責決議案の提出。追い込まれているのは民主党ではなく自民党に見えた。

ボールを握っているのは民主党ではなく自民党。なぜオタオタするの必要があるのだろうか？今までの官僚主導の政治と決別する覚悟を国民に示せるかが自民党に求められているように見えた。若手議員らは勘づいているようだが…幹部たちは何も見えてないようだ。モドカシイだろうよ。

自民党の揺さぶりにまったく動じる気配がない与党。民主党はよくわかっている。ボールの返球を待っていればよいのだから、今のところ動く必要はない。ボールを握らされてしまったがまったく自覚がない自民党幹部たちは混乱するばかり。主導権を握っている筈なのに、弱みを見透かされているのか何もできないでいる。消費増税にしがみつく限り、自民党の方が「中小」とバカにしていた野党の一員に、自らがなってしまうよ。とか言ってみる。今の日本を支えてる人たちは誰なんだろうね。

経団連のいうがままに消費増税しても、日本の経済は維持することですら難しそうだ。一部の大手の都合がよいように動いてるから仕方がないか。増税しても全額が社会保障費に使われるわけないじゃん。使われたとしても、今までのが他に転用されるだけ。見える化されてないんだから、やり方はいくらでもある。

日本を引っ張っていく新しい産業を育ててつつ、メタボ体質を改善しない限り、長続きはしない。誰もがわかっているはずなのに、目の前にぶら下がったニンジン以外が見えなくなってる感じ。先が見えないで走ってるノダから恐ろしい。

野党が団結して、お盆前に問責決議案を出したのは良かった。さて、自民党はどうするのか？また勘違いしたままズルズルいくのか。頭がキレそうな若手たちから造反がでるのか。それとも、大きな決断をするのか。覚悟が問われてる。

今のところ、彼の思惑通りに動いてるようで、ニヤニヤ顔が見え隠れしてるようです。

さて、サッカーでも見るかな。おやすみなさい。