菅総理が辞めたとして、その後は?

新聞にはポスト菅として野田氏、馬淵氏、海江田氏、前原氏、更に樽床氏と鹿野氏の名前が挙がっていた。総理の器に値する人物がみあたらない。ここで菅総理が再び立候補したら面白い。ナンテネ。それくらいのふてぶてしさがあってもいい。

巷では増税しかない風潮なんだよね。誰が仕組んでるかは知らないけれど、アホすぎ。このタイミングで増税したとして、果たして国民の体力は残っているの?イギリスの暴動を見てたらヤバイと思った。これ以上、国民の体力を奪ってはならない。何が起きるかわからない。

今度の震災は、幸か不幸か、原発行政や電力大手に燻る問題を暴いてくれた。日本の財政の健全化への道はまだまだ遠い印象。自民党政権下で行われてきた怠慢はまだまだあるのだろうしね。

日本が生き残る為のキーワードの1つは「人に優しいエネルギー開発」。少なくとも原発ではない。そんなのは中国や他の新興国に任せておけばよい。日本の地形を活かせばもっと多彩な方法があるはずだ。今は質ではなく量を稼ぐ時。アイデアを出しまくれ。そして、電力大手が牛耳ってきた送電線を開放せよ。

米ドルの弱体化は資本主義の限界を告げているようにも見えた。時代は変わりつつある。この歴史の変化を肌で感じてる人はどれだけいるのだろうか?今までと同じやり方では上手くいかないだろう。

しかし、日本人は逆境にこそ強い。事業仕分けで有名になったスパコン「京」は世界一になった。探査機「はやぶさ」はもうダメかと思ったけど無事に地球に帰還した。たとえ財政難でも、日本人の心にはそれを乗り切るだけの知恵と情熱がある。そう信じたい。

今の日本に必要なのは増税ではない。震災で弱りつつある心を奮わせるドラマ的な演出だ。ほんの些細な感動でもいい、外に出して欲しい。きっとその中から新しい何かが生まれてくるから。

昨日のサッカーは気持ち良かった。でも、朴智星が抜けた韓国は迫力不足。岡崎の負傷で入った清武に注目。