【健康】ちょー簡単な「腹式呼吸」のやり方。

腹式呼吸と言えば、リラックスの代名詞。

でも、リラックスできたようなできないような…。

うーん、これで正しいのか?

わかったようなわからない腹式呼吸

意外と難しかった腹式呼吸

簡単なやり方、見つけちゃいましたっ♪

ちょっと、そこの奥さん、これ、スゴイです。

 ヾ(- -;)

ポイントは、耳の緊張を緩めることでした。

メモ書き。

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■「腹式呼吸」の手順

1、まず、出す。 息を吐く。 (呼)

 口から出す。 代わりに、声を出す。
 できるだけ長く。 少なくとも10秒以上。できれば20秒。

 肺の中の空気を、すべて出し切る感じで。
 出さないと、吸えない。 これ、物理法則。

 [コツ]
 ついでに鼻からも息を出す。 鼻声。 アホにみえる?

 今やりたい事や好きな言葉を、声に出すのも手。

2、次に、入れる。 息を吸う。 (吸)

 鼻で吸う。
 なるべく長く。 息を吐く時間の半分以上を目安に。

 息(空気)の流れに意識を向ける。

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ここまでが基本。 そして、本題に入る前に・・・

◇勘違いしてたこと。その1

呼吸:
 → ×吸って、吐く 。
 → ○吐いて、吸う。

字の如く。

吸うときは鼻から。 (吐くときはどちらでも?)

◇勘違いしていたこと。その2

意識するところ:
 → ×「腹式」呼吸だから、意識するのは「お腹の動き」
 → ○腹式「呼吸」でも、意識するのは「呼吸(空気の流れ)」

腹式呼吸でよく耳にするのがおへそと、その上にある横隔膜。
ここを意識することで、腹式呼吸ができているか確認できる。
しかし、お腹を意識しすぎると、呼吸への意識が希薄になりやすい。
あまり意識しすぎないように。

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ここからが本題。

■耳の緊張を緩める → 呼吸が楽になる。

 [コツ]
 両手で軽く耳をつまみ、左右に引っ張る。
 (耳たぶをやさしく手で包み込むようにすると、気持ちいい!)
 ↓
 耳が緩まり、鼻の奥が広がり、息の入りが良くなる。

 ↓
 広がった鼻の奥(眉の上)まで、空気が流れるイメージで。

 ↓
 呼吸に合わせ、蝶刑骨が上下するようにイメージする。
 (吐くと下がり、吸うと上がる)
 ↓
 蝶刑骨と連動し、筋膜で繋がった横隔膜も上下する。
 自然と腹式呼吸になる。

お試しアレ♪

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おまけ・・・

◇知らなかったこと。その1

鼻の穴は、意外と広いんです。 ←

鼻の奥には大きな空洞が広がっています。
鼻の脇にある頬骨から、眉の上まで。
予想以上に、広かった。

副鼻腔がくせもの。
頬骨あたりのが上顎洞、眉の上にあるのが前頭洞。
呼吸をすると微妙に動く。

この空洞を広げてあげることで、
空気の通りが良くなり、気持ちよく呼吸できる。

◇知らなかったこと。その2

頭の中に、蝶がいるんです。 ←

蝶刑骨は、頭の中心にある蝶の形をした骨
鼻腔の奥にある。
また、背骨の一番上に蝶刑骨が乗っており、
さらに、その上に脳が乗っかっている、重要な骨。

呼吸をすると蝶刑骨が上下し、
さらに、筋膜により繋がった横隔膜が連動して動く。

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参考文献、身体のホームポジション 藤本靖
愛読書、男はおしりで選びなさい 石原結實

以上。

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