結局、中国・冷凍餃子事件はどうなったの？

北京オリンピックがあったからなのか、それ以降、ぱったりニュースに流れなくなってしまった、中国の冷凍餃子事件の話。結局どうなったんだろう？と、Wikipediaに詳しく書いてありました。＞中国産食品の安全性(Wikipediaより)。

殺虫剤が餃子の包装の外側にも付着。
一部の袋には穴が開いていた。
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毒物混入の経緯が問題となった。
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両国の調査。
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日本側：日本国内で混入した可能性は低い〜密封された袋の内側からも検出。袋の外側から薬物が浸透する可能性がない。／薬物が日本で使用されているものと違って不純物が多く含まれている。など。
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中国側：日本は鑑定結果を提供しない。／実験の結果メタミドホスが袋の外側から内側へと浸透した。※その後、この実験に使われた袋の一部に穴が空いていたんだとかヾ(- -;)

＞来日で「封印」された「毒餃子捜査」の新事実週刊新潮 (2008年5月15日号)

ここら辺まではニュースでも流れていたと思います。日本を批判する内容が多かったという印象で終わってしまいました。その後、中国国内では天洋食品の冷凍餃子は安全と認識されるようになったそうです。「我々は最大の被害者だ」…確かこんなセリフもニュースに流れていたような気がします。

で、その後、中国国内で事件が起こったんだとか。7月はじめ頃？その１ヵ月後くらいに日本国内でも報道されたそうな。[2008年8月6日(※北京オリンピック直前)]

＞「天洋食品」回収ギョーザ、中国で中毒…現地混入が濃厚に (読売新聞 2008年8月6日)
＞天洋製回収ギョーザ、中国で中毒メタミドホス現地混入強まる（産経ニュース 2008.8.6 10:00)

これは知りませんでした。 2008年8月6日と言えば北京オリンピック直前。テレビでは2日後にはじまる北京オリンピック［2008年8月8日］一色でしたし。そして、日本政府はこの事実を7月頃に認識していたそうです。福田内閣(※高村外務大臣)の頃。中国側の要請により、日本国民には公表しなかったんだそうです。なんだかね。

＞ギョーザ中毒事件で元従業員聴取中国公安当局が数カ月間拘束 (共同通信 2009年1月17日）

あちゃぁ、更迭の仕方が日本以上にひどい。国の威信にかけて犯人をでっちあげたいのだろうか？昔の日本もこんなだったのかな？なんて想像しちゃいました。そう言うことを望んでいるんじゃないんですけど^^；安心して食べたいんですよね、中国産の餃子って美味しいし。

で、日本政府の政権交代後の話…。

＞岡田外相、中国側に中間報告要求　ギョーザ事件で (日経ネット、2009年11月1日)
＞ギョーザ事件、中国「解決難しい」共産党幹部、岡田外相に伝達 (日経ネット、2009年11月15日)

結局、進展なしで終わりっぽいです。なんだかね。隠蔽することは、もう止めてもらえませんか？中国側も、日本側も。