簡単っ♪ 「もの忘れ」改善方法!

・「あっ、あれしよう!」と2階に行ったのに、何しに来たか忘れちゃった・・・

・「買い物をしに行ったのに、肝心の“何を買うか”忘れてしまった」

・「アイロンをかけている最中に電話がかかってきて、アイロンのことをすっかり忘れてしまった」

そんな経験、ありませんか? こんな「もの忘れ」を、とってもシンプルな方法で改善できるんだそうです。

まずは、「イメージしてください」・・・。 ・・・それだけです。 あ、終わっちゃったw

ためしてガッテン記憶脳を刺激する!最新科学ワザ (2009年10月28日放送)

--- よくある誤解。

×もの忘れは、年齢を重ねると共に増えていく、どうしようもないモノ。

一昨年、アメリカの神経科学学会で発表された研究によれば、脳のある部分(※ACC)の働きが弱まると、もの忘れが増えるんだそうです。 記憶力の衰えよりも、こちらの影響の方がより大きいんだとか。

--- 「覚えている」のに「思い出せない」。

もの忘れは「情報が頭に入らない(=覚えられない)」ために起きるように思われがちですが、実は一番の問題は「情報は頭に入っているのに、うまく引き出せない(=思い出せない)」ことにあったのです!

 Σ(- -ノ)ノ エェ!?

確かにね、思い当たる節があります。 かつてうつだと診断されたときには、ものごとをイメージすることがとても億劫になってました。 文章の推敲とかさ、整理整頓できた部屋のイメージとかさ、考えたびに頭が痛くなってました。 老化の疑似体験してたような感じ? いや、実際どうだかはわからないんですが。

--- ACCって何?

ACC=前部帯状回。 脳の前方の内側にあるそうです。 お凸の裏っ側あたりかな? お凸あたりに意識を集中すると、イメージしやすいような気がしますし。

ACCの役割1: 大事な情報を選ぶ。

ACCの役割2: 注意が一方だけに向かないようにする。

--- ACCを鍛える「秘策」。

「イメージすること」を心がけるだけで、ACCを活性化する効果が期待できるそうです。 何かを覚えるときには、「言葉」だけで覚えるのではなく、映像を「イメージ」しながら覚えるように心がけること。

・買い物に行く前に・・・・・・「ニンジンを買おう」と言葉で考えるのではなく、行きつけのスーパーの野菜売り場でニンジンを手に取っている自分の姿をイメージする。

・朝起きたら・・・・・・一日の予定をメモにまとめ、それを実際にしている自分の姿をイメージする。

こんな風に、より具体的な行動に結びつけると効果的。 勉強も工夫次第ですな。

--- 余談。

活字が良いと言わるのは、文字から場面をイメージすることで、ACCが訓練されているからなのでしょうね。 読み方にも寄りますが(笑) 日記やブログを書くことも然り。 同様に、絵や漫画を描くことも然り。

まずは「イメージしてみよう♪」と一呼吸を置くことが、心のゆとりにも繋がっていくのかもしれません。 ACCを鍛え続けることで、目に見える世界の色までも変わる! そんな予感がしています。