三度目の富士山は高山病もなく、楽に登れた。

今回はツアーでの参加。富士山山頂で迎えたはじめての御来光。目の前に広がる雲海から見えた朝焼けと朝陽の輝きは未来の自分を暗示してるかのようで清々しかった。山頂は強風もなく、頭上には青空が広がっていた。真夏でこんなに穏やかな富士山は珍しい。ま、いつも晴れるんだけどね。

今回わかったこと。一流のガイドさんが一緒だと、こんなにも楽に登れるのか!

高山病の予防には、歩くペースと休憩のタイミング、そして呼吸法に鍵があるようだ。ペースが速すぎると高山病になりやすい。これは最初の富士山で痛感した。休憩の大切さは夜通し歩いた二回目で。今回は呼吸法だった。

腹式呼吸が大切だと言われたが、最初はよくわからなかった。思いきり息を吐くって?うまく吐けなかった。疲れて息があがってくると、ハァハァハァと口呼吸になりがち。これが原因だった。口からでは息を深く吸うことができない。鼻から吸い込むように意識してみる。すると、肺の奥までスゥーッと空気が入ってきて楽になった。なるほど!鼻から息を吸えば腹式呼吸になるのか。

水泳をやっていたこともあり、口で吸うのが癖になっていた。それだけではないが。高山病になりやすい体質だったのかもしれない。そういえば、口呼吸は病気になりやすいとも言われるが、実感がない。病気とは無縁の生活をしているし。ただ、鼻から吸った方が楽になるのは確かだ。

山はいろんなことを教えてくれる。ありがとう!