金子みすゞ記念館にふらり、立ち寄ってみた。 2012年3月21日(水)
誘われるがまま、ふらり、金子みすゞ記念館に寄ってみた。
以前、観光列車みすゞ潮彩に乗った時から気になってたんよね。
終点の仙崎駅には何があるのかって。
ヾ(- -;)
仙崎駅前にあった案内、記念館まで300m。
金子みすゞ記念館は平成15年にオープンしたらしい。
もうすぐ9年になるのか…。
仙崎駅前からのびる「みすゞ通り」を行くと、10分足らずで到着。
愛嬌のあるかわいい看板がお出迎えしてくれた。
早く到着したので、休憩所で待たせてもうらいことにした。
休憩所にはトイレも併設されており、管理が行き届いていた。
さすが! お遍路さんで出合った休憩所たちを思い出す。
休憩所から見える向かい側にあるお店が賑やかだった。
涼しげで、悲しげな、こちらとのギャップが、面白い。
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金子みすゞ記念館 朝9時〜午後5時まで。
入場料350円。 高校生まで150円。 20名以上で団体割引。
(仙崎駅などに置いてあるパンフレットを使えば、割引で300円になる)
団体のお客さんが来たらしく、朝9時前に開けてくれた。
お隣の金子文英堂が記念館の入口になっているらしい。
昔の本屋を再現したらしく、なんとも味のある空間。
各種「和洋紙」取り寄せます
チャップリンとデブ、下●山陽倶楽部、ポスター、いいセンスやわ。
下關(しものせき)って読むのかな?
そうそう。
写真を撮るのは、一部をのぞいて禁止っぽい。
尋ねると、撮っていいものがどれかを丁寧に教えてくれた。
みすゞさん本人の手書きの文字からは、温もりが伝わってくる。
「こだまでしょうか。 いいえ、誰でも。」
震災後に流れたCMの影響だろう。
それなりに、人がいた。
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仙崎駅から歩いてすぐの交差点にある瀬戸崎小学校跡地。
みすゞさんが昔通っていた小学校らしい。 今はもう無い。
八坂神社。
みすゞ通りから入ると、この裏側に出た。
みすゞ通りの風景。
住んでる人の心が顕れるようでした。
金子みすゞさんのお墓。
(-∧-)合掌・・・
みすゞ通りの終点で出合った景色。
みすゞ通りへの案内板。 お墓まで130m
海に沈められたブロックたち。
みすゞ通りから突き当たって、左側の景色。
海と山と空、雲とのコントラストがええわぁ。
みすゞ通りから突き当たって、右側の景色。
お? あの橋はなんだろう…。
おっと! 遊覧船を発見!
よっしゃ! あとで乗って見よう♪
(詳細はのちほど…)
遊覧船乗り場は、仙崎駅を出て右側。
青海島は「おうみじま」と読むらしい。
そういえば、東京に青梅(おうめ)ってところがあったっけな。
先ほど見えた橋は、青海島へ続く「青海大橋」でした。
螺旋階段を使えば、橋の途中までショートカットできます。
そして、その先にあるのが…。
みすゞさんが好きだった王子山公園。
いいとこでした。
駐車場5台。 こじんまりとした公園でした。
団体さんでは行きにくいかも。
駐車場からなだらかな坂を登ると・・・
お? さらに階段が続いてました。
駐車場から歩いて1分ほどで山頂に。
ヾ(- -;)
山頂にあった、休憩ベンチ。
青海島・王子山から仙崎の町並み、その1
青海島・王子山から仙崎の町並み、その2
パノラマで、撮りたかった。
王子山
公園になるので植えられた、
桜はみんな枯れたけど、
伐られた雑木の切り株にゃ、
みんな芽が出た、芽が伸びた。
木の間に光る銀の海、
わたしの町はそのなかに、
竜宮みたいに浮んでる。
銀の瓦と石垣と、
夢のようにも、霞んでる。
王子山から町見れば、
わたしは町が好きになる。
干鰯のにおいもここへは来ない、
わかい芽立ちの香りがするばかり。
「金子みすゞ童謡全集」(JULA出版局)より
…
何か…、あったのかな。
(-∧-)合掌・・・
宮帯出版社
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必死で頑張ろうとするみすゞさんの姿が浮かんできた。
ここに来れて、、、この詩に出逢えて、良かった。
王子山公園を下からのアングルで。
思わず、飛び込でみたくなるような、怖さ。
迫力がありました。
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仙崎駅に戻って見たら、次の電車まで2時間待ち。
ヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/ えー
バスも出てたけど。
地図をみると、長門市駅まで意外と近そう。
距離から見て、みすゞ通りの倍くらい?
30分もあれば着くでしょう。
途中にあったかまぼこ工場と、その直売場。
いいにおいがしました。 空腹には堪えるw
程なくして、長門市駅。
ほぼ一本道で、迷うことなく来れました。
無事、帰還。
ステキな出会いを、ありがとう。