消費税を上げる前にやるべき、最低限のこと。(節税の観点から)
> 増税よりも前にやることがあるでしょ? (将来ビジョンの観点から)
さきほど、テレビ番組を見てて感じたこと。
「これじゃ、いくら増税しても予算が足りなくなるはずだ。。。」
シリーズ日本新生 生み出せ!“危機の時代”のリーダー / NHK総合 2012年1月21日(土) 午後7時30分〜8時45分 午後9時00分〜10時13分
被災地で繰り広げられた、冷静沈着かつ勇気ある救助・支援活動。海外からも賞賛され、改めて「現場力の高さ」を内外に示した日本。しかし、中央に目を転じれば首相は短期間で次々と交代、大企業トップを巡る不祥事が相次ぎ、海外メディアからは「leaderless Japan」と揶揄されている。一方で、被災地では従来のしがらみに縛られない、斬新な発想で復興に取り組む「真のリーダー」が育ちつつある。この国の難局を打開できるリーダーを生むためには何が必要なのか?
「なぜ日本にはリーダーが育たないのか」「国際社会に通用するリーダーをどう育てるのか」「スティーブ・ジョブズのような傑出した起業家を生み出すには何が必要か」など、有識者と市民がスタジオで徹底討論する。
番組の中で元官僚の古賀氏が言ってたことが興味深かった。
「(官僚が)国民のために働けない仕組みになっている。」
取り上げていた3つの問題点。
1.人事評価 ・・・ 予算を多くぶん取る人を評価
2.縦割り ・・・ 一生涯、同じ省庁に奉仕
3.前例主義 ・・・ 年功序列、先輩が常に上司
この中で諸悪の根源は、「1」の「人事評価」システム。
高度経済成長の名残、時代錯誤も甚だしいよ。
---
現役若手官僚である竹内氏も、同じようなことを言ってた。
「予算が余ったから国庫に返納しようとしたら、上司に断られた」
現状では、
多くの予算をぶん取ってきた人が評価される仕組み。
。。。らしい。
(省庁のために働く人が評価されるイメージ)
(国民に奉仕するべき官僚が、省庁に奉仕してるん?)
Σ(=゜ω゜=;) マジで!?
今の時代、この人事評価システムはオカシイよ。
高度経済成長ならいざ知らず。
今は全体のパイは減る一方。。。それなのに、
限られた予算の奪い合いを奨励するようじゃアカンでしょ。
毎日、テレビで電力会社からは節電依頼が流れてる時代ですよ?
少ない予算なんだから、みんなで分かち合おうよ。
最低限、この前時代的な評価システムを変えること。
より節約した人が評価される仕組みに変えないとアカンよ。
消費税を上げるんだとしたら、最低限ココはやらんとね。
いくら増税しても、お金が湯水のように流れていくだけ。
血税を使っているという感覚、あなたたちにもあるんでしょ?
似たような話は、他の役所からもよく聞く。
竹内氏は言ってた。
今、若手たちでオープンガバナンスの仕組みを作ろうとしてるんだ。
要は、政府の「見える化」かな?
ステキだと思った。
横文字(カタカナ言葉)を使わなければ、もっと。
まだまだ日本の官僚も捨てたもんじゃないと思った。
(ただし、若手に限る)
ただ、現状、いきなり変えることは混乱する人が続出だろうから。
小さな政府を実現して、地方から徐々に変えないとアカンのかもね。
そんなこと、言ってられないんだけどね。
大阪市長の橋下氏なら「鶴の一声」で変えちゃいそうだけど。
---
2.縦割り
今の時代に、まだそんなことやってるのか。
各省庁同士の人事交流がないだなんて、信じられない。
3.前例主義
今の時代に、まだそんなことやってたのね。
役人が自ら身を削っていないじゃないか。
これじゃ、国会議員がいくら頑張ってもダメだと思った。
---
副総理になった岡田氏はよくわかってる。
国民目線でどんどん提案をしてくる。
このまま増税路線一直線になっちゃうんじゃ?
危機感を抱いた。
でも、あの輿石幹事長をみて、ホッとした。
仁義を重んじるばかりに、上から目線になっている。
バタバタしてた。
一度贅沢を知ると、なかなか手放せなくなっちゃうのかな。
ちょっと、、、あの頭に哀愁を感じてしまいました^^
オツカレサマ。