ドラクエ7で試されていること。

最初の謎解きで挫折…!? 最初のダンジョンでの謎解きが終わるまでは、まったく敵が出てきません。 そのため、敵を倒す単純なRPGだと思って買ってしまった人は、つまらなくなってしまうのかもしれません。 まぁ、いまだに最初で挫折したって話は聞いたことありませんが。

ドラクエ7は自由度が高いゲームです。 最初のうちは、窮屈に感じるかもしれませんが。 普通にプレイするとクリアに100時間以上は掛かってしまいますから。 当時の通常RPGのプレイ時間が20〜50時間程度でしたから、そうとう長かったって印象でした。 まぁ、ネトゲにハマったら、プレイ時間100日(←単位が半端ない)とかはザラですから、それからみたら大したことはないんですけどネ。 もしかしたら、夏休みの宿題のように、プレイヤーの計画性を試されているのかもしれません。

---

夏休みといえば、日本では可笑しな現象が起こっているんだそうです。 夏休みの宿題を、計画的に終わらせる人が、今の子ども全体の半分以上なんでうsって!? それでも、海外に比べたら成績が落ちてきているという話なんですから、如何に違和感のある現象かっていうことがお分かりいただけるでしょう。 なんなんでしょうね。 子どもの数が減ってきて、親の目の届きやくなってきちゃったから、そうなってしまうんですかね。  好きなようにやっていると言うよりは、嫌なことを無理やりやらされてるって感じなってしまっているのかもしれません。 それは勉強だけれど、本来の勉強の姿じゃぁ〜ない。 勉強の名を借りた労働なんじゃないかって。 もしそうだとしたら、それは本末転倒なんじゃないかって、変なところで心配しています。

ボクの頃は、夏休みの宿題は、休みの始めか終わりに集中的にやって終わらせてしまう人がほとんどだったと思います。 ボクは始めの方でした。 宿題は嫌いじゃなかったし。 とあるテレビ業界にかかわる人の意見では、自分の周りには夏休みの終わりにって人が半分以上だっていってましたし。 それほど嫌いだったのでしょう。 それが自然だと思うんですよ。 気が向いたときにやる、その無計画こそが自然な姿だし、それが普通の子どもなんだと思います。 管理することと、見守ることとは違うと思うんです。

---

ドラクエ7は、それぞれのストーリーが細切れになっていて、ひとつのストーリーは1〜2時間くらいクリアできてしまいます。 それぞれのストーリーは、じっくり味わえばそれなりに面白いのですが、如何せん、多すぎます。 細切れにしすぎたためか、厳格に時間的制約を考えすぎたためか、ひとつひとつのストーリーはとても窮屈になっている感は否めません。 ですから、当時のボクのように、クリアすることだけを目的にしちゃうと、深みもなんも無くなってつまらないゲームにすることだって簡単なんです。 そらくらい、人を選ぶゲームなのかもしれません。

そう、実は、あなたが試されていたのです!

ボクが考えた、ドラクエ7で試されていること、それは、、、、最後まで如何にゲームを楽しむことができるかってことです。 ダラダラやってたんじゃ、はっきりいって途中で飽きてしまいます。 ほんと、つまらないゲームだなっていうことしか残りません。

ふと思いました。 それは、まるで、人生みたいなもんかもしれません。 目の前のことに如何に集中して楽しもうとするか。 そのため必要なのは、ゴールをどこに設定するのか、時間的な制約につちてはどうか、一日にプレイする時間はどうか、体調管理はどうか、などなど、さまざまな要因が、今を生きる自分と繋がって見えてくるのです。 そのくらい、ドラクエ7は壮大なゲームだった! そう見えてしまう自分は、やはり変なのかもしれません。

ドラクエ7は、ひまつぶしにはもってこいのゲームです。 でも、それをひまつぶしと考えてしまうのは、非常にモッタイナイことです。 そのひまつぶしも、あなたの人生ゲームの一つなのですから。 そんなひまつぶしを、楽しいものにするか、つまらないものにするか、辛くて苦しいものにするか、はたまた、どうでもいいものにするかは、あなた次第なのです。 どうせやるならば、真剣に楽しまないとね。 ボクはそう思います。

人生もゲームも楽しんだもん勝ち! なんてね^^