小沢氏を控訴!?いつまで茶番劇は引き伸ばされていくのだろう。

イミフだった。

疑わしきは罰せず、じゃなかったの?

ああ、刑事裁判じゃないから、ええのかな?

よくわかんね。

ここで控訴して、有罪にできる可能性は限りなく0に近い。

少なくとも、今の法律では・・・。

新しい事実を出せる可能性があるのなら、まだ理解できるんだけれど。

その用意すら、まったくなさそうじゃん。

フモンすぐる。

<小沢元代表>指定弁護士が控訴 「無罪判決に事実誤認」Yahoo!ニュース 毎日新聞 2012年5月10日(木)0時8分配信

 資金管理団体陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で民主党元代表小沢一郎被告(69)を強制起訴した検察官役の指定弁護士は9日、元代表を無罪とした東京地裁判決(4月26日)を不服として東京高裁に控訴した。控訴手続きに先立ち東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した主任格の指定弁護士、大室俊三弁護士は「判決には看過できない事実誤認があった」と理由を説明した。
 3人の指定弁護士はこの日午前11時から、霞が関検察庁舎内で約2時間、協議を行った。1審判決に事実誤認はあるか▽元代表と元秘書らとの共謀を示す証拠はあるか▽1審無罪となった被告の立場を継続させることの是非−−などが議論された模様だ。会見で大室弁護士は「控訴は最終的に3人の一致。判決の誤りを指摘するのが出発点だと思っている。既存の証拠でも判決の誤りを十分に修正できる」と述べた。
 3人は控訴審でも指定弁護士を務め、補充捜査も行う意向を示した。控訴審で被告の出廷義務はないが、被告人質問などが行われる可能性はあり、元代表の被告としての制約は続くことになる。村本道夫弁護士は「無罪判決の出た被告の立場は重大だと考えた。指定弁護士としてどう考えるべきか非常に考えあぐねた」と述べ、悩んだ末の結論だったことも示唆した。
 これに対し、元代表の弁護側も同日、記者会見。主任弁護人の弘中惇一郎弁護士は「弁護士の感覚からすると、あれだけ審理をして無罪になった場合に、さらに控訴するのは大変な違和感がある」と強く批判した。
 指定弁護士は今後、「控訴趣意書」を東京高裁に提出する。提出期限は事件内容によっても異なるが通常3カ月程度。期限延長が認められることもあり、控訴審開始は早くても秋以降とみられる。
 判決は、陸山会の04、05年分政治資金収支報告書に、元代表が同会の土地購入のために貸し付けた4億円や、土地購入の事実が正確に記載されておらず、虚偽にあたると認定。元秘書で衆院議員、石川知裕被告(38)=1審有罪、控訴中=ら事務担当者から元代表が収支報告書の報告を受け、了承したとも指摘した。その一方で、元代表が記載内容の違法性を認識していなかった可能性があるとして共謀の成立を否定し、無罪を言い渡した。
 検察審査会の議決に基づく強制起訴裁判では、那覇地裁が3月、詐欺罪に問われた男性に初の判決(無罪)を言い渡したが、指定弁護士が控訴。元代表のケースは2例目の控訴となる。【和田武士、鈴木一生】

弁護士という株を下げてますすることに、どんな意味があるのだろう?

政治的な戦略が見え隠れする。 裏取引? 癒着? とかさ。

検察ばかりでなく、弁護士までも? とかさ。

このタイミングだと、どうしても疑心暗鬼になってしまう。

時間とお金と、失われて、いったい何が残るのだろうか?

喜ぶとすれば、一部の政治家さんたちと、

日々の話題作りに忙しいマスコミくらいなもんじゃないか。

そう思うと、なんかウンザリしてきた。

裁判所が、控訴を付き返してケリをつけてくれることを切に願う。

陸山会事件:控訴決定 憤る小沢グループ 「理解に苦しむ」毎日新聞 2012年05月09日 中部夕

 「何を考えているのか」「理解に苦しむ」。民主党元代表小沢一郎被告(69)に対する東京地裁の無罪判決(4月26日)について、検察官役の指定弁護士が9日、控訴の方針を決めたとの知らせが東京・永田町に届くと、小沢元代表に近い立場の国会議員からは驚きの声が上がった。
 小沢元代表は9日午前11時半ごろ、国会近くの東京・赤坂にある個人事務所に入って約50分間滞在。側近の東祥三前副内閣相と面会し、今後のグループ運営などを協議した。また、弁護士資格を持ち、今回の事件で元代表に意見具申している辻恵階猛衆院議員とも面会した後、世田谷区の自宅に戻った。
 元代表に面会した議員によると、ひどい風邪をひいているという。午後1時まで公式には何も発言しなかったが、控訴方針決定を聞いた小沢グループの議員は「何を考えているんだ。ふざけている。小沢政治への挑戦で、悪意がある。おりの中に閉じ込めておこうとしている」と憤った。
 

<小沢元代表公判>弘中弁護士、控訴に不快感Yahoo!ニュース 毎日新聞 2012年5月10日(木)0時42分配信

 小沢元代表の無罪判決を不服として控訴した指定弁護士の会見から4時間後、弘中惇一郎弁護士ら元代表弁護団も司法記者クラブで記者会見。冒頭、「意外な決断でがっかりしている」と切り出し、「検察官ではない指定弁護士の感覚に期待を持っていた。(元代表を)さらに被告の立場に置くのは人権を考えても大変な違和感がある」と不快感を示した。
 控訴を受けて小沢元代表との直接のやり取りはなかったが、元代表に近い連絡役の国会議員を通じ、控訴審でも弁護団を任される意向を聞いたという。弘中弁護士は「控訴審でも任務を遂行し、一日でも早く無罪を確定したい」と話した。
 指定弁護士が控訴について政治的影響を考慮しなかったと会見で述べた点については、「被告が置かれている立場や社会的影響は十分配慮するのが当たり前」とした上で、「控訴審で新しい事実が出るとは思えない。判決に納得できないというだけならいかがなものか」と語気を強めた。
 ◇裁判の長期化を懸念
 小沢元代表に近い民主党国会議員らは9日、控訴に反発するとともに復権の遅れを懸念した。一方、元代表と距離を置く議員らは国民への説明責任を果たすよう求めた。
 元代表のグループに所属する岡本英子衆院議員は午後1時過ぎ「控訴の方針」の一報を聞き「もう一度裁判をするなんて、復権されては困る人たちがいるんだなと改めて感じる」と不満をあらわにした。元代表については「強いリーダーシップで引っ張ってほしいが(裁判は)ない方が働きやすいのは間違いない」と悔しさをにじませた。
 弁護士資格を持つ辻恵衆院議員は「弁護側の控訴なら控訴審(の公判)は1回だけということもあるが、(通常裁判の)検察官の控訴と同じ手続きになるだろうから2、3回は公判を開くかもしれない。年内には終わらないだろう」と長期化を懸念した。
 一方、元代表に厳しい姿勢を取る生方(うぶかた)幸夫衆院議員は、4月の1審判決が政治資金収支報告書の虚偽記載について元秘書との間の「報告・了承」を認定したことを念頭に「結論は黒(有罪)でもおかしくない印象で、もう一度判断を仰ぐことに驚きはない」と話した。さらに「『収支報告書を見たことがない』と法廷で言い、国会で国民が納得がいく説明がない。政治家だから、あらゆる質問を受け説明すべきだ」と、この日記者会見を開かなかった元代表に注文をつけた。【青島顕、武本光政、日野行介】

こちらは、わかりやすい。

残り少ない命。

あと何回、選挙を闘えるだろうか?

長い裁判に、気力と体力が奪われていく。

そんな姿に、共感する人は少なくないだろう。

政治も、同じように、感情でむき出して動いて欲しい。

そうすれば、一気に流れが傾く可能性だってある。