2012ロンドン五輪なでしこ決勝へ!フランスに2-1で勝利。

日本女子サッカーなでしこジャパンが、ロンドンオリンピック準決勝でフランスに2-1で勝利し、決勝へコマを進めた。決勝戦は日本時間で10日、対戦相手はアメリカに決まったようだ。相手にとって不足はない。想定通り。カナダと延長戦ってのは想定外。つけ込む隙はある!?

フランス戦を見ると、最後まで猛攻に耐え続け、よく勝てたなあという印象。1点差に詰められた直後にPKになった時は、もうダメかと思った。緊張したのか相手がミスしたお陰で、その後もなんとか切り抜けられた。とにかく、キーパーの福元が素晴らしかった。

日本の得点は両方ともセットプレーから。スピルバーグ・のりおマジック炸裂だろうか。相手が苦手にしてたとのことだし、事前にみっちり練習していた感じ。少ないチャンスをしっかり得点できたのが大きかった。最後のカウンターも惜しかった。

そうそう。先取点、大儀見の得点シーンは相手のオウンゴールに見えた。宮間のフリーキックをキーパーが弾いた後に、ディフェンダーに当たってそのままゴール。大儀見がボールに触ったのは、ボールがゴールラインを割って、相手ディフェンダーがクリアした直後に押し込んだとき。その前は空振っているように見えた。まあ、どっちでもいいんだけど。最後まで諦めずに、気合いで押し込んでくれたあのプレーは見ていて気持ち良かった。こういう所が勝敗を分けるのだろう。

今回の試合では、なでしこの守備の脆さが出た。左サイドが弱そうに見えた。クリアミスもあったし。また今回の選手交代はワンパターンで微妙だった。特に安藤はプレーに精彩を欠いていた。調子が悪かったのかもしれないが、気合いというかキレというか覇気が感じられなかった。決勝戦ではもっと活きがいい選手を入れるなどして、試合の流れを引き寄せるような交代をしてもらいたい。

懸念があるとすれば、インタビューで佐々木監督が自ら負けフラグを立ててしまったことだ。「戦術は話せません」、負けたフランスの選手も日本戦の前に言っていたセリフ…。そこは「あとは全力でヤるだけです」などのように言うべきだった。勘がハズレてくれることを願う。

女子サッカーは男子サッカーと比べると観客がガラガラだった。まだまだコレからの競技なのだろう。金メダルの有無は日本女子サッカーの未来を大きく左右するだけに、なにがなんでも勝ち取って欲しい。

今夜は男子サッカー。韓国が残っているのが不気味。地元イギリスにPKで勝ったようだ。もしかして、アジア勢同士の決勝戦になったりしてね。。。順当にいったらブラジルだろう。その前に、まずはメキシコ戦。44年前の因縁の相手。簡単に勝てる相手ではない。ブックメーカーでの賭け率は五分五分。スペイン戦での勝利と、無失点が続く守備陣のお陰だろうか。永井は絶望的のようだ。日本の試練は続く。ここまできたら、あとは勝ちたいという気持ちだけ。頑張れ!ニッポン!侍ジャパン

そして、消費増税の成立阻止と、解散総選挙を!オリンピック景気を期待して引き延ばしを図ってるのがねェ。そして、原発イジメ(被爆隠し)に頼らない政策を、諦めずに模索し続けてください。将来の日本に安心を届けるためにも。