ここで原発ゼロの流れを止めてはならない。

衆議院選挙で脱原発派は大敗した。そして予想通り、安倍総理原発推進するようだ。また昔の自民党に戻ったという印象が強い。非常にガッカリしている。

今、我々にできることは、「原発反対」を叫び続けることだろう。数年前に近所で原発関連の事故があったけど、すぐに忘れてしまっていた。原発の怖さは、10キロ圏内に住んでいてもわからなかった。福島の件がなかったら、たぶん、思い出すことも無かっただろう。

維新の石原代表が選挙前に、原発はエコだと言っていた。処理に困る放射性廃棄物を生み出す原発のどこがエコなのだろうか。未だに理解できない。これはボクがエコ教育を受けていないからだろうか?エコの認識にズレがあるのだろうか?エコの本質とは何だろうか?教えて欲しい。

原発がエコだというなら、あの厄介者である放射性廃棄物を田舎の山奥に埋めるのではなく、推進してる人たちの自宅や職場に埋めて欲しいんだよね。霞ヶ関や国会議事堂の地下に処分施設を作って欲しいんだよね。そのくらいの覚悟があるなら、原発は安心して使えるような気がする。

高濃度の放射性廃棄物を山奥に埋めないで欲しい。山が汚染されたら川も海もダメになる。水も飲めなくなるし、作物も採れなくなる。畜産も水産も被害を受ける。実際に汚染されなくても、その地域は風評被害に悩まされることは容易に想像がつく。もうコリゴリだ。けど、忘れちゃったかも。目の前のことで手一杯で、みんなこんな感じなのだろうか。

実際、日本の山林は福島事故より前から汚染されていたのかもしれない。そんな痕跡が見つかっているらしい。福島事故以降、いろんな不都合な真実が明らかにされつつあるような気がする。人はすぐには変われないだろうが、切っ掛けにすることはできるだろう。今自分にできることは何だろう?来年も再来年も問い続けてみようと思う。考えを止めないように。歩みを止めないように。今を生き抜くために。