小沢氏の強制起訴!?これは日本の政治にとってのマイナスじゃないだろうか。

今日の昼過ぎくらいに「小沢氏強制起訴」なるニュースが流れていました。

「あちゃぁ、とうとうやっちまったか…」 そんな印象を受けました。 小沢氏の供述を「信用できない」と判断した…ま、わからなくもないんだけどねw

陸山会事件:小沢氏を強制起訴へ 検察審が議決 毎日新聞 2010年10月4日 15時56分(最終更新 10月4日 22時01分)
小沢氏、強制起訴へ 検察審査会2度目は「起訴議決」 asahi.com 2010年10月4日15時41分

でも、今回の起訴はちょっと特別なものらしいんです。 通常の起訴では99%以上が有罪なのに対し、今回はそうではないんだとか。 検察側の意見も聞くにせよ、国民から選ばれた人たち数人の採決だけで決められていたそうです。 「有罪になるか無罪になるかわからないから裁判所が判断してちょっ」て感じらしい。 ヾ(- -;) オイオイ、そんなんで起訴されたんじゃ、洒落にならないですよ。

それ以前に、起訴段階では推定無罪が原則。  でも、大抵の人は「起訴=有罪」って目で見ちゃうんだろうね^^ 厚生労働省の文書偽造事件で無罪判決が言い渡された村木厚子元局長の例でもそんなでしたし。

思い起こせば、小沢氏の事件が持ち上がったのは、彼が率先して自分の政治資金を「見える化」した後だと記憶しています。 思うに、彼がやろうとしていたことは日本の政治にとっては革新的なことだったんじゃないでしょうか。 まだまだ中途半端な面もあったんでしょうが、その理念は共感しています。

そんなことを踏まえるに、今回の強引な起訴、小沢氏潰しの裏には何があったのでしょうか。 政治資金の「見える化」ができない政治家さんや政治団体、その支持者たちからの強い反発の結果なのかもしれません。 それこそ、今の日本を代表する古い体質に固執する勢力なんじゃないでしょうか。

だから、思うんです。 クリーンな政治を日本で推し進めたいのであれば、小沢氏を排除するよりは、小沢氏は生かすべきなんじゃないかって。 これからの日本の政治に彼は必要な存在だとボクは思うのです。 単に彼一人が居なくなったとして、本当に日本の政治はクリーンになるんでしょうか? 民主党の中にも小沢氏に対して離党勧告を出したい人が多くなっていくんでしょうかね。 それについて、ボクは断固反対します。

これから大変でしょうが、小沢さん頑張ってください! 陰ながら応援しています。