うつに良くある思考?

自分が価値のない人間で、誰からも必要とされていない、存在そのものが無意味で、生きていることがツライ、そんな風に思っていました。

これはツレうつドラマの第三回(最終話)の台詞の一つですが。 ボクも似たような感じでしたが、生きることがツライって部分だけは微妙に違いかも? そこら辺の感覚は、十人十色なんでしょうかね。

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他に印象に残ったのは、風吹ジュンさん扮するお医者さまの台詞です。

それは…言葉のせいだよ。 動物は調子が悪ければはジッとしているだけで、自分のことは考えないと思うのよ。 人間は、、、追い詰めてしまう。 考えない方がいいんだよ。

でも、言葉で考えないって…難しい。

じゃぁ、こうしたら? 言葉が浮かんでくるのは仕方ないとして、浮かんできたら…流す。 目の前に川があるとします。 そこにあなたの言葉が浮かんで来ます。 でも、それをあなたは拾わないで…流す。 次第に言葉は遠ざかって…やがて視界から消え去って行く。

なるほどな〜と思いました。 心にズン!と来ました。 「考えるな!」とアドバイスしてくれる人は多かったんだけど…自分を否定されてるような気がして、その度に反発していました。 言い方なのかなぁ?

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最後に、もう一つだけ…。 ツレを演じていた原田泰造さんの台詞です。

「あとで」と言う言葉を大事にしています。 焦らないの「あ」。 自分を特別扱いしないの「と」。 できることからやるの「で」。 3つ合わせて「あとで」。 調子が悪いときは後回しにしてもいい。…。 弱いってことが、弱さを認めることが結構大事なんだって、そう思うようになりました。 少し弱くなってみると、…、今まで知らなかったことが、興味のなかったものが、向こうから飛び込んでくるんです。 それは時には音だったり、色だったり、、、さり気無い人情だったり…。 そしてある時、生きていて良かったと思いました。 病気になったことをむしろ誇りに思います。