もともと天使も悪魔もいなかった。
天使と悪魔。
いつから生まれたのだろうか。
神が分けたですって?
否、人が分けたんでしょう?
理解できないものは悪魔と呼んで差別する。
怖いから。
共感できるものには天使と呼んで区別する。
弱いから。
美しいものを求めるのが人なのだろう。
醜いものを遠ざけたがるのも人なのだろう。
コインの表裏。
同じ存在だったハズなのに。
天使と悪魔。
いつまで生き続けるのだろうか。
---
生きているという表現が正しいかどうかはわからない。
でも、自分に当てはめて考えてしまう。
とりあえず、枠にはめて考えてみる。
レッテルを貼っておこう!
そして忘れるのが人なのだろう。
いつか思い出すのも人なのだろう。
そうやって、少しずつ成長している。
そう思えた瞬間、空は青かった。
---
たけのこ(筍)はすごいと思う。
でも、美味しいのはほんの一瞬だけだった。
桜のように潔い。
それがまたいいのかもしれない。
見習いたいと口では言う。
だけど傍観したままの自分がそこにはいた。
散り逝く花びらの中で風のささやきを感じてた。
それが、妙に心地よかった。
ありがとう。
また、来年も和えるかな。
また、来年も合いたいな。