過保護は人を育てない?
部屋の整理をしていたら、ふと市報が目に付きました。
> 過保護は人を育てない? 「尊重する」ことと「保護する」ことの違い?
カウンセラーの方が書かれた記事です。
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電車の中での兄弟喧嘩。 母親は「電車を降りたらジュースを買ってあげるから」などと、泣き止ませるのに必死。
…たまに見かける光景かも?
親が子どもの世話をするのはともかく、気持ちの世話や処理までしてしまうのは子どもの将来にとって危険な面があるのです。
…女性に深く関わりがあるんだとか。
子どもの全てに責任を負うことが良い母親だと思い、守り保護するつもりで子どもの気持ちの中まで踏み込んでしまうことがあります。
…う〜ん、これだけだとちょっと難しいかも。
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DV(ドメスティック バイオレンス)についても書かれていました。
「どうでもいい女にはそんなことをしない!」 暴力はイヤだけれど、彼氏にそう言われると、自分のものだといわれているようで、ちょっとうれしいようでした。 ヾ(- -;)ォィォィ
この「自分のもの」という関係が、カップルでも親子でも問題です。 …、親しい間柄で「愛情」と「支配・所有」が混同されてしまいがちです。 …、殴る加害者は、自分の気持ちの処理を自分でせず、自分の所有物だと思っている恋人や妻に頼っている、ということもできます。
…なるほど。 そう考えると、DVを一方的に受け続けてしまうのも、相手のためというよりは、逆に相手が成長する機会を奪ってしまう「思いやりに欠けた行為」なのかも。 愛情が大前提のSMとは違う、いや、正反対の行為?
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学校生活が始まる頃までには、自分の気持ちの処理は、時間がかかっても自分で何とかしなければ…という体験が子どもには必要です。 親は子どもの気持ちを聴いて受けとめることはあっても、かわりに何かしようとかしないで、本人がその気持ちを自分で納め、問題を解決するよう見守ることが大切です。
人は自分の感情にしか責任がもてません。 気持ちの後始末も自分でするしかありません。 そして、人の気持ちに責任を取ろうとしすぎると、自分も相手も、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまうのです。 愛情は、人を縛るのではなく育てる力です。
素敵な考え方だと思いました。