フジツボ と、eroticと。

深夜番組で、垂れ流れてきた「フジツボ」。 そう言えば、光源氏にも出てきたよーな。 あ、いや、源氏物語だったか。 ぐぐってみたら「藤壷」で引っかかりました。 あ、やっぱりw

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ボクがみた番組では「フジツボに熱中する変な人」を紹介してました。 熱中人だったかな? 番組のタイトルは熱中時間なのか。 変な人とは言っても見た目かわいいんだけど、それなりのお嬢さんっぽいし。 だけど、世間とはちょっとズレている、そんな人でした。 ちなみに、ボク的な用語では「変な人=魅力的な人」です。

何が変かって。 彼女が家の水槽で飼ってるのはフジツボ。 海に行くと岩などにびっしりと付いてるアレです。 何が魅力なんだ? ボクも最初はそう思ったけれど。 彼女の言葉を耳にするたびに、引き込まれてしまってた自分がいました。 ま、たぶん、男性の人が説明したら、フジツボの魅力はわからないままだったかも 壁|m`)ムフッ。

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フジツボは、貝類ではなくて甲殻類、海老の仲間なんですって。 Σ(- -ノ)ノ エェ!? ま、どっちでもいいんだけれど。 興味ないし…、ってのが、最初の印象でした。 岩に張り付いたら、同じところで一生を過ごすんですって。 まーそーだろーなw でも、本当に海老の仲間なん? あぁ、動けないヤドカリみたいなもんなのか。 食べたらウマいのかな? (@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪

フジツボは、先端の穴から触覚みたいな手足を出してエサ、水中に漂ってるプランクトンを採りながら生活してるんだそうです。 その触覚の呼び名が「萬触」…なんとなくエロさを感じるのはボクだけでしょうか? 彼女曰く、萬触を出す様子が手招きしてるように見えるんですって。 なるほど、人の手に見えなくもない。 ちゅーか、口ってことは、生殖器も兼ねてるってことか…あながち間違ってもいないのかな、eroticってのも。

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彼女はフジツボの殻の部分を使ってアクセサリーを作ってました。 なんか地味やな…。 今度は白いフジツボを摂りに行くとかで、わざわざ東北の三陸海岸まで出向いてました。 港を散策。 地元の漁師さんにもお願いして、漁の網などに付いた「ゴミ」を漁っていました。 ほんと、変な人だw 世間でいうところの「ゴミ」に目を輝かせるだなんて。 ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゜Д゜) ス、スゲー! こりゃ、マジ大物だわ。

漁師のおじさん曰く。 フジツボがキレイだとは思わない。 お嬢さんはキレイだと思うけどな。 と、少し照れながら。 まー、わかるわ。 たぶん、何も知らない人が見たら十中八九、おじさんに賛同するよ! 汚いもん。 でも、彼女曰く、研磨してるときは宝石を削ってるようなものなんだって。 アクセサリーを作る道具も本格的でした。 パッと見。

ただね、フジツボを「ある」と表現してたのがさ、ちょっと気になりました。 動物やし好きなもんやし「いる」やないん? アクセサリーとして探してるから「いる」になっちゃうのかなぁ。 動かないもんやし、植物の「木」みたいな感覚なのかなぁ。 なんかさ、興ざめ。 イマイチ。 がっくりっすよ。 なんてね。

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できあがったフジツボ帯留め&簪。 とても素敵なブツでした。 真っ白なフジツボ。 白い帽子をかぶった富士山の先端みたい。 しかも光沢があって白く輝いてます。 むっちゃキレイやわぁ。 確かに、この白いフジツボのアクセは、そんじょそこらの宝石よりもキレイかも。

最後に、珍しい光景として、一本の半透明の触覚をお隣さんまで伸ばしてるフジツボが紹介されてました。 交尾だそうです。 彼女曰く、男性のペニスみたいなモノ。 体の何倍も伸びて世界一の長さなんですって、胴対比としては。 (´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり) ← そう語る彼女はやっぱりエロいと思いました。 それにしても、雌雄同体なのにペニスがあるのね。 変なのw