OLにっぽん、いいですね♪

今日、偶然みたドラマ「OLにっぽん」。
アウトソーシングの話でした。

総務課にもアウトソーシングの波が押しよせて、
安い労働力、中国の人たちへの引継ぎ。
飛ばされると知った同僚らがボイコットする中、
黙々と働き続ける主人公。
「引継ぎが終わったらリストラされるんだよ。」
それでも黙々と働く主人公。社員の鏡やわ(笑)

偶然に会った昔の恩師を手伝って、
昔お世話になった社屋の後片付け。

 「マニュアルに残せないものがある。」

それが何なのか気になった中国の方たちも、
一緒になって後片付け(あと、後輩も)。

ひと段落して、みんなで鍋を囲みながら。
「日本人の心は、わからないよなぁ。」なんて、
ここまでニオってきそうな台詞を呟かせながら(笑)
「北京に単身赴任することに決めたよ。」
「私たちのせいで家族と離れ離れになるんですか?」
「私・・・中国へ帰ります。」
「また新しい人が入ってくるだけ。何も変わらないよ。」
「・・・。」
ドラマの中で描かれていた中国の人たちは、
日本人にも負けず劣らず情に篤かった。

そうなんよねぇ。

杭州って湖が綺麗なところに行った時の話。
その時にあった中国の女性は素敵に見えました。
(助けてもらったから、そう見えたのかな?)
儒教の影響が残っていると言ってたけど。
実際に会って話してみないとわからんもんよね。

ドラマに戻って。
酒を飲みながら恩師っぽい人が言ってました。
(印象に残った台詞をニュアンスで。)

「昔は会社で酒が飲めたんだ。」
「愚痴を言わんとやってられないよ。人なんだから。」

「1日8時間いる会社の中で自分探した方がお得だよ。」
「しかも、給料まで貰えますしね(笑)」

最後は、またニオってきそうな掛け軸だったけど。
いい言葉でした。
経営の神様と謳われた故松下幸之助さんが、
当たり前のように言ってたように思います。
当たり前のことなんでしょうけどね、
当たり前じゃなくなっているのでしょうか。

個人的な見解。
今まで愚痴は「イケないモノだ」と思っていました。
頭ではわかっていても心の奥底ではどうしても。
そんな自分に気付かせてくれたこのドラマは、
正に目からウロコでした!
こういう出会いってのも、なんかイイですね。
素敵なドラマをありがとう!

思うに、愚痴は自分が周りが成長する可能性を
無意識のうちに示してくれてるのかもしれない。
愚痴が出なくなったら人間オシマイだ。
ってことで、「愚痴は会社の宝」なのかもしれない。
不足しがちなのは、
愚痴を建設的な意見や行動に押し上げる知恵なのかな?
何をしようという目的あっての知恵なんでしょうかね。
なんとなく、自分に足りないものが見えてきました。