ビバ!屋久島! 前編〜宮之浦岳・縦走
ブログネタ: 登ってよかった山を教えて!
屋久島の山に登って来ました。
九州の最高峰、宮之浦岳。
山小屋に3日ほど泊まって、屋久島を縦走。
--- スケジュール概略 ---
初日:宮之浦→(バス)→紀元杉→淀川小屋
2日目:淀川小屋→宮之浦岳→新高塚小屋
3日目:新高塚小屋→宮之浦岳→高塚小屋 (←再チャレンジ♪)
4日目:高塚小屋→白谷雲水峡→(バス)→宮之浦
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1日目はお昼を宮之浦で済ませてからバスで移動。
登山道の入り口で、トイレを掃除に来た地元の方と話をしつつ。
小雨の中を傘を差しながら、小屋まで1時間ほどの道のり。
小屋まで行く途中の山中で4組のパーティーとすれ違いました。
小屋に着いたら先客が1人。
黒味岳を登ってきた帰りなんだとか。
結局、それ以降は誰も来なく、2人で小屋に1泊しました。
夜中には、ネズミがw
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2日目の屋久島は小雨から徐々に嵐な天気に・・・。
行けるかな?と思って進んでみたら、すごい雨になってきて。
戻りたくても戻れないくらい水が出てきてしまって・・・むっちゃ怖かったです。
途中にあった大きな岩を滝のように水が流れてて、どこ登ればいいんだ!?
途中で、遭難者を追悼する大きな岩があったりして・・・。
ボクもここ息絶えたら、岩に刻まれたりしちゃうのかな!?
・・・冗談じゃなく、マジ考えましたよ。
栗生岳に岩の祠があって、ブルブル震えながら雨宿り&食事。
なんとか山頂に登ったはいいけど、ケータイのカメラも故障。
全身ずぶぬれでした。
「誰もいない、こわいよー」
雨が多い屋久島で雨具を持っていかなかったのが一つの敗因でした。
なんとか9時間かけて新高塚小屋までたどり着きました。
ようやく人がいた♪ ふ〜。
2日目はそこで一泊。
ガイドさんが居たので、色々と聞くことができました。
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3日目は、曇り〜晴れ。
もう一度、宮之浦岳に挑戦してみることにしました♪
6時半に新高塚小屋を出発、9時過ぎに山頂に到着。
2時間40分で着いてしまいました。 オオーw(*゜o゜*)w あっけな〜
昨日の経験と天気が良かったってこともあって楽でした。
楽しくって楽しくって、休みも居れずに登ってしまいました^^;
途中、親子連れの鹿の群れ(5匹)や、子連れの猿にも会って。
頂上でパシャリ♪
昨日はカメラが雨で故障して撮れなかったんだよね。
山頂に着いたら、すでに先客がいました。
写真の上の方にも先客の荷物がチラリ。
女子大生かな?
レンタカーを借りて淀川登山口から日帰りできたんだそうです。
なんでも、これが始めての登山だとか。 つわものだw
何も知らないって、最強だなって思いました。
「え?ミッキーいたんですか!?」 ヾ(- -;)
結局、小一時間ほど、山頂からの絶景を眺めていました。
360度の大パノラマ。
やっぱ、ケータイだと遠方がイマイチですね。
遠くには雲海と海が広がって、近くの島々も見渡せました。
あとから到着したガイドさん曰く、
「これだけ晴れるのって、滅多に無いからね。」
ツバメさんも飛んでいました。 祝福してくれているのかな?
昨日の天気がウソのようでした。
帰りは2時間ほどで新高塚小屋まで。
山頂の表札。
ピストンで帰るので、焼野三又路方面へ。
ここが焼野三又路の道標。 下りで20分弱。
宮之浦岳以外にも永田岳へのアクセスにも便利なところ。
少し開けてて、緊急時にはテントを張れそうな感じでした。
更に10分ほど下ったところにある水場。
ここら辺は1m前後の笹竹の藪の中を歩きます。
笹竹に隠れて道が見えなくなっているところもありました。
木の階段が整備されていて歩きやすいです。 転倒注意。
更に5分くらい下ったところにある、平石。
※焼野三又路から下りで15分くらいのところ。
ここら当たりは開けていて眺めもいいです。
晴れた日なら良い休憩所になりそうなところでした。
平石からちょっと登ると、平石岩屋に到着します。 20分程度?
大きな岩陰があるので、雨の日にはここで休憩を。
これは山頂方面から撮影した平石岩屋です。
ここら辺は天気が悪くなると風が強くなるところです。
天気が悪い日は注意してください。
昨日の嵐は、傘なんてさせたもんじゃなかったです。 ←山で傘ってところが、もうダメすぎ。
平石岩屋から40分くらい下ったところにある、第二展望台。
第一展望台もそうですが、ちょっと見過ごしそうな感じでした。
特に見所は無さそうなところでしたのでスルー^^;
岩屋から20分くらい下ったところに第一展望台がありました。
ここはの直前の登り。
昨日はここで雨風を凌ぎました^^;
新高塚小屋に着いたら、お昼になっていました。
第一展望台からは下りで20分ちょいって感じです。
小屋には先客が一人。
明日、宮之浦岳に登るんだとか。 頑張れ!
新高塚小屋から400m下ったところ。 でも、登りでした。
所々にこんな道標があるので、まぁ、ここいらでは迷わないでしょう。
高塚小屋まで歩いてみたけれど結構足にキテました。
無理せずに、そこで宿泊することに。
そして、その小屋には、住人がひとり・・・。
と、続きは、また今度。
これが高塚小屋の写真。
右奥に緊急トイレ用のテント、左側にトイレがあります。
右の方に行くと縄文杉、後ろ側が新高塚小屋になります。
縄文杉目当ての観光客が良く泊まる小屋らしく、平日にも係わらずむっちゃ込んでいました。 小屋に泊まれるのは10人前後。 この近辺に30人くらい宿泊してました。 ツアー客を率いるガイドさんたちは慣れた手つきでテントを張っていました。 シーズン中の屋久島を見た感じです^^;
テント持参してない場合で宮之浦岳目的の方は、広くて空いているだろう新高塚小屋の方をオススメします。
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写真アップしました。
ご参考までに。