政府事故調、東電報告書を批判←ひとごとのような姿勢に違和感。

「自分たちは全く落ち度なし!」

さすがは畑村洋太郎委員長だ。

ホントにどうしようもなかったの?

今後も事故は回避不可なの?

原爆と同じように、2度目が起こってからでは、もう遅い。

なぜ他人事のように見えてしまうのか、わからないのだろうか?

そんな人たちに任せて、安全な原発と言えるだろうか?

責任を認めた上で、今度どうするか…だろう。

それができてないうちは、こちらも東電を責めたくなる。

これで原発を再稼動して大丈夫なのだろうか? 不安になる。

「東電、落ち度なしの論理おかしい」 政府事故調委員長朝日新聞 2012年6月25日22時35分

 東京電力福島第一原発の事故原因を調べている政府事故調査・検証委員会の畑村洋太郎委員長は25日会見し、東電が20日に公表した事故調査報告書を「自分たちは全く落ち度なし、という論理の枠組みはおかしい」と批判した。

 東電は報告書で、事故の主因は想定を超える津波と結論づけ、事前対策は国と一体で進めたことを強調。政府事故調が昨年末に公表した中間報告で、原子炉を冷却する非常用機器の機能を運転員が十分理解していなかったと指摘したことにも反論していた。

 畑村委員長は、大津波の後の対応がうまくいかなかったことに対する報告書の表現について、「自分の問題というより誰かが決めたことに従っていればいいという感じ」と述べ、ひとごとのような姿勢に違和感があるとした。

新聞の種類によっては、ゆるい書き方のもある。

東電最終報告「物足りない」=官邸過剰介入論にも疑問−政府事故調・福島原発事故時事ドットコム 2012/06/25 21:04

 東京電力福島第1原発事故について調べている政府の事故調査・検証委員会は25日、東京都千代田区で記者会見を開き、畑村洋太郎委員長は公表された同社の事故調査最終報告について「物足りないというか大事なことが抜けているんだろうという感じがしている」と話した。
 畑村委員長は最終報告での東電の姿勢について、「落ち度なしでやっていたという論理の枠組みはおかしい」と批判。「何か足りないところがあったと考えるのが必要」と述べた。

<政府事故調>「菅氏誤解」の最終報告書案 東電撤退検討毎日新聞 2012年6月26日(火)2時31分配信

 東京電力福島第1原発事故直後、菅直人前首相らが東電から原発からの「全員撤退」を伝えられたと主張している問題で、政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)は7月23日に公表される最終報告書で、東電は撤退を検討せず菅氏らの誤解と結論づける方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。危機的状況で退避検討のきっかけとなった2号機が峠を越し退避の必要がなくなったのに、官邸の連携不足で菅氏らに伝わらず「全員撤退」という誤解を解消するきっかけを失った可能性があったという。

 この問題については、国会の事故調査委員会黒川清委員長)も「東電は全員撤退を決定した形跡は見受けられない」という見解を示している。政府事故調によると、2号機は11年3月14日深夜にかけて高圧になり、燃料が露出しているとみられていた。しかし、減圧操作に手間取り、注水できない状態が継続。当時の吉田昌郎所長は、このままでは燃料と共に圧力容器などが溶けるなどの事態を考え、退避を検討した。しかし、15日午前1時過ぎごろから2号機の原子炉圧力が低下。注水が継続的にできるようになり、退避命令は見送った。

 関係者によると、14日から15日未明、官邸側には当時の清水正孝社長から2号機が最悪の事態になれば退避する可能性が伝えられた。ただ、清水氏は「退避しても必要な作業員を残す」と明確に伝えていなかった。さらに、2号機が危機的状況を脱したとの情報は、官邸地下には同時に伝えられたが、菅前首相らがいた官邸5階には即時に伝わらなかった。

菅総理の暴走云々は、今さらだろう。

確かに、一時的にそんな世論はあったし、

この伝言ゲームの不備は、問題の1つだったかもしれない。

でも、それが本質的な原因ではないように思う。

なんてーか。

夏休みの宿題を書くのが面倒だから、ネットからコピペした感じ、に見えてしまう。

しっかりしてくれよ。

原発再稼動するんでしょ?