こんなデジタル時代だからこそのアナログ手帳。

ボクは以前、電子手帳を使ってました。 でも、最近は液晶の画面を見るのが辛くなって、手書きの手帳を見直しつつあります。 最近は携帯でもスケジュール管理とかメモできますけど、画面が小さいですし、便利すぎるだけに物忘れが激しくなっているような気もする今日この頃です。 電子手帳を使いこなしてる人は天才だと思いますよ、ほんと。

手帳の魅力は何よりも手書きであり、脳みそをやんわりと刺激してくれること。 手は第二の脳。 そして、ある程度の不便があること。 不便であるから、そこに自分なりの工夫を生み出そうとするのだと思います。 ま、実際そうでもないんですが…ね^^;

若い頃、今でも十分若いと思ってますが、ネットにはたくさんの情報で溢れて、漠然とした不安でいっぱいになっていた時期がありました。 今考えると、自分にとって必要なものとそうでないものとの区別、頭の中の整理整頓ができてなかったんでしょうね。 頭の中がちょっとしたパニック状態になっていたような気もします。 そんな経験はありませんか?

その訓練をするためにも手帳は役に立ちます。 書ける情報が限られていますから、本当に自分に必要な最低限の情報だけを、しかも簡潔に記入するようになります。 それと、あとで確認するときにもパッと情報が取れるように、同じことを何回も書くなどして手間を掛けて整理するようになります。 同じことを何回も書いてるうちに、頭の中なかでも情報が自然と整理整頓されながら叩き込まれていきます。 そして、本当に達人になると、手帳を見なくてもすぐに情報が取れるようになります。 手帳を見るのはあくまでも確認のため。

手帳を使いこなせてこそ、一人前の大人!?

なんて、いろいろ書きましたけど、たぶんボクは手帳に対する憧れみたいなものがあるんだと思います。 "手帳を使いこなせている人"は仕事ができる人、頭の回転が速いというイメージがあります。 ※手帳を使ってる人ではなく、使いこなせてる人…です(笑) 常に必要な情報は頭に叩き込んでおける記憶力。 すぐに取り出せるように頭の中の情報も整理整頓しておくイメージ力。 そして何より、過去を捨てるさる勇気、そんな強さがあるのかも知れません。