政治家の中にみる微妙な言葉の違い。

与謝野氏の総理に対する発言は、以前の小泉首相を彷彿させるくらい巧みだったと思います。 マスコミが取り上げやすいキーワードを上手に操ってました。 「平成の脱税王」とか笑っちゃいましたし。 しかし、それに踊らされてるマスコミやその他の人たちが間抜けに見えるのはボクだけでしょうか?

与謝野氏と鳩山邦夫氏の言葉のズレ。 どっちが正しいのかはわからないですし、もうどーでもいいことです。 わかったことと言えば、話しての意図が正確に伝わるとは限らない。 必ず読み手の眼鏡に歪曲されて伝わってしまうと言うことです。 そして、それは自民党総裁の谷垣氏を観察すると良くわかります。 総理が「母親に聞いてもいい」と言ってたのを、谷垣氏は「母親に聞いて欲しい」と解釈してました。 まさに自民党の中に焦りを感じた瞬間でした。

国民の多くはさ、脱税してるかどうかってのは本当はどうでもよくって、目の前に広がる不安や怒りの矛先を向ける相手を無意識に求めているんじゃないでしょうか。 政治と金の話は、小沢氏の話もありますし、もうウンザリ感が漂っています。 まぁ、小沢さんが消えた結果、民主党が分裂・崩壊するかもしれませんし、それはまったく構わないのです。 でも、だからと言って、自民党に任せるのは不安。 だって、今の自民党がやってることは昔の民主党と同じでしょ?w ただやり返してるだけ。 予算を審議を利用して、単に相手を批判してるだけ。 まるで子どもの喧嘩じゃないのか。 血税を使ってやることじゃぁない。 そんなところに任せるほど、国民はアホじゃないと思うんすよねー。

もう少し、大人の意見というか建設的な意見は出てこないものでしょうか? 今まさに新しい勢力の出現が望まれています。 邦夫氏と桝添氏がタッグを組もうと動き出してるようです。 なかなかのタイミングです。