「かわいそ〜だね〜」って言っちゃうと、ほんとにかわいそうになっちゃうんだよ。

親の発する言葉って、本当にすごいなと思います。

子どもにとっては神様の言葉。

良くも悪くも洗脳していく…されていく…。

そのジレンマから、どうやって抜け出せばいいのか。

その答えの一つが「離れる」だと思ったけれど、どうも違う。

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高次脳機能障害の話題がテレビでやってました。

その中で障害者の母親の言葉が心に響きました。

「ほんと、かわいそ〜だね〜」

そんな他愛も無い言葉が、グサリ、ボクの心臓に突き刺さりました。

自分じゃどうしようもないし、同情のあまりつい言いたくなるのはわかるんですけど。

何かが違うなって思いました。

親からも、こんな同情をずっと貰い続けてたらさ。

ほんとに自分が情けなくて情けなくて、消えたくなっちゃうんじゃないかな。

少なくとも、自分はそうでした。

言葉による洗脳って、ほんとに恐ろしいことです。

今無いものを気にするんじゃなくて、今有るものをどう活かせるか。

そんな前向きな考えになれたらいいのにね。