野口は走りは心が震えた!でも、あとはツマンナカッタ〜名古屋ウィメンズマラソン2012。

名古屋ウィメンズマラソン2012

ロンドン五輪へ女子マラソン代表最終選考会。

優勝したのはロシアのマヨロワ。

途中までは日本人集団で頑張っていたけど。

35キロ過ぎ、マヨは追いつき、一気に抜き去っていった。

不恰好だったけれど、力強い走りだった。

競技人生をかけた日本人。

家族の生活を、命をかけたロシア人。

勝負に対する覚悟の差をマジマジと見せ付けられた。

命とイノッチくらいの差を感じた。

日本人はいつからこんなに弱くなったのだろう?

1位 アルビナ・マヨロワ(ロシア) 2時間23分52秒
2位 尾崎好美(第一生命) 2時間24分14秒
3位 中里麗美(ダイハツ) 2時間24分28秒  ※Qちゃん2世
4位 渋井陽子(三井住友海上) 2時間25分02秒
5位 伊藤舞(大塚製薬) 2時間25分26秒
6位 野口みずき(シスメックス) 2時間25分33秒
7位 オレーナ・シュルクノ(ウクライナ) 2時間25分49秒
8位 赤羽有紀子(ホクレン) 2時間26分08秒

オリンピックに出れたらいいな、じゃ、ダメだろう。

優勝はしたかったんですけれど、じゃ、ダメだろう。

代表選考会だから、しゃーないのかもだけれど。

余力を残した抑えた走りには、命の灯火を感じなかった。

それに比べ、野口は面白かった。

ゴールしたときの涙は素晴らしかった。

結果は伴っていなかったけど、限界を出し切った走りは美しかった。

渋井の粘りもすごかったし、赤羽も強かった!

その点は、日本人もまだまだ捨てたもんじゃないと思った。

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日本人は弱い! だからこそ美しい!

海外の選手は強い! 力強さに憧れる!

しかし、この世に絶対的な強さを持った生命は未だ存在しえない。

自然に打ち負かされる。

原発にボロボロにされる。

弱いから原発にしがみつこうとするのだろうか?

なんか見苦しい。 狼の皮をかぶった狐みたいだ。

心の平和はいつ訪れるのだろう?

他人任せじゃ、永遠に来ないと感じた。

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本当にオリンピックに出たいのなら。

もし、出るのなら。

彼女たちの頑張りを無駄にしないでほしい。

そのくらいの覚悟を持って走ってほしい。

それなら、応援する。 心の底から。

魂の走りを期待する。

尾崎好美 ロンドン五輪出場へ名乗り 中里麗美3位 野口追い上げ実らずスポニチアネックス 3月11日(日)11時34分配信

 ◇名古屋ウィメンズマラソン(2012年3月11日 ナゴヤドーム発着)

 ロンドン五輪へ女子マラソン代表最終選考会となった名古屋ウィメンズマラソンは11日、ナゴヤドーム発着の新コースで行なわれ、ロシアのアルビナ・マヨロワが2時間23分52秒で優勝した。

 日本人では、3度目の五輪選考レース挑戦となった尾崎好美(第一生命)が2位、“Qちゃん2世”といわれる中里麗美ダイハツ)が3位に入った。

 アテネ五輪金メダリストで約む4年4カ月ぶりのマラソンに挑んだ野口みずきシスメックス)は17キロ過ぎから先頭集団に後れをとったが、29キロ付近で追いつき、逆に8人の集団を引っ張る展開になったが、32キロ付近から脱落。6位でゴールし、復帰戦を飾ることはできなかった。

 優勝候補の赤羽有紀子ホクレン)も35キロ付近まで先頭集団に食らいついたが、直前に痛めた左足首の影響で上位に入ることはできなかった。

陸上:名古屋ウィメンズマラソン2012 (スポーツナビ)
2012年3月11日(日) 午前9時10分 スタート

1位 アルビナ・マヨロワ(ロシア) 2時間23分52秒
2位 尾崎好美(第一生命) 2時間24分14秒
3位 中里麗美(ダイハツ) 2時間24分28秒
4位 渋井陽子(三井住友海上) 2時間25分02秒
5位 伊藤舞(大塚製薬) 2時間25分26秒
6位 野口みずき(シスメックス) 2時間25分33秒
7位 オレーナ・シュルクノ(ウクライナ) 2時間25分49秒
8位 赤羽有紀子(ホクレン) 2時間26分08秒
9位 宮内洋子(京セラ) 2時間26分23秒
10位 勝又美咲(第一生命) 2時間28分01秒

レース詳細<ゴール>
マヨロワが2時間23分52秒で優勝。日本人トップの2位には2時間24分14秒で尾崎が入った。3位に中里、4位に渋井が続き、野口は6位、赤羽は7位に終わった

<42キロ手前>
尾崎が一気にスパート!中里を一気に引き離し、差を広げる

<41キロ過ぎ>
日本人トップの尾崎、中里は並走を続けたまま、残り1キロに

<40キロ>
先頭のマヨロワから25秒ほど遅れて、2時間16分52秒で中里と尾崎が通過

<39キロ付近>
先頭はマヨロワ。日本人トップの2位を並走する尾崎と中里は、まだどちらも仕掛けず

<39キロ手前>
尾崎が中里のやや前に出るも、中里もついていく

<38キロ付近>
日本人トップ争いを繰り広げる尾崎と中里は、依然として並走。
マヨロワとの差は広がる

<37キロ>
マヨロワが仕掛け、一気に尾崎と中里を引き離す

<37キロ手前>
伊藤が集団から遅れ、トップ争いはマヨロワ、尾崎、中里の3人に

<35.5キロ>
猛追してきたマヨロワがトップ浮上!尾崎、伊藤、中里が付く

<35キロ>
赤羽が遅れ、尾崎、中里、伊藤の先頭集団が1時間59分43秒で通過。
マヨロワがさらに追い上げて、赤羽、渋井をかわし4位浮上

<34キロ過ぎ>
先頭集団は、赤羽、尾崎、中里、伊藤の4人。
数メートル遅れて渋井、アルビナ・マヨロワ(ロシア)が後方から追い上げ、野口を抜いて6位に浮上

<34キロ手前>
上り坂を利用し、赤羽が集団の横から先頭に。
渋井、野口は数メートル遅れる

<33キロ>
伊藤が先頭にたつ。中里、尾崎がそのすぐ後ろに続き、一旦遅れかけた赤羽が集団に戻る。
野口、渋井、勝又はやや遅れる

<32キロ>
尾崎がスパート!中里、伊藤、勝又、野口は対応するも、赤羽、渋井がやや遅れるが食らいつく

<31キロ>
野口がややペースを上げ、この1キロは3分29秒

<30キロ過ぎ>
野口が給水を利用してやや前に出るが、赤羽らが付いていく。
ペースが上がったことで、宮内が集団からさらに離される

<30キロ>
1時間42分31秒で先頭集団8人が通過。
野口を先頭に、赤羽、尾崎、伊藤、勝又、渋井、中里の7人から、宮内がやや遅れる

<30キロ手前>
先頭集団に戻った野口が、集団の一番に出てレースをけん引

<28.9キロ>
野口が追いつき、再び先頭集団に。8人でのトップ争いになる

<28キロ過ぎ>
野口が先頭集団に、6秒差まで迫る

<28キロ>
先頭集団はペースが上がらないまま、7人で通過。
8位で追う野口は、集団との差を徐々に詰め、10秒を切る

<27キロ>
7人の集団のまま、それぞれの選手が様子をうかがう

<26キロ>
依然として、中里が先頭集団を引っ張る。
赤羽、尾崎、勝又、渋井、伊藤、宮内の7人がトップ争いを続けるも、ペースは上がらず

<25キロ>
1時間24分57分で先頭の7人が通過。
ペースメーカーが外れ、上り坂だったためか、この1キロは3分33秒に落ちる

<24キロ>
23キロを過ぎて、ペースメーカーが予定より早く外れる
中里が集団をけん引し、渋井、赤羽ら7人でトップ争いに

<23キロ>
順調なペースを刻み、先頭を走る7人が通過。
尾崎、中里がペースメーカーのすぐ後ろを走る

<22キロ>
先頭集団は、尾崎、中里、赤羽、勝又、伊藤、渋井、宮内とペースメーカーの8人。
ペースメーカーは25キロで外れる

<中間点>
1時間11分30秒で先頭集団が通過。順調なペースでレースは後半へ。
野口は完全に遅れ、堀江と第2集団を形成

<20.5キロ>
一般参加の堀江が先頭集団から、じわじわと離されついていけず

<20.3キロ>
永尾が転倒。しばらく起き上がることができなかったが、再び走り始める

<20キロ>
先頭集団が1時間7分48秒で通過。
尾崎、赤羽、勝又、中里、渋井、永尾、伊藤、宮内、堀江の9人
野口は集団との差がやや広がる

<19キロ>
ペースメーカーを先頭に、縦長の集団が通過。
遅れかけていた永尾は再び集団を走る

<18キロ>
先頭集団の数メートル後方で野口が必死に食らいつく。差は広がらないが、詰まることもない。
尾崎、赤羽、中里が先頭集団の前方に

<17キロ過ぎ>
野口が先頭集団から遅れる。集団との差が徐々に広がる

<16キロ>
先頭集団の通過タイムは54分15秒。
永尾が集団からやや遅れ始める

<15キロ>
ペースメーカーのレネ・カルマーを先頭に、50分54秒で通過。
現在、先頭集団を走るのは、野口、中里、尾崎、渋井、伊藤、宮内、勝又、赤羽、永尾、堀江、那須川ら

<14キロ>
この1キロ3分21秒で、再びペースが上がる。
先頭集団は縦長になる

<13キロ>
ペースメーカーが2人に。野口、中里が集団の前方、そのすぐ後ろに尾崎、宮内ら

<12キロ>
藤永が再び先頭集団から遅れ、差が開く。集団は14人に。
先頭から200メートルほど後方で、加納、ヌデレバら第2集団が走る

<11キロ>
野口は集団の前方に位置。渋井、尾崎、中里らは中盤、赤羽、伊藤、新宅里香(しまむら)、那須川らは後方を走る。
この1キロは3分25秒で設定タイムより、ペースが落ちる

<10.6キロ>
一旦遅れた赤羽だが、再び先頭集団に追いつく

<10キロ>
ややペースが落ち、33分53秒で先頭集団が通過。
赤羽が給水ボトルを落とし、集団から数メートル遅れる

<9キロ>
先頭集団は15人のまま。
野口はペースメーカーの後ろに下がり、渋井、中里らと集団前方で走る

<8キロ>
野口を先頭とする集団が、27分03秒で通過。
この1キロは3分21秒と、ややペースが上がっている

<7キロ>
先頭集団は横長に。
野口、渋井、赤羽、中里、尾崎、永尾、伊藤、藤永、那須川、宮内洋子(京セラ)、勝又美咲(第一生命)、吉田香織アミノバイタルAC)、堀江美里(ノーリツ)ら日本人15人とペースメーカー4人が先頭を走る
キャサリン・ヌデレバケニア)、リディア・シモンルーマニア)らは第2集団で、前を追う

<5.5キロ>
藤永が再び先頭集団に食らいつく

<5キロ>
先頭集団が16分56秒で通過。
野口が依然として、ペースメーカーの前で走る。
那須川、加納由理藤永佳子(ともに資生堂)、脇田茜豊田自動織機)が、集団からやや遅れ始める

<4.5キロ>
野口がペースメーカーより前に出て、レースをけん引

<4キロ>
13分34秒で先頭集団が通過。
ペースメーカー4人と、15人の国内招待選手、2人の一般参加選手の21人で集団を形成

<3キロ>
通過タイムは10分12秒で順調なペース
先頭集団は、野口、渋井、尾崎、伊藤舞大塚製薬)、赤羽、永尾薫那須川瑞穂(ともにユニバーサルエンターテインメント)ら

<2キロ>
早くも先頭集団は15人程度に。通過タイムは6分47秒。
野口は集団の前方、渋井、赤羽有紀子ホクレン)、中里麗美ダイハツ)ら有力選手は中盤でそれぞれ様子をうかがう

<1キロ>
4人のペースメーカーを先頭に、選手たちは団子状態のまま。3分25秒で通過
ペースメーカーは5キロ16分50秒のペースで進む

<スタート>
全選手が一斉にスタート!
スタート地点の天候は晴れ、気温7度、湿度35パーセント、北の風2.0メートル

<スタート前>

野口みずきシスメックス)、渋井陽子三井住友海上)、尾崎好美(第一生命)ら五輪を狙う選手たちと約1万5000人の市民ランナーたちが、号砲を待つ

名古屋ウィメンズマラソンを前に、記者会見する野口みずき=9日、名古屋市内のホテル【共同】 今夏のロンドン五輪ラソン女子代表選考会を兼ねた、「名古屋ウィメンズマラソン2012」が11日、愛知・名古屋市で開催される。昨年まで開催されていた名古屋国際女子マラソンをリニューアルした大会であり、市民ランナー含めて約1万5000人の女性ランナーたちが参戦する。

今大会最大の注目はマラソン五輪代表争いだろう。現時点で選考対象3レースを終え、今大会が最後の選考レースとなる。

過去3レースで上位に入ったのは、2011年8月の世界選手権(韓国・テグ)5位の赤羽有紀子ホクレン)、同11月の横浜国際女子マラソン優勝の木崎良子ダイハツ)、同2位の尾崎好美(第一生命)、今年1月の大阪国際女子マラソン優勝の重友梨佐天満屋)だ。さらに、今大会の結果をふまえて、代表が選出される。

今大会、多くの実力者が名を連ねた。中でも期待されているのが、野口みずきシスメックス)だ。アテネ五輪金メダル獲得後はケガに悩まされ、08年北京五輪代表に入るも直前で出場を辞退。北京後は2010年11月に実業団女子駅伝西日本大会で久々にその走りを見せた。その後、ロンドン五輪出場を狙うことを表明したが、1月の大阪国際女子マラソンはケガで欠場。照準を選考レース最終戦のこの名古屋に変え、再び世界を目指す。

また、昨年11月の横浜国際女子マラソン2位の尾崎も、五輪切符獲得に再挑戦する。横浜国際では、ゴール手前でのスパート合戦に敗れ、木崎の後塵を拝した。実力は確かなだけに、今大会にかける思いは並々ならぬものがあるだろう。

そのほか、野口に次ぐ自己ベスト2時間19分41秒を持つ前日本記録保持者の渋井陽子三井住友海上)、10年の今大会覇者である加納由理資生堂)、2度の世界選手権を経験しているママさんランナー赤羽らが五輪切符を狙う。

加えて、キャサリン・ヌデレバケニア)、リディア・シモンルーマニア)ら日本でもなじみのある海外選手も出場予定だ。五輪切符争いとともに、レースを面白くしてくれるだろう。

注目のレースは、11日(日)午前9時10分スタート!

<国内招待選手>
野口みずきシスメックス
渋井陽子三井住友海上
尾崎好美(第一生命)
赤羽有紀子ホクレン
加納由理資生堂
中里麗美ダイハツ
那須川瑞穂ユニバーサルエンターテインメント
藤永佳子資生堂
伊藤舞大塚製薬
永尾薫ユニバーサルエンターテインメント
樋口紀子(ワコール)
吉田香織アミノバイタルAC)
脇田茜豊田自動織機
勝又美咲(第一生命)
宮内洋子(京セラ)

<海外招待選手>
キャサリン・ヌデレバケニア
リディア・シモンルーマニア
アルビナ・マヨロワ(ロシア)
オレーナ・シュルクノ(ウクライナ
ラサ・ドラジャウカイテ(リトアニア