増税よりも前にやることがあるでしょ?(将来ビジョンの観点から)

まずは無駄を省くスリムな政府に…。

で、そのあとは?

・・・よくわからない。

福祉充実な社会?

・・・よくわからない。

未来のビジョンがまったく見えてこなかった。

未来のビジョンがなければ、いくら増税しても無駄じゃね?

そう、一度、日本をぶっこわさなきゃダメだ。

ボクは、そう思っていた。

けど、そのあとのイメージが沸いてこなかった。

小泉元首相はスゴイと思ったけれど。

いつしか、不安ばかりがつきまとっていた。

ただ1つ言えること。

「今のままじゃダメだ」

国家に対する焦りは、自分自身に対する焦りへと変わる。

自分を変えなきゃダメだ。

とにかく、はじめの一歩を踏み出さなきゃ・・・。

なんでもいいから。

わからない。

立ち止まる自分への苛立ちが募るばかり。

自分なんて・・・もう、いらないんじゃ?

















正月番組で、うんちが紙になるという新聞を見ました。

小学生が作った新聞です。

衝撃的でした。

それをみた甥っ子たちは喜んでいましたが。

「それでも、うんちは役立たずじゃん」と言ってました。

なるほど。

なるほど。

富士山を登ったときの話をしてみました。

うんちも電気になる。

うんちから作られた電気は、トイレの明かりや便座を温めるのにも使われているんだよ。

うんちも世の中の役に立っているんだよ。

山の上は厳しい生活環境だからこそ、いろんなアイデアも生まれてきます。

たぶん、今の私たちもいろんなアイデアが生まれてくるはず。



そうか! そうだったのか!

ゴミを無くせばいいじゃん。

ゴミという概念を無くせばいいじゃん。

この世から。

この世に役立たずなモノはない。

この世に役立たずなヒトはいない。

ゴミはすべてが資源に変えられる筈だ。

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大切なのは、未来へのビジョン。

どういう世の中にしたいかというビジョン。

社会福祉がどうだとか、税金を上げるだとか、…。

でも、その前にやるべきことがあるのではないだろうか?

未来のビジョンを示すこと。

郵政解体でも良かったけれど、その後は良くわからなかった。

福祉国家、医療充実、なんか違うと思った。

無駄を無くそうとするから、世の中がギクシャクしてくる。

無くすべきなのは、たぶん、無駄じゃない。

無駄という中に隠された、もう1つの概念だ。

ゆとり教育と同じ失敗をしてはならない。

時間のゆとりと心のゆとりとの勘違いが痛かった。

しっかりと言葉の本質を見抜いて行動に移さなくては・・・。

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子育てが、国家の一番根本をなすもの。

ビジョンとしては、子供が笑って暮らせる社会かな?

だから、、、

子育てを充実させれば、年金も医療もよくなるんじゃないか。

以前は、ボクもそう思っていました。

「それは理想だよね」とばっさり切り捨てる人たちもいる。

みんなわかっちゃいるけれど、現実の壁にぶち当たってしまった。

そして、その「子育て」が危うくなっているらしい、日本の医療。

焦りばかりが募ります。

でも、ボクの中で、これはメディアが伝えた「噂」です。

ボクはまだ子育てをしたことがないし、実際にはわかりません。

では、なぜ、そうなってしまったのでしょうか?

医者さんたちが、楽して儲けたいから?

確かに、それもあるんだと思いますが、たぶん違います。

一部にそういう人もいると思うのですが。

ただみんな「大切なもの」が見えなくなってしまったんじゃないかと。

勤務時間や割に合わないなと、見た目のコストばかり気にして。

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資本主義、コスト重視な「噂」に惑わされています。

コストも大事ですが、会社の本質はそこじゃないのでは?

そもそも、資本主義は借金システム。

景気がいいときはよさげだけれど、そうでないと・・・。

面白い点は、株式として上場すれば評価システムとしても使える点。

そして、企業買収の「噂」に踊らされて株主を優遇しはじめた企業。

ボクの目には、なんとも哀れに映りました。

この噂は、誰が流し始めたんでしょうね。

ほりえもん? いやいや、彼は踊らされてしまった方。

わかりませんが。

よく考えてみると、なんてーかさ。

それって、テストでいい点を取るとの同じ理屈じゃなくて?

先生の評価ばかり気にしてても、成績は上がるんだけどさ。

本当に大切なんことは他にあると思うのですよね・・・。

それは何でしょう?

ボクはずっとそのことを考えていました。

きっと、それが未来へのビジョンへと繋がるから。

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なぜバブルがはじけたのか。

株式会社としての評価と現実とのギャップ。

たぶん、それは、無駄なものを作り続けてしまったからじゃなくて?

最近、政府は致命的なミスを犯してしまいました。

エコポイントに、エコカー減税

エコという言葉で、エネルギー政策を推し進めようとした。

確かに、節電に繋がったのかもしれない。

でも、実際に、実家の電気料金は上がり続けている。

なぜか、家庭への負担は、より重くなっている。

東電の問題もあるけれど、たぶん、それだけじゃない。

円高なのに、なぜか安くならないガソリンとかさ。

これって、なんか、変だよね。

飽和状態の市場の中で・・・いらないものを量産する企業たち。

ぜんぜん企業が社会のためになってないじゃん。

その企業を維持しようと、やっきになっている日本の政府。

これって、なんか、変だよね。

なんで誰も言わないの?

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その根本にあるものは何だろう?

なぜ無駄なものを作り続けているのだろう?

なぜゴミになるものを作り続けているのだろう。

かつて、電化製品の三種の神器(さんしゅのじんぎ)と呼ばれた家電たち。

今では、捨てるのにお金のかかる家電となってしまった。

哀れ、テレビ・洗濯機・ 冷蔵庫たちよ。

これは、たぶん、企業が責任を取らなかったのが原因。

そして、電化製品に含まれるレアメタルは、今でも海外に流出し続けてるらしい。

そんなリサイクル法は変だよね。

経営の神様、松下幸之助が生きてたら、こうはならなかった。

製品を買い取ってでも、松下電器が処理してくれたと思う。

今はPanasonicとなってしまったけれど。

名前はカッコいいが、勇気が感じられない。

そうなってしまったのは、たぶん、目先のコストにばかりに意識が向いてしまったから。

企業として一番に大切にしなければならないものが見えなくなってしまったから。

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そうなってしまった原因は、

無駄なものを作り続けてしまったからだと思います。

ゴミ増産システムな社会。

これを断ち切らなければなりません。

すべての「ゴミ」は「資源」になりうる。

でも、今の法律では、その実感がわいてきません。

なにせ、お金がかかるのですから。

リサイクルできる資源は、捨てるのにお金がかかる厄介者。

それはもう、資源じゃなくて、ゴミでしょ?

「ゴミ」を「資源」に変えるには、

まず、家庭にお金が入るシステムに変えないとイケません。

国民が得をしたと感じらられば、お金じゃなくてもいい。

じゃないと、いつまでたってもゴミのまま、資源になりゃしない。

最近、スーパーなんかでは、プラスチックトレーやダンボール、ペットボトルなどを回収して、ポイントをつけるようになった。

ステキですよね。

なぜ、お役所は、率先してやらへんのやろ?

収集場所で回収するだけ。

そこんところが変やと思います。

生ゴミからも発電できるんやし。

家庭用の発電装置も開発されてるんだから。

あとはコストの問題?

生ゴミがなくなれば、家庭のゴミはだいぶ減ると思いますよ。

地域のボランティアさんたち、お疲れ様です。

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本当のエコってなんでしょうね?

セコも資源を大切に使うという点でステキだと思います。

でも、エコとは少し違うかなって思います。

ボクの考えるエコは、この世から「ゴミ」という概念を無くすことです。

この世から「役立たず」という概念を無くすことです。

もし、この世が神様がつくられたものだとしたら。

役立たずなモノをおつくりになるでしょうか?

・・・しないと思います。

役立たずに見えてしまうのは、ボクらが何も知らないから。

ボクらが、ゴミを、汚いモノを、それ以上、見ようとしないから。

ゴミを見つめなおすことから、未来は拓ける。

人や物を大切にできる世の中になると信じています。

政治なんかもさ、その視点で考えてみてはどうでしょうかね。

消費税を上げる前にやるべき、最低限のこと。(節税の観点から)