被災地の震災がれき問題を解決するために、今、必要なこと。ここですんなり受け入れてしまったら、この国の進歩はない。政府はぜんぜんわかっとらん!

なぜ、がれきを受け入れに、地方は慎重になっているのか。

いくつか受け入れるところも出てきたようだけれど。

放射能拡散も、わからなくもないけど、頭で考えたって感じ。

そんなとき、関西のワイドショー番組「ちちんぷいぷい」で

精神科医名越康文さんが良いことを言ってた。

被災地に共感してるからこそ、みんな怖さを知っているんだ。

そして、政府のリスク管理に対するアドバイスもあった。

こんな時に、こんなことが言えるだなんて、ステキな人だ。

---

問題は、政府への不信感が残っていること。

その根底には、リスク管理に対する認識の甘さがある。

もし、基準値を超えた放射能が見つかった時は、どうするん?

その話を抜きにして「がれきを受け入れて!」なんてさ。

国民感情に訴えるだけではアカンのよ。

文書で要請とか、命令するなんてのもおかしい。

人間がやることに100%なんてありえない

問題が見つかっても「国の責任でしっかしと対応する!」と言いなはれ。

じゃないと、話は進まない。

心の底では、みんな協力したいんだよ。 怖さを知っていてもさ。

だから、文書とかさ、一方的な押し付けじゃアカンって。

なぜ、それがわからん? 理解できへん。

また、基準値超えが見つかれば、国民の不信感が増すだけだ。

自分たちで、将来の株を下げてることに、なぜ気づかん?

今度の震災、津波原発で、さんざん懲りたはずなのに。

想定外」 じゃ、すまされない。

その教訓を活かそうとする発言が見受けられないのが残念だ。

また、第2・第3の原発被害地を生み出しかねない。

日本人という国民性を利用したずる賢い政策もいいんだけどさ。

もう少し、国民感情に寄り添った政策に、傾いて欲しいッス。

そうは思いませんか?

---

大震災1年:がれき受け入れ「国に不信感、説明必要」 県、改めて慎重姿勢 徳島毎日新聞 2012年3月13日 地方版

 野田佳彦首相が、岩手、宮城両県で出た「震災がれき」の処理を法律に基づいて被災地以外の都道府県に要請する意向を示したことに関連し、県は12日の県議会特別委員会で、受け入れに慎重な姿勢を改めて示した。県は、国からの受け入れ基準などの説明が不十分とした上で「国への不信感が徹底的にある」などと理由を説明した。

 県議が、野田首相の発言を受けて県の姿勢をただしたのに対し、坂東敏行・環境総局長は、当初、福島県内だけを対象とした処理基準が全国にも転用されたことや、県の大半の処分場が、放射性物質に汚染されたがれきの処理には適さない海面埋め立て型であることなどを挙げ、「国からきちんと説明を受けなければいけない」と述べた。

 また、広域処理の対象外の福島県内で、がれき処理が進まないことを指摘し、「国の復興事業が遅れている責任を各都道府県に転嫁しているようだ」と不快感をあらわにした。

 県内の24市町村とごみを処理する広域事務
組合は昨年、国のアンケートに「受け入れを考えていない」と回答している。【阿部弘賢】

震災がれき受け入れ、全会一致で可決 北九州市議会朝日新聞デジタル 2012年3月12日13時12分

 北九州市議会は12日、東日本大震災の被災地のがれきを受け入れるよう市に求める決議案を全会一致で可決した。自民党、民主・社民系、公明党共産党の4会派が共同で提案した。
 市は昨年、受け入れを一時検討したが、放射性物質による汚染を不安視する声が市民に広がり、慎重な姿勢に転じた。決議に法的拘束力はないが、全会一致で可決されたため、市の対応が注目される。

 決議は、放射能の影響を科学的に検証し、放射線量を測定する態勢を整えることを条件に、被災がれきの受け入れを表明するよう市に要請。市民らの不安に配慮して、受け入れ対象とするがれきは「通常の廃棄物相当」と判断されるものとし、放射性物質の濃度を国の基準以下とするよう検討することも求めた。

防府市、がれき受け入れ表明中国新聞 2012/3/14

 東日本大震災で発生した岩手、宮城県がれき処理について、防府市の松浦正人市長は13日、山口県などが安全基準を示すことを条件に受け入れる考えを表明した。がれき処理北九州市などで前向きな動きがあるが、中国地方で自治体首長が表明したのは初めて。

 松浦市長は記者会見で「市民の安全を担保しつつ県と協議し、震災からの復興の課題となっているがれき処理に一歩前に出て取り組みたい」と明言。その理由として、同市が2009年7月に豪雨災害に見舞われた際、全国から多くの支援を受けたことを挙げた。

 がれきは同市の三田尻中関港に船で運び、市クリーンセンターで焼却処分した後、最終処分場に埋め立てることを想定している。同センターは1年間に約400トンの処理能力があるという。

 放射性物質への懸念について、松浦市長は「市民の理解は高いと感じている。求めてでも取り組んでいく」と強調。12日に山口県の岡田実副知事に会い、受け入れ条件として安全基準策定を要請し、周辺自治体と広域的に受け入れられるよう調整を求めたという。

 岡田副知事は13日、取材に対し「近く県庁で国の説明会があるので、安全基準などについてよく聞いてもらうよう答えた」と説明した。防府市議会の安藤二郎議長は「定例会最終日の26日、議会としても意志を示したい」とした。

【写真説明】会見で震災がれき受け入れの意向を表明する防府市松浦市

舞鶴市長、震災がれき受け入れ表明 / nikkansports 2012年3月13日11時3分

 東日本大震災で発生したがれきについて、京都府舞鶴市の多々見良三市長は13日までに、「国、府からの要請があれば、積極的に対応し、できるだけ早期に受け入れたい」との意向を市議会で示した。

 受け入れ基準については「市が処理をしている日常の廃棄物と同じか、それ以下の放射線量のものに限る」と説明した。

 市長は、過去の台風被害の際に、廃棄物処理で支援を受けたことなどを挙げ「市の処理能力に応じた対応をしたい。市民には丁寧な説明をし、理解を得て進めていきたい」と述べた。(共同)

アメリカに鼻で笑われたからといって、見栄で動いたらあかん!

でないと、この国はこのまま。 よくなっていかない。

(13日)がれき受け入れ「お願いじゃダメ。命令出すルールを」 / 2012.3.13 21:59

 午前9時50分 登庁。

 午後1時 市議会常任委員会に出席。

 6時40分 退庁。東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、国に対して「(各自治体への)単なる文書でのお願いじゃだめ。こういう場合は、自治体に命令を出すようなルール作っても大丈夫ですよ。そのかわり、国が責任をもたないとだめだ」と注文をつける。

橋下徹大阪市長、アホや。

正しいことをしてるし、気持ちはわからなくも無いが。

ここんところ、何かがズレてきている。

---

小学でトイレ掃除してたときを思い出す。

特大うん○を発見。 普段、うん○を見かけることなんて稀だ。

みんな掃除するのを躊躇する間にも、時間だけが刻々と過ぎていく。

掃除時間の終了を告げるチャイムが鳴った瞬間、動いた奴がいた。

みんな無言だった。

最初に行動したソイツを、みんな尊敬のまなざしでみていた。

そいつのことを”汚い”と冷やかす奴は、誰一人としていなかった。

こいつには勝てないと、心底思った。