快楽について。
快楽に溺れる人と、快楽を否定する人とが
似てるな〜と感じるのはボクだけでしょうか?
人や生物は、生きるためにとても大切なことに対して、
気持ちよいモノ、心地よいモノと感じるようになっています。
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おトイレの話。。。食事中の方、すみません。
うんちやおしっこが出てる時、そして、出し終わった時、
アレほど気持ちよくて、清清しい気分になるのを、
誰もが一度は感じたことがあると思います。
出すという行為が、とても大切なことだからでしょう。
逆に、便秘でず〜〜〜っと溜め込んでいると苦しくなります。
気持ちや呼吸も同じ。
美味しいモノを食べる、好きな人と会話を交わしたりセックスをしたり、
他にも、趣味や仕事に没頭し、自分が成長してると実感できたときとか、
とても大切なことだから、あんなにも気持ちよく感じるのだと思います。
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ただし、好きには2通りあるようで、ここは注意が必要なとこです。
一つは、心の底から本当に好きなこと。
もう一つは、本当は好きではないけれど、なぜか心が欲すること。
前者は良いとして、問題は後者です。
なぜ心が欲するのか、、、心の中に不安を抱えているからでしょうか?
その不安を埋めたいという心の叫びが、依存症的な行為となる…。
これは、過去のトラウマに無意識に反応した結果なのでしょうか…。
快楽に溺れる人は、そんな無意識に支配されているように見えます。
そのトラウマを受け入れた時こそ、前者的な好きに出会えるのかも知れません。
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一方で、快楽を否定する人は、なぜ否定するのでしょうか?
自分の中に湧き上がった素直な気持ちを無視するのでしょうか?
自分の気持ちだけでなく、他人に対して否定する人も同類です。
自己否定、生きることへの否定に繋がり兼ねなく、とても危険だと思います。
ただ、心が成熟する過程においては、誰しもが通る試練のようにも見えます。
今、成熟した大人への階段を上っている途中なのかも知れません。
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ケロロ軍曹という漫画・アニメに「タママ」というキャラクターが登場します。
「タママ」の名前の由来は「オタマジャクシ」の「タマ」から。
オタマジャクシのような尻尾が生えているので未だ子供という設定です。
ちなみに主人公のケロロはかえるっぽい宇宙人だったりします(笑)
タママには、妬み、怨み、嫉みなどの感情が顕わになる「裏」人格があります。
こんな裏タママを好きだというファンも、たまにいたりします(笑)
と、まぁ、裏タママを例にあげましたが、
自分の汚い気持ちを否定せずに、心の底から受け入れられた時、
きっとそこには、清清しい世界が見えてくるのだと思います。
実は、それ以上に、もっともっと清清しい世界があるらしいですが…ね。
ま、お楽しみに。