小型家電のリサイクル案について。

小型家電を無料で回収。

ようやく・・・前進してきたのかな?

でも、まだ足りない。

家電がゴミって認識を変えるためにも。

もう一押しアイデアが欲しいところ。

小型家電 再利用新制度案まとまるNHKニュース 2012年1月30日 18時16分

携帯電話やデジタルカメラなど、小型家電製品に含まれる貴金属やレアメタルの再利用を進めるため、環境省は新たなリサイクル制度の案をまとめました。試算では、新たな制度によって年間100億円を超える金属の回収が見込まれるということです。

環境省は、これまで廃棄されてきた貴金属やレアメタルの再利用を進めるため、携帯電話やデジタルカメラなどおよそ100品目の小型家電製品を、来年4月以降、リサイクルすることを目指しており、新たな制度の最終案を30日、専門家による委員会に報告しました。最終案では、国が使用済みの小型家電製品の提供を消費者に呼びかけ、自治体と小売店などが協力して回収しますが、自治体が行うかどうかはそれぞれの判断に委ねられます。そのうえで、より多くの製品をリサイクルするために、これまで法律で制限されていた自治体の枠を超えた廃品の引き取りを、国が認定する新たな事業者に限って認めます。環境省はこの制度によって小型家電製品の20%から30%の回収を目指しており、試算では、貴金属とレアメタル合わせて年間、3.5万トンから5.3万トン、金額にして106億円から160億円分の回収が見込まれるとしています。最終案は31日、細野環境大臣に答申され、環境省は新たな法案を今の通常国会に提出する方針です。

携帯電話などのレアメタルにリサイクル制度 中環審が答申案日本経済新聞 2012/1/30 21:55

 中央環境審議会(環境相の諮問機関)廃棄物・リサイクル部会小委員会は30日、携帯電話機などに含まれるレアメタル希少金属)などのリサイクル制度の答申案をまとめた。国が認定した事業者が都道府県を越えて広域的に回収できるよう廃棄物処理法の特例を設ける。消費者から費用の追加徴収はしない。96品目を対象候補にあげた。

 小委員会は31日、細野豪志環境相に答申する。環境省は3月をめどに関連法案を通常国会に提出する方針。2014年4月の全面施行を目指す。

 新制度では使用済み小型電子機器を市町村が直接回収。認定事業者が引き取ってリサイクル事業を展開する。具体的な対象品目や事業者の認定基準などは今後検討し、政省令で定める。制度は5年後に見直す。小委員会は携帯電話機やデジタルカメラ、ゲーム機など16品目を特に資源性の高い「特定対象品目」に推奨した。

 冷蔵庫など家電リサイクル法に含まれない96品目をすべて小型電子機器として計算すると1年間に発生する有用金属は27.9万トン、約844億円にのぼる。回収率30%で160億円相当の有用金属が得られるという。

 使用済み製品に含まれるレアメタルなど有用金属を鉱石と見なす「都市鉱山」は日本が世界有数の保有国とされる。だが一般廃棄物で発生する量の約30%が最終処分されるなど、循環利用量は多くない。
 

例えばさ、

スーパーなどに回収協力をお願いするなら、

そのスーパーのポイントがつくと嬉しい。

少しでもお金が入ってくるなら、

役に立つ「資源」って思えるしね。

消費者の認識が変わって、積極的にリサイクルに参加。

家電の回収も進むんじゃないかな?

そんなインセンティブが働くような仕組みも必要や思う。

ペットボトル回収ボックスを設置した近所のスーパー

昼間・・・行列ですよ?

スーパーの袋だって、基本は無料だしね。
(断ればポイント付いたり、5円安くなったり、さまざま)

金銭感覚、大阪は特に鋭いですわ。

電車に乗るカードだって10円でも入ってれば乗車できる。
(降りるときに支払えばOKな仕組み)

これは、はじめて関西にきた時、ビックリしたもんです。

お客側の時間を第一にしてくれてる感覚が嬉しい。

流石は商売で発展してきた街だと思う。

この感覚は、他地域も見習ってもらいたい。

小型家電:「リサイクルを」 携帯電話やゲーム機、16品目を特に推奨毎日新聞 2011年12月23日 東京朝刊

 貴金属やレアメタル希少金属)などの有用金属を含みながら再利用が進んでいない小型家電について、環境省は22日、国内循環を促進するためのリサイクル制度案をまとめた。特にリサイクルを推奨する「特定対象品目」として携帯電話やデジタルカメラなど16品目を提示。また、海外で不適切に処分されるのを防ぐため、使用済み小型家電の輸出は原則として環境相の確認手続きを取ることを義務づける。来年の通常国会に関連法案を提出、14年の本格導入を目指す。

 使用済みの小型家電は、ほとんどが埋め立て処分か、海外に輸出されている。法制度でリサイクルの対象として指定するのは、既に法的なリサイクル義務のあるテレビ、エアコン、冷蔵・冷凍庫、洗濯・乾燥機を除いた70〜80品目。このうち、電子辞書や携帯ゲーム機など資源性が高く、回収しやすい大きさ(縦、横、高さが各30センチ未満)の16品目は、特にリサイクルを推奨する「特定対象品目」とした。

 また、海外に輸出されている小型家電の中には、不正に処分されているものも多く、これを防ぐための規制強化も行う。【藤野基文】

年末にも関連ニュースが流れてたみたい。