小沢新党”国民の生活が第一”を応援するよ、今のところは。

小沢一郎氏がようやく新党を立ち上げたそうだ。

党名は「国民の生活が第一」 小沢新党49人で旗揚げ日本経済新聞 2012/7/11 18:11

 消費増税に反対し民主党を離れた小沢一郎民主党元代表らは11日夕、新党「国民の生活が第一」を旗揚げした。都内の憲政記念館で結成大会を開き、小沢代表を正式に選任。党綱領を承認し、消費増税関連法案を撤回させ「脱原発」の方向性を鮮明にする方針も確認した。

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 結党大会には衆参47人の議員が参加。事前に連絡して欠席した2人をあわせ、49人での旗揚げとなった。小沢代表と東祥三幹事長は大会後に記者会見し、新党結党の目的などを発表した。

 小沢代表や東氏は6月26日の消費増税関連法案の衆院採決で反対票を投じ、民主党から除名処分を受けた。既に衆参両院で「国民の生活が第一」という新会派を発足させており、衆院では新党きづな統一会派を組む方針だ。

小沢新党、旗揚げ 党名は「国民の生活が第一」中国新聞 '12/7/11

 民主党を除名された小沢一郎元代表と支持グループ議員は11日夕、新党「国民の生活が第一」の結党大会を都内の憲政記念館で開き、旗揚げした。参加は、民主党で消費税増税法案に反対した衆院議員37人と離党した参院議員12人の計49人。党代表には小沢氏が就任、選対委員長を兼務する。次期衆院選をにらみ反増税勢力の結集を図り、地域政党との協力関係の構築を目指す。

 反増税を掲げる新党の誕生により、民主党分裂を招いた野田佳彦首相の政権運営が一層厳しくなるのは必至だ。

 新党は党名の「国民の生活が第一」を基本理念に掲げ、消費税増税の先行反対や脱原発を訴える方針。小沢氏は大会で「政権交代の原点に立ち返り政策を国民に示し、実現するために新党を立ち上げた」と強調した。

 小沢氏らは既に衆参両院で会派「国民の生活が第一」を結成した。衆院では第3勢力で、小沢氏に近い議員による新党きづな9人との統一会派を近く結成する。参院は第4勢力となっている。

 政策面では、消費税増税前の徹底した行財政改革実施や、財政出動による5年以内のデフレ脱却を重点政策とし、環太平洋連携協定(TPP)反対も打ち出す方向だ。

 反増税を主張する河村たかし名古屋市長のほか、大村秀章愛知県知事とも接触橋下徹大阪市長との連携も探っている。

「国民の生活が第一」が結党=小沢代表、増税阻止へ行動―49人参加、衆院第3勢力時事通信 7月11日(水)18時16分配信

 消費増税関連法案の衆院採決で反対し、民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らは11日夕、憲政記念館で新党の結党大会を開いた。代表に小沢氏が就任し、新党名は「国民の生活が第一」と決まった。小沢氏は「一体改革に名を借りた消費増税法案を撤回させるべく行動していく」と述べ、増税阻止へ決意を表明した。
 新党には衆院議員37人、参院議員12人の計49人が参加。衆院では民主、自民両党に次ぐ第3勢力に、参院では民主、自民、公明各党に次ぐ第4勢力となった。衆院では9議席を持つ新党きづな統一会派を結成する方向だ。次期衆院選を見据え、小沢氏は選挙対策委員長を兼務。橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」など地域政党との連携を視野に入れているが、実現への見通しは立っていない。
 結党大会では、代表代行に山岡賢次国家公安委員長、幹事長に東祥三内閣府副大臣国対委員長鈴木克昌元総務副大臣を充てるなど幹部人事も承認。「自立と共生」の理念の下で国民、地域、国家の主権を確立するなどとした党の綱領も決定した。
 党名の「国民の生活が第一」は、民主党政権交代を果たした2009年衆院選の際のスローガン。小沢氏はあいさつで「自民、公明両党と3党合意という野合を結び、国民との約束をほごにして消費増税法案の採決を強行した」と野田佳彦首相を批判。「地域主権を確立するための行財政改革や、スケジュール感を持ったデフレ経済対策を提示していく」と訴え、エネルギー政策では「脱原発」を目指す方針を強調した。

増税反対を明確に打ち出し、与党を離党したという点においては賛成。

他を明確に”増税反対を中核”に打ち出してる政党がないしね。

今のところ、この新党”「国民の生活が第一」を”応援するつもりだ。

言ってることはまともだった。 いつものごとく?

これから問題になるのは、”立派な政策”ではなく、やりぬく覚悟だろう。

いくら良い政策を掲げても、実現できなければ宝の持ち腐れ。
現・民主党がそうだったように。
結局のところ、財界という大きな渦に飲まれてしまった。
野田総理はやりぬく覚悟では尊敬に値する。
でも、方向性ではNOだ。
国の財政を立て直しが先行しすぎてて、国民の不安は後回しになっている。
玄葉外務大臣が中国の楊外相と会談したが、対応が今までどおり・・・
尖閣諸島を買うと野田総理自らが宣言しておき、現場は何も変わらない。
このズレが、ボクの目にはイミフに映る。
何がしたいのかさっぱりわからない。
以前の自民党時代の”玉虫色”な政治が色濃く出てしまっている。

日中外相 尖閣問題は議論平行線NHK 2012年7月11日 19時19分

カンボジアを訪れている玄葉外務大臣は、中国の楊外相と会談し、政府が沖縄の尖閣諸島を国有化するため地権者と交渉を進めていることについて、「平和かつ安定的に維持管理するためだ」と説明したのに対し、楊外相は反発し、議論は平行線に終わりました。

カンボジアの首都プノンペンで開かれている、ASEAN東南アジア諸国連合の一連の外相会議に出席している玄葉外務大臣は、日本時間の11日夕方、中国の楊潔*チ外相と、1時間近く会談しました。冒頭、玄葉外相が「中国は重要なパートナ−であり、戦略的互恵関係を深化させたいが、両国間の課題については率直に意見交換したい」と述べたのに対し、楊外相は「両国の関係をいかに守り、推進するかについて意見交換したい」と応じました。
そして、玄葉大臣は、11日早く、尖閣諸島の沖合で中国の漁業監視船3隻が日本の領海に相次いで入ったことに抗議しました。
そのうえで、玄葉大臣は、政府が尖閣諸島を国有化するため島を買い取りたいとして地権者と交渉を進めていることについて、「日本固有の領土であり、領有権問題は存在しない。平和かつ安定的に維持管理することが重要だ」と述べました。
これに対し、楊外相は、尖閣諸島は中国固有の領土だと主張して反発したということで、議論は平行線に終わりました。
一方、南シナ海の島々を巡る、中国と、フィリピンやベトナムなどとの間の領有権問題について、玄葉大臣が「国際法にのっとって平和的に解決することが必要だ」と述べたのに対し、楊外相は、当事国の間で解決すべき問題だという認識を示しました。
会談のあと、玄葉大臣は記者団に対し、「尖閣諸島を巡る問題については、日本の基本的な立場を改めて述べたうえで、この問題が日中関係の大局に影響を与えないよう冷静に対応していくことが重要だと伝えた」と述べました。
*「チ」は竹かんむりに褫のつくり

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掲げた政策をやりぬくために必要なことは、柱を1本建てること。

そのためにも、絶対に譲れない”何か”を持つことだろう。

橋下大阪市長の”大阪都構想”のような。

小沢氏の場合は何だろうか? 今のところ、まだ見えてこない。

「総理大臣になりたい」なら、それでもいい。

小沢氏は、今までは自らが表舞台に立つことはなかったからね。

コソコソと裏から仕切ってる印象。 それが後ろめたさを演出してみせた。

それじゃダメだということが、ようやくわかってきたのかもしれない。

自らの退路を断って、堂々と表舞台に出てきて欲しい。

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そういえば、昨日、橋下大阪市長が、野田総理を褒めていたようだけど。

驚きの豹変ぶりだなどとマスコミには言われてたが、イミフだった。

でも、今回の小沢氏の新党立ち上げのニュースで、ようやく腑に落ちた。

橋下氏は、うまいね。 バランス取るのが。 そんな印象。

野田首相「決定できる政治」 橋下大阪市長、ほめ殺し?政界再編に期待 / msn 産経ニュース  2012.7.10 14:05

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は10日、野田佳彦首相の最近の政権運営について「決定できる政治が行われている」と評価し、今後の政局について「野田首相を核に、考え方が同じ人が自民党民主党を問わず集まると、ものすごい力強い政権になるのではないか」と述べ、政界再編に期待感を示した。一方、小沢一郎民主党代表を中心とした新党については「いろんな考え方でそういう行動とられたんでしょう」と述べるにとどめた。

 橋下氏はこれまで、野田首相の消費税増税方針に強く反対したほか、原発再稼働をめぐっては一時「倒閣」まで口にした。次期衆院選で維新の国政進出が焦点となる中、突然の首相絶賛の狙いをめぐって、さまざまな憶測を呼びそうだ。

 橋下氏は、野田首相政権運営について「集団的自衛権の議論やTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加表明など、当初言っていたことを着実に進めている」と評価。その上で「首相の考え方に近い自民党の中堅・若手もいっぱいいると思う。このまま進めば、新しいグループができて、ものすごく支持率上がる」との観測を示した。

 一方、維新の国政進出については「ローカル政党なので、自分たちがプレーヤーになることを大前提にすべきではない」と慎重に見極める姿勢を示唆した。

野田総理を褒めたというよりは、自民党に釘を刺したようにみえる。

二大政党が1つになれば、多くの問題が一気に片付く可能性だってある。

そうなれば、橋下氏の思惑通りに話が進むだろう。

自民党が、いかに過去の栄光を捨てられるか、に掛かっている。

ただ増税には反対なだけに、そうなってしまうと困るんだけどね。

何はともあれ、地方の一政党に踊らされているってのは情けない。

そうそう。

橋下氏は、野田総理絶賛報道を、ツイッターで釈明してたようです。

橋下大阪市長ウォッチ「野田首相絶賛」を釈明 「政策論ではなく、価値中立な政治行政論で考えた」J-CASTニュース 2012/7/11 18:59

大阪市橋下徹市長が、野田佳彦首相について「すごいですよ」「確実に『決める政治』をされてると思う」などと絶賛1 件し、「態度を一変させた」と指摘されていることを受け、橋下市長1 件は2012年7月11日朝、ツイッターの連続ツイートで真意を説明した。

橋下市長1 件によると、

「僕は政策論と政治行政論を分けている」
といい、個別の政策レベルでは民主党政権と考えが異なる点があるとしながらも、

「ただし政治行政論は価値中立。政治は、一定の価値観を明確に示して、その方向性で物事を決め、実行していくこと」
などと説いた。その上で、

「政策論ではなく、価値中立な政治行政論で考えたとき、野田首相は動き出したと見えました」
と、野田首相を評価した理由を説明した。

この直後の囲み取材でも、橋下市長は、

「個別の政策については見解の相違があるが、政治というのは論点をきちんと明示して、色々な反対論があっても、それをきちんと手続きを踏んで決めていくのが、政治の一番重要なところ」
と、同様の説明をした。

ま、素人のボクには、よくわからないけれど。

政策はアホだが、進め方は見習うべきところがある、って感じ?

喜んでいた民主党幹部のみなさま、お疲れさまでした。

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妻が告発!消費増税仕掛人・元国税庁長官あまりに姑息な「脱税」「重婚」疑惑J-CAST テレビウォッチ 2012/7/ 6 16:56

■長女に「国民年金なんか払うな。俺は厚生省で年金のスペシャリストだったんだ」
今週1番の注目記事は「週刊朝日」の「正妻が告発!『脱法重婚』で妻2人 元国税庁長官に脱税疑惑」だ。脱税疑惑を指摘されているのは大武健一郎(65)。財務省主税局と国税庁で一貫して税制改革に携わり、「税と社会保障の一体改革」と「国民総背番号制」を唱え、今の消費増税案の礎を築き上げ、国税庁長官にまで上り詰めた御仁で、告発したのはその妻・満里子(61)である。

大武は2005年7月に国税庁長官を退官し、数々の天下りを経て、多くのメディアにも出ている財務省の大物OB。満里子はこう訴える。

「夫は退官後も公人です。公人の妻として、税金を払ってくださっている国民の皆さまに今、真実を知って頂くのは、私に与えられた責務だと思いました。手帳、通帳、確定申告などを調べた結果、官僚時代に給与外所得(講演料、原稿料等)を数百万円も過少申告し、『脱税』していました。さらに職権を乱用し、先輩である歴代の財務事務次官国税長官の方々の年収を調べたり、愛人にせがまれるまま人事情報を漏洩したりし、公僕にあるまじき行為をしていたのです」
妻が言うには、大武は結婚以来、預金通帳や給料明細を一切見せず、収入の一部を現金で手渡してきたという。長女が20歳になり、区役所から国民年金を納付するよう連絡が来たとき、大武は繰り返しこういったという。

国民年金なんか払うな。将来は破綻してもらえないから損をする。俺は厚生省で年金のスペシャリストだったんだぞ」
この発言だけで罪万死に値するはずだ。妻が退職後に公務員住宅を出て住む家を探そうとしたところ、預金が財形貯蓄の500万円しかなかったことがわかり、ローンの相談をしているとき、彼女に馬乗りになり首を絞めたという。そして07年1月以降は1度も帰宅しなくなってしまった。

■愛人を父親の養女にして実家相
09年9月に満里子が夫の部屋を片付けているとき、12冊の黒い手帳を見つけた。そこには講演料、勉強会謝礼など給与外所得と思われる記述があった。それによると、92年から94年の3年間だけで1000万円近くの『脱税』をしていた疑いが濃厚だという。

藤井裕久安倍晋三松本龍などの政治家からの金額も書いてあり、朝日が取材してみると、松本議員は事務所を通して「大武氏へ10万円を現金で払ったのは事実です。(中略)勉強会のお車代だと思います」とコメントした。ほかにも、主税局の有力な天下り先である税理士団体から「副収入」を得たかのような記述も並んでいた。この金を夫はA女という51歳の彼女に使っていたのだ。妻がこう語る。

「手帳を解読した結果、A女と夫との交際は86年以降、1700回以上も記され、A女に対し、11年間で計3800万円以上の飲食費、宿泊代などの出費があったと記されていました。(中略)夫の使途不明金の多くが彼女へ流れていたのです」
夫は家を出てからA女と暮らしているのかと妻は思っていたが、父親が住んでいた実家で別の女性と暮らしていることがわかったという。それも07年4月には彼女を父親の養女にして、1年半後に父親が死ぬと実家を相続させていたのだ。妻はこれを「脱法的な重婚」だと難じている。離婚が成立していないために考え出したやり方なのだろう。自宅を訪ねた記者にその女性は「妻です」といい切ったそうだ。

直撃した朝日に対して、大武は弁護士と現役国税職員を引き連れて取材に応じた。講演料などの雑所得と確定申告された額が数百万円も違うが、脱税ではないのかと問う記者にこう答える。

「僕は現役中はビタ一文、謝礼はもらっていない。でも、講演料がいくらか主催者に聞き、将来、講演で自活するための参考資料として手帳に書いた。すべて僕の妄想だ」
車代だとお金を渡したことを認めた国会議員がいたがと聞くと、同席した国税職員が身を硬くしたそうだ。泣く子も黙る国税庁長官の実態が分かって、すこぶるおもしろい記事である。

小沢一郎の妻・和子の「離縁状」といい、今回のケースといい、げに恐ろしきは妻である。小沢も言ってはならないひと言「お前とはいつでも別れられるが、あいつ(永年付き合ってきた愛人=筆者注)とは別れられない」といったばかりに、人間としてだけではなく政治家としても「失格」であることを暴露されてしまったのである。

小沢一郎「妻からの離縁」不明朗なカネ・資産ばかりで財産分与どうなる?
さて、その小沢一郎が49人をつれて離党した。自民党から出て以来4度目の新党結成である。「週刊文春」が掲載した小沢の妻・和子の「離縁状」は、小沢本人のみならず、今度の離党劇にも深刻な影響を与えた。親小沢派のメディアや小沢親衛隊からは「あの手紙は和子のものではない。筆跡が違うし、消費税法案採決に合わせた陰謀だ」という声が出ているようだが、スクープした松田賢弥記者は今週号でこう反論している。

「筆跡が和子のものに間違いないことは、われわれの取材に当初から複数の元秘書らが認めている。そもそも、当該記事の解説で書いた通り、私は手紙を受け取った支援者のうち三人から手紙の中身を聞いている。その内容は、私が独自に入手した手紙と一致していた。また三人のうち二人は手紙を受け取って驚愕し、すぐに和子に電話して話しているのだが、その中身も取材し、一部を記事に書いた。てんでんばらばらの場所に住む三人の支援者たちが、アポイントもなしに突然取材に訪れた私に語ったのだ。彼らも『陰謀』の片棒を担いでいるとでも言うのだろうか」
また記事が出た後、和子に電話した支援者はこう語ってくれたそうだ。

「和子さんとは(6月14日に)あなたの記事が出た後も電話で話しました。和子さんは、『私は元気です。心配しなくても大丈夫。そちらのほうがマスコミに追いかけられていないか、心配です』と言っていました。(中略)別にめげている風もなく、至って元気そうでした」
気になる慰謝料や財産分与だが、小沢の場合、個人の財産と政治資金をどう分けるかが難しい問題になるから、納得がいかなければ小沢が死ぬまで離婚しないで、半分相続するという手があると岡林俊夫弁護士が語っている。どちらにしても、政治的にも追い込まれ、家族からも見放された手負いの小沢が、最後の賭けに出ることは間違いない。彼が掲げる「増税反対、脱原発」を本気で貫けば、小沢は嫌いだが支持するという国民は多くいるはずである。

■夏のボーナスうらやましいねえ…三菱商事40代課長480万円
週刊ポスト」の「有名企業80社 夏のボーナス」が興味深い。経団連がまとめた東証1部上場企業の今期の妥結状況を見ると、平均給与額は77万2000円あまりで、前年より率で3・54%、金額で2万8380円の減と、3年ぶりのマイナスになった。

東京電力は当然ながら昨夏の組合平均40万1000円がこの夏は支給なし。昨夏より19万1000円ダウンしたのはソニー。自動車では昨夏よりダウンしたのは日産自動車マツダ、ホンダ。マツダは他社に比べて海外生産比率が低く、円高の影響をもろに受けてしまった。積水ハウスは大震災や電力供給不安による特需を追い風にして14万3900円のアップ。テレビ局では視聴率で低迷するフジテレビだが、ボーナスは気前がよく昨夏より1・8%アップの約140万円。

金融界も景気がよく、三菱東京UFJ銀行は40代前半の支店課長クラスで前年比5%アップの230万円前後。三井住友銀行も40代前半の支店課長クラスで約220万円だそうである。もっと驚くのは商社で、三菱商事は30代前半で約350万円、40代課長で約480万円。

この中で、おやっと思わされるのはJALANAのボーナスの差である。JALが約67万円、ANAが約39万円。JALは大規模なリストラで業績が回復したためだというが、膨大な公的資金を投入したのも返していないし、税金さえ払っていないのだ。株券を紙切れにして多くの株主に迷惑をかけたのに、近々上場する話まである。浮かれるのがちと早過ぎはしないか。儲けたカネは運賃を安くしてお客に還元するという姿勢を見せるべきではないのか。ANAの人間たちは怒りをもって見ているに違いない。

■戦後闇市のような路地・中野の「川二郎」うなぎ串焼きの秀抜
特別付録「安うま味酒覧」。今回は東京・中野のうなぎ串焼き「川二郎」である。中野北口ブロードウエイに突き当たって右へ曲がり、「路傍」という居酒屋を左へ曲がると古き良き飲み屋が並ぶ路地である。看板も小さくて見過ごしそうな入り口の狭い古びた店だが、東京でも数少ないうなぎの串焼きの店の中では随一といわれる名店である。串焼きは開いたうなぎが筏になって並んでいるのではなく、1本の串に巻かれているのだ。

行った日は8時過ぎだったため品切れが多く、湯がいたゴボウにうなぎを巻いた八幡巻きと銀杏、ネギ焼き、うなぎの白焼きと蒲焼きを頼む。大山をコップでやりながら、まずは八幡巻き。戦後の闇市もかくやと思わせる煤けた店内だが、うなぎを焼く店主と女将さんはまだ若い。二代目なのだろうか。

ようやく白焼きと蒲焼きの登場。やや小ぶりだが、口に入れるととろけてしまう。うな丼もあるが我慢。2人で酒6杯でお勘定は4000円と少し。帰り際、うなぎが高くなって大変でしょうと聞くと、困ってますとの答え。いい店だ。

財務省の大物OB・大武健一郎、吊るされる。

証拠はない。 妄想だって、ありえへんやろw

年金のスペシャリストじゃなくて、
脱税のスペシャリストの間違いじゃなだろうか。

いろんな人がいますね、財務省OBにも。
おつかれさまです。

いま目指すべきは国の延命ではなく、
不況に勝つ経営に他なりません。

それにしても、
なぜ金融界だけは明るいニュースばかりなのだろう。
イミフなことが多すぎる。