【ザック】ザッケローニ監督の格言・名言集〜(祝)アジアカップ2011優勝記念!

サッカー日本代表(A代表)監督に就任したザック。 2014年のワールドカップ(ブラジル大会)に焦点を当て、若い選手の育成のために、すべての試合をどん欲に活用しようとする気持ちが、今回のアジアカップにも出ており、とても好感が持てます。

ザッケローニ 新たなる挑戦
著者: セルジオ・タッコーネ
翻訳: 利根川晶子
出版社: 宝島社
価格: 1,260円
発売日: 2011/2/10


サッカー日本代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニ。2014年ブラジルワールドカップ・ベスト8進出という目標に向け、今その手腕に最も注目が集まっているイタリア人指揮官の栄光の歴史とイタリアで陥った苦悩の日々を現地ジャーナリストが綴る。イタリア・セリエAスクデット(優勝)を獲得したほどの名将が、なぜ新たな職場に日本という地を選んだのか。生い立ちから選手選考、システム論まで、その素顔に迫る。

リンク: アジア杯優勝に導いたザッケローニの素顔 - 速報:@niftyニュース.

そんな監督の印象に残った言葉をあげてみました。

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「成功は必ずしも約束されていないが、成長は約束されてる」(テレビ朝日の番組にて(2011年2月1日放送?)、アルベルト・ザッケローニ監督の言葉から / 人生が開運し、ビジネスで成功するための名言コーチング Tuesday, February 01, 2011)

「アジアのサッカー界は広大だ。はるか遠くの国と対戦し、遭遇しなかったのはUFOくらいだ」(ザック監督、伊紙に日本への愛着語る「遭遇しなかったのはUFOくらい」 MSN産経ニュース 2011.2.2 07:16)

「私は世の中にあるシステムを全部試したと思っているし、新しいシステムのバリエーションは日々探求している。環境に応じて修正しながら使っていく。 唯一変わらないことは勝つために試合をすることだ」(サッカー:ザック監督、新システム着手も「修正しながら」 毎日新聞 2011年1月31日 12時06分)

「選手との関係はクリアであるべきだ。選手を知ることで役割を与えることができる。性格を分かっていないと駄目」(ザック監督「もう私のことを追い出したいのかい?」 / サンスポ 2011年1月31日 08:02)

「明日はプレーするな。 勝ちにいけ。 (決勝前にザックに言われて)それで気合いが入りました。」(アジアカップ2011決勝戦後の本田圭佑インタビューより、ソース不明)

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※試合後、本田圭佑と抱き合うザッケローニ監督
※ベルトの色はジャパンブルー!?

「この日本代表チームの一員であることに誇りをもっています。今回の結果にも満足しています。今後もこの日本代表チームをあたたかい目で応援してください。皆さんの事を誇りに思っています。」(ザッケローニ監督からサポーターの皆さまへメッセージ / SAMURAI BLUE TV 2011年01月31日)

「このチームの素晴らしいところは、ベンチスタートの選手が結果を出してくれること。日本の国民の皆さん、こんな代表チームがあることを誇りに思ってほしい。本当に素晴らしいチームです。このチームをまた温かい目で見守ってください。」(アジアカップ2011決勝戦の勝利監督インタビューより)、(1269)アルベルト・ザッケローニ / サッカー名言集 2011年01月30日

Photo
※優勝カップを掲げて喜ぶザック監督(コーチ陣)と選手たち

「ボールを持ったときにトライする勇気も持ってほしい。 勇気あるミスを犯した選手を外に出すことはしないつもりだ。」(「若い才能出てこい」…ザッケローニ監督インタビュー / MSN産経ニュース 2011.1.2 12:00)

「手元にある選手の特長を最大限に生かすことが監督の仕事。 システムも、選手が最大限その力を発揮できるような形に整えてあげたい。 システムは洋服。みんな体の大きさも違うし、同じ選手はいないが、うまく、きちんと服を着させてあげることが監督の仕事だと思っている。」(「若い才能出てこい」…ザッケローニ監督インタビュー / MSN産経ニュース 2011.1.2 12:00)

「私は、他人と同じことをするのが嫌いなタイプで、前例のない、初めてのことだからこそ挑戦に意欲をかきたてられたとも言えるでしょう。 もし、イタリア人監督として二番目の就任となったら、ちょっと悔しい思いをしていたかもしれません。」(コラム「日本代表とコーヒースプーン」ザッケローニ監督 Yahoo!スポーツナビ 2010年11月29日 (月))

「自信はないなぁ。ファッションよりもサッカーに気を使っていることは間違いないだろうね。」(スペシャルインタビュー ―ザッケローニ監督に10の質問― / Sports@nifty 2010年11月29日 (月))

「私は必ずという言葉は使わない。優勝することを目標にしているわけではなく、このチームを組み立て、成長させていくことを考えている。」(ザッケローニ監督:プレッシャーは取り去るべきではない AFC Asian Cup QATAR2011 Saturday, 20 November 2010 09:32)

「常に言っていることだが、日本は近年、最も著しい成長を見せたチームなので、当然、期待は常に高いものがある。 しかし、私も、私のプレーヤーたちはこのようなプレッシャーにうまく対処できるべきだ。 なぜなら、このプレッシャーは我々にエネルギーを与えるもので、これを取り去るべきではない。」(ザッケローニ監督:プレッシャーは取り去るべきではない AFC Asian Cup QATAR2011 Saturday, 20 November 2010 09:32)

「職業である以上に、サッカー監督をすることが私の趣味」({イタリア現地取材}人間ザックがわかる7つのエピソード。(弓削高志) / Number Web 2010年9月21日アルベルト・ザッケローニ <蹴球な格言・その91> / サッカーが日記 2010-09-26 16:56)

「挑戦する力を持てば、乗り越えるのは簡単。 そのチャレンジが大きいと楽しくなる。」(【会見詳報】サッカー日本代表新監督 ザッケローニ氏就任 時事ドットコム 2010年8月31日)

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「今だから告白するが、守備のときには何度か手を使った。人生には適当にうまく切り抜けることも必要じゃないかね?」(現役時代の哲学を問われて。憧れの選手は、'60〜'70年代にインテルで活躍したDFブルニクだったという)({イタリア現地取材}人間ザックがわかる7つのエピソード。(弓削高志) / Number Web 2010年9月21日)

「夢物語だとは思うが、人々を融和させられる人になりたい」(どういう人間になりたいかと問われて。ミランインテルユベントストリノ。ライバル関係にある4チームを率いた史上唯一の監督は気配りの人だ)({イタリア現地取材}人間ザックがわかる7つのエピソード。(弓削高志) / Number Web 2010年9月21日)

「私はセリエAの試合を500試合戦ってきたが、ただの一度たりともユニフォームを着て臨んだ試合はない。つまり、サポーターの信頼を、結果のみでつかんできたということだ」(今年1月末、ユーベ新監督に就任して。選手ではなく、監督としての腕一本でやってきたという自負がにじむ)({イタリア現地取材}人間ザックがわかる7つのエピソード。(弓削高志) / Number Web 2010年9月21日)

アルベルト・ザッケローニ / サッカー名言集

アルベルト・ザッケローニ (zaccheronisan) on Twitterサッカー日本代表ザッケローニ監督のBOT(名言集)

アルベルト・ザッケローニ監督の名言集NAVERまとめ

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ザック監督の起用法にはときどきびっくり&理解できないこともあります。 我慢して若手を使い続けるのは理解できるとして・・・

例えば、アジアカップ2011決勝のオーストラリア戦での采配。 また5バックかよ!と思っていました。 解説者たちも把握できずにしばらく混乱してましたしw

後からわかったことですが、韓国戦での失敗を見事に修正していました。 長友を攻撃的メインで使うとは…恐れ入ります。 この試合の彼のセンタリング精度は抜群でしたし。 ただ彼は守備も全力でやりたがっていたようにみえました。 途中、今野と交錯する場面があって、おっかなびっくりでみてました。

きっと、彼にはボクらには見えない世界が見えているんでしょう。 もしくは、何か試したいことがあって、選手の育成のために将来を見越してやっているのかもしれません。 これからも彼を信じ、温かい目で見守っていきたいです。

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※優勝胴上げで祝福を受けるザック

アジアカップ2011優勝おめでとう!&感動をありがとう!

ザッケローニの哲学
著者: アルベルト・ザッケローニ
翻訳: 久保耕司
出版社: PHP研究所
単行本: 117ページ
価格: 1,050円
発売日: 2010/12/28


サッカー日本代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニ。子どもの頃のサッカーとの出会いからセリエAウディネーゼの監督としてチャンピオンズリーグを戦った1997-1998シーズン終了時点までの話。レギュラーから外された悔しい思い出、セリエC2からチャンピオンズリーグを戦う監督になるまでの冒険談、ザックの代名詞「3−4−3」導入の経緯など。番外として、ACミランスクデットを獲得した直後のインタビューも収録。

以下、参考にした情報。

--- (2ch)テンプレ案より

本名:アルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)
愛称:ザック(Zac)
生年月日:1953年4月1日
出身地:イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州フォルリ=チェゼーナ県
     (メルドラ生まれのチェゼナーティコ育ち)
最終学歴:ホテル旅客業専門学校卒
副業:出身地にて一人息子と共にホテルやレストランを多角経営(家業)
家族:フルビア夫人と一人息子ルカ氏
好きなもの:『スーパーマン
嫌いなもの:傲慢
好きな言葉:バランス
好きな日本語:サムライ
愛読書:ステファノ・ベンニ著『Bar Sport』
好物:オリーブオイルとレモンをかけたカルパッチョ
好きな酒:赤ワイン(夏季に限り白ワイン)
主な監督実績:セリエA1998-1999シーズン優勝(ACミラン)
          AFCアジアカップ2011優勝(日本代表)
備考:2010年8月30日サッカー日本代表監督就任

時事ドットコム:【会見詳報】サッカー日本代表新監督 ザッケローニ
http://www.jiji.com/jc/v?p=kaikenspecial-20100831-01

<日本代表新監督の素顔> 人間ザックがわかる7つのエピソード。 - Number Web : ナンバー
http://number.bunshun.jp/articles/-/49454

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【ザック】アルベルト・ザッケローニ監督 part1
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1286653814/

【ザック】アルベルト・ザッケローニ監督 part2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1296038863/

2ちゃんねる過去ログ閲覧サイト:
2ちゃんねる過去ログDAT変換unkarみみずんログ速READ2CH2番街2ちゃんぬるだっとにちゃん2PIXデスクトップ2ch(モバイル2ch)、など

--- ニュース記事など

{イタリア現地取材}人間ザックがわかる7つのエピソード。(弓削高志) / Number Web 2010年9月21日

1.故郷 〜名将が生まれる町〜
アドリア海のリゾート地チェゼナティコは、長友佑都がいるチェゼーナから車で約10分ほど
2.過去 〜注文の多いサイドバック

ASチェゼナティコ(5部)は、アマ時代にプレーし、'83年に最初に指揮を執ったチーム
3.家業 〜経営のセンスあり〜

彼の名を出せば、道行く誰もが一目置く“地元の名士”
4.嗜好 〜実は筋金入りのインテルファン〜

'02年5月5日、皮肉にも敵将として、全インテリスタを失意のどん底に叩き落した
5.言葉 〜過去の名言3選〜

「夢物語だとは思うが、人々を融和させられる人になりたい
6.性格 〜売られたケンカは買う男〜

「気遣いのできる正直者。仕事については頑固者」
7.家族 〜息子が語る父ザッケローニ

「父は今回の就任に本当に興奮しています」/ルカさん(息子)

【会見詳報】サッカー日本代表新監督 ザッケローニ氏就任 時事ドットコム 2010年8月31日

 この話が来たとき、すぐに熱意を持って挑戦したいと思った。 イタリアのセリエAで、下からトップチームまで長く経験し、自分のサッカーの幅を広げたいときに話があってうれしい。

長くセリエAをやって、挑戦するなら代表チームしかないと思った。日本代表と同じように(自分も)どんどん伸びていくという感じは強くある。 この15年くらい、日本サッカーはものすごく伸びたと思う。

選手たちも分かっていると思うが、ユニホームは国の旗であり、シンボル。 その気持ちを強く感じて、ユニホームのために今以上にしっかりと仕事をしてほしい。

就労ビザが下りたら日本にずっと住む。 試合だけでなく練習もしっかり見たいし、選手たちと話し、アジア杯に向かってやっていきたい。


わたしのイメージは攻撃的で非常にオープンな監督かもしれないが、自分ではバランスのあるサッカー、バランスのあるチームを作ることができると思っている。

きょう言うのは変かもしれないが、この冒険が終わるときには、ザッケローニのジャパン、サムライがいいプレーを見せたという、いい思い出を残したい。

まずはコミュニケーション。 オープンに、はっきりと話をしたい。 あまり黙っているのは好きではない。 まだ若いチームだと思うので、話をしながら同じ目標を持ちたい。

ガッツを持ってやりたい。
挑戦する力を持てば、乗り越えるのは簡単。 そのチャレンジが大きいと楽しくなる。

名前が長いのでザックと呼ばれていた。 ただ、日本でファンが何か考えてくれたら喜んで覚えたい。

一番好きな言葉はバランス。 日本語はほとんど分からないが、サムライブルーのサムライという言葉が好き。きのうから完全に日本人の気持ちにしないといけないと強く感じている。 今度の記者会見は日本語でやります。

日本代表で力を入れたいのはコンパクトさ。

ブラジルでのW杯開催はお祭りだし、そこに日本も立たないといけない。

システムは一つではない。 どんな監督でも自分のアイデアはあるが、監督とチームがいろんなシステムを上手にやっていかないと。 相手や試合の流れで変えなければいけない。

金星の余韻なし!ザック監督、早速“VTR反省会” スポニチ 2010年10月10日

アルゼンチン戦から一夜明けた9日、埼玉県内の宿舎でミーティング。 “ザック塾”の開校。 8日のアルゼンチン戦の映像からポイントとなる場面を抜き出したダイジェスト版ビデオを用意し、修正点などを指摘した。 前半だけで20以上のシーンが収められていた。 後半が始まったところで時間切れ、中身の濃いミーティングに長谷部も驚きを隠さなかった。さらにアルゼンチン戦の控え組のために流通経大との練習試合を組んだ

アルゼンチン戦で見せた日本の成長とザック監督の手腕 (サッカージャーナリスト 大住良之) 日本経済新聞 2010/10/10 7:00

アルゼンチンに7回目の対戦で初めて勝った。8日、埼玉スタジアムで行われたアルベルト・ザッケローニ監督率いる新生日本代表の船出の試合。日本代表は前半19分に岡崎慎司(清水)のゴールで挙げた1点を、この日センターバックとして起用された今野泰幸(FC東京)を中心に集中を切らさず守りきり、世界の強豪を撃破した。日本サッカー協会が出したデータによるとボール支配の時間は前後半ともほぼ4対6でアルゼンチンが長かったが、シュート数は日本15、アルゼンチン13。ほぼ互角と言っていい試合だった。

試合がこれまでと違うものになった最大の要因は、攻撃力だった。前線の4人、なかでも本田圭と香川の存在が非常に大きかった。相手に激しくプレッシャーをかけられても自信をもってボールをキープできる2人がいることで、日本はボールを持つとしっかりとした攻撃を組み立てることができた。

決勝ゴールは前半19分。 ワンコントロールしてシュートにもちこもうとした本田のプレーは相手に妨げられたが、こぼれたボールに走り込んだ長谷部が思いきり右足を振り抜いて強烈なミドルシュート。GKロメロがはじいたところに、岡崎が鋭く詰めて叩き込んだ。前線から積極的にボールを奪いに行く姿勢、そしてザッケローニ監督の「相手ゴールに向かう姿勢を見せろ」という指示通りの得点だった。

この1点でアルゼンチンのエンジンがかかった。FWメッシが神業のようなドリブルで日本ゴールに迫り、周囲の選手と短いパスを交換してチャンスをつくった。しかし日本は最後のシュートを打たせなかった。中沢と闘莉王の穴を埋めた今野が際だったプレーを見せ、すべての穴をふさいだのだ。

後半、アルゼンチンは攻撃力のある中盤の選手を投入、前半は右FWでプレーしていたメッシを中央に入れ、FWイグアインと並べた。日本は中盤でなかなか相手にプレスをかけられないようになり、苦しくなっていた。前田、阿部、関口、そして中村憲といった交代選手たちは、そうした状況を見事に改善し、DFラインの負担を軽くした。選手交代の的確さは、これまでの監督にはなかったもの。ザッケローニ監督の長所の一つであるに違いない。

経営店も一時お休み ザック監督に心強い援軍 スポニチ 2010年10月21日

 ザッケローニ監督の家族が20日に来日した。関係者によると、チェゼナーティコでレストランバーを経営している息子のルカ氏も、店を一時的に閉めて来日したという。

 また、指揮官はじめイタリア人コーチの
自宅に衛星放送の設備が設置され、海外の試合なども観戦できるようになった。今後は欧州組のプレーもリアルタイムでチェックすることになる。

ザックの基地を探せ!全国の合宿地候補をコーチが視察 / スポーツ報知 2010年10月21日06時03分

 ザック・ジャパンが「全国行脚」で前線基地選びに着手していることが20日、分かった。日本サッカー協会関係者によると、日本代表のエウジェニオ・アルバレッラ・フィジカルコーチ(45)が国内にある代表合宿の候補地を回り、直接視察を行うという。既に、視察はスタートしており、この日は大阪・堺市ナショナルトレーニングセンターをチェックした。

 同フィジカルコーチは今後、福島県のJヴィレッジや静岡県のJステップのほか、南アフリカW杯で指揮を執った岡田武史前監督(54)が好んで利用した鹿児島・指宿市や千葉県の練習場や宿泊施設などを行脚し、視察を行っていく模様だ。

 この日訪れたナショナルトレセンでは、トレーニングルームなどのクラブハウス内の各施設や、天然芝グラウンド、雨天に備え、屋根付きのピッチなど、事細かにチェックを行ったという。
日本代表のコーチングスタッフが、合宿地を事前視察に訪れて施設を確認することは、極めて異例のこと。すべては日本代表の強化のため。ザック・ジャパンは練習環境にも抜かりはない。

アジア杯へ堅守崩さん!吉田に“ザック個人授業” スポニチ 2010年12月12日

日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が、来年1月のアジア杯(カタール)予備登録メンバーDF吉田麻也(22=VVVフェンロ)に異例の個人授業を計画していることが11日、分かった。関係者によればVVVフェンロに試合視察を打診しており、自らチームコンセプトなどを説明する予定。闘莉王が右ひざ負傷で登録を外れ、中沢、栗原も負傷を抱えており、DF陣に不安があることから、若い吉田に期待をかける。

アジア杯はザックジャパン初の公式戦。優勝を狙うザッケローニ監督にとって安定した最終ラインの構築は最優先事項となる。その指揮官が初視察を予定するローダ戦に向け、
吉田は「激しく行きたい」と力を込めた。 

◆吉田 麻也(よしだ・まや)1988年(昭63)8月24日、長崎市生まれの22歳。01年から名古屋ユース(U―15)に所属し、06年には全日本ユース(U―18)で準優勝。翌年トップチームに昇格し、DFとしてチームを支える。09年にVVVフェンロからオファーを受け完全移籍。U―18代表、U―23日本代表(北京五輪)、今年1月のアジア杯最終予選イエメン戦で日本代表に招集された。1メートル87、81キロ。

細かい指示、秘密主義…初合宿で見えた“ザック流” / イザ! 2010/10/31 20:11

 ザッケローニ新監督就任後、初めてとなるサッカー日本代表の合宿が終わった。期間中に行われた強化試合では強豪アルゼンチンを1−0で破り、今年2度負けている韓国には敵地で0−0のドロー。上々の船出に、新監督効果を感じずにいられない。10日間の初合宿でみえた“ザック流”とは…。(森本利優)

 今合宿で選手たちが一番驚いたのが「
指示が細かい」ということだった。代表初招集のMF本田拓也(清水)は「言っていることすべてが新鮮」と目を輝かせた。 ミーティングも多かった。岡田武史前監督時代は試合前日と当日に開かれることが通例だったが、今合宿はほぼ毎日。 母国イタリアで戦術家として知られ、日本サッカー協会原博実強化担当技術委員長が「彼はオタクですよ」と苦笑するほどのサッカー人。今後も戦術面ではきめ細かな指示が与え続けられることになりそうだ。

 
ゲーム形式の練習でも、岡田前監督は比較的主力を同じチームに配する傾向にあったが、ザッケローニ監督はランダム。それは非公開練習中も同じだったという。選手たちが試合のスタメンを知るのは当日の宿舎でのミーティング。これは当日スタジアムのロッカーに入るまで誰が試合に出るかわからなかったオシム元監督の手法に近い。

 
岡田前監督は移動時、基本的に別の乗用車に乗り込むことが多かったが、ザッケローニ監督は基本的に選手バスに同乗する。選手に「わからないことは何でも聞いてくれ」と語りかけるなど、比較的選手との距離を近づけるタイプのようだ。 新チームにはザッケローニ監督以下、イタリア人スタッフが5人いる。このためか宿舎ではピザなどのイタリア料理が以前より増えたり、リラックスルームに日本の新聞に加えてイタリア語の新聞が置かれるなど、“イタリア色”も入ってきている。

ザック監督「ミラノダービー」で“解説デビュー” スポニチ 2010年11月12日

 日本代表のザッケローニ監督が“ゲスト解説デビュー”する。スカパー!は11日、ザッケローニ監督が14日(日本時間15日)のインテル・ミラノ対ACミランの伝統の「ミラノダービー」の生中継にゲスト出演すると発表した。

 都内の自宅にもスカパー!を導入し、毎日のように欧州サッカーの研究を続けているという指揮官。セリエAで数々の功績を残してきた名将が日本のサポーターの前で独自の視点を駆使し、世界屈指の好カードを分析する。

ザッケローニ監督「アルゼンチンは優勝候補筆頭と言える」=サッカー日本代表 Yahoo! スポーツナビ 2010年11月12日 14:24

日本サッカー協会は12日、来年7月1日から24日まで開催される第43回コパ・アメリカ南米選手権のグループリーグの組み合わせ抽選結果を受け、リリースを通じて、ザッケローニ監督のコメントを発表した。日本は、アルゼンチン、コロンビア、ボリビアと同じグループAに入った。
 以下は、ザッケローニ監督のコメント。

「アルゼンチンは、優れたテクニックを持つ、ブラジル同様世界最強のタレントを擁するチームで、ホームでの開催であり、大会の優勝候補筆頭と言えるでしょう。コロンビアは、DFの組織化を得意とするチームという印象です。また育成システムが非常に機能していると思います。ボリビアについては、前述の2チームに比べると戦力的に劣ると見られがちですが、南米のチームはどこもテクニックが優れている上に、精神面でもタフな選手がそろっているので、当然注意しなければならない相手です。日本代表にとっては、2014年ワールドカップに向けて、この大会を通じてさらにチームが成長していければと思っています」

候補「何人も」!ザック監督 日本選手輸出計画 スポニチ 2010年11月18日

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が日本人の若手を続々と欧州リーグに送り込む“仰天プラン”を掲げた。16日、イタリアのスポーツ専門サイト「カルチョメルカート・ドットコム」の取材に応じ「今すぐ欧州で通用する日本人が何人もいる。1年もすれば、私が新たに発掘し(欧州に)送り出す選手のことが話題になるはずだ」と明かした。

 興味深いのは通常口にしない個人名を挙げた点だ。「伊野波や槙野、他にも面白い存在がいて欧州スカウトは、あと数カ月でその存在を確認することができる。例えば権田だ。現在は日本代表の第3GKを務める90年生まれの若手だが、彼には大きな将来性がある」

 また日本サッカーに対する高い評価も母国のメディアに訴えた。「日本は発展途上ではなく大いに成長した国だ。例えばU―21代表はこの前も中国に3―0と圧勝したが、多くが大学生だった。既に育成システムが出来上がっているのだ。近いうちにA代表に入る選手が多く存在し、私自身が見定めているところだ」と話している。

 最後は「欧州、イタリアでの27年間の経験を生かし
万全な形で日本を14年W杯出場へ導きたい。来年1月のアジア杯と同7月の南米選手権はそのためにも重要な機会になる」と、4年後のW杯ブラジル大会に向けた決意を披露した。

ザッケローニ監督:プレッシャーは取り去るべきではない AFC Asian Cup QATAR2011 Saturday, 20 November 2010 09:32

The-afc.comとFootball Asiaは、チームを大陸大会で導く日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督に話を聞いた。

私はこのチームを2014年ワールドカップのために準備しようとしている。そのために、ここ数年は技術、戦術、そして
この国のサッカー文化を成長させるために重要な時期となるだろう。
私は必ずという言葉は使わない。優勝することを目標にしているわけではなく、
このチームを組み立て、成長させていくことを考えている。大会は非常に短期間なので、結果は我々のプレーヤーのフィジカルコンディションや対戦相手のコンディションなど、多くの要因に左右される。タレントがあり、グループの和を大切にし、自分自身が成長したいという強い意志を持っているプレーヤーを今回、カタールにつれていくつもりだ。

日本はすでに3度この大会で優勝しているので、タイトル獲得へのプレッシャーがあるのは当然だ。しかし、我々には成長しようとする大きなモチベーションがあり、また、
全ての日本人選手へのメッセージを送るためにも、我々は高いレベルにあることを改めて見せなければならない。常に言っていることだが、日本は近年、最も著しい成長を見せたチームなので、当然、期待は常に高いものがある。しかし、私も、私のプレーヤーたちはこのようなプレッシャーにうまく対処できるべきだ。なぜなら、このプレッシャーは我々にエネルギーを与えるもので、これを取り去るべきではない。

近年、アジアサッカーは6大陸のサッカーの中で最も成長を見せてきたと思う。伝統的にヨーロッパや南米が強豪だが、それは長い歴史によるものだ。しかし、近年、彼らはあまり刺激をもたず、成長へのモチベーションも少なくなっているようだ。アフリカが最も成長した時期もあったが、急速な成長後、その伸びはストップしたように見える。今年のワールドカップ南アフリカ大会でアジアのチームはその成長を証明した。アジアは土地的にも広大で文化も多様なので、それぞれのチームのサッカー文化もかなり異なっている。しかし、全体的にアジアは大きなポテンシャルを持っており、それが今年のワールドカップで証明された。

スペシャルインタビュー ―ザッケローニ監督に10の質問― / Sports@nifty 2010年11月29日 (月)

(1)―日本は、W杯でベスト16以上に進出できた?
ザッケローニ監督(以下ザック) イエス、しかしNOでもある。PKで勝つという想定をするのは難しい。別のチャンスをものにできていれば、となる。

(2)―では、W杯のイタリアの予選敗退には失望した。
ザック ノー。

(3)―来日してからの話になります。日本人はウワサ通りよく働く。
ザック イエス。ウワサ以上だ。私が試合に行けなかったとしても、週末のJリーグの詳細がテクニカルスタッフから月曜日に届く。大変な仕事ぶりだ。

(4)―選手の戦術理解度は高い。
ザック 力を込めてイエス。インテリジェンスがある。

(5)―サムライ魂、武士道には興味がある
ザック イエス。とても。もっと深い部分を学びたい。

(6)―東京で食べるイタリア料理はとても美味しい。
ザック イエス。ただし、イタリア料理だけを食べているわけではない。

(7)―イタリア人だから、もちろんオシャレに気を使っている。
ザック うーん、イエス、と、ノーの間で御願いできないか。
―きょうも、イタリアブランドのジーンズにスニーカーでオシャレですよね。
ザック 自信はないなぁ。ファッションよりもサッカーに気を使っていることは間違いないだろうね。

(8)―私は頑固者だ。
ザック イエス。とっても。(取材陣やスタッフが笑うと)しかし、天使のように素直な人間でもありますよ。

(9)―サッカー関係者以外の、日本の友達ができた。
ザック イエス
―女性ですか、男性ですか。
ザック ヒミツ。

(10)―では最後に。近い将来イタリアと対戦し、日本代表が勝つ。
ザック イエス

コラム「日本代表とコーヒースプーン」ザッケローニ監督 Yahoo!スポーツナビ 2010年11月29日 (月)

今、自分が手にしているスプーンの形をよく考慮した上で、バランスを取らなくてはいけないでしょう。私が考えるサッカーとは、常にそういうものなのです。

常に、その時点で最良のバランスを取り、決してどちらかに、何かに片寄ることがないサッカーへの姿勢は、ピッチの中だけの話ではなく、ザッケローニ監督自身を指すのだろう。「本音」もまた、注意深くバランスを取っている。

温厚さと激情 / 冷静と闘争心 / 野心と分析力 / 個人と組織 / 攻撃と守備 / イタリアと日本

私は、他人と同じことをするのが嫌いなタイプで、
前例のない、初めてのことだからこそ挑戦に意欲をかきたてられたとも言えるでしょう。もし、イタリア人監督として二番目の就任となったら、ちょっと悔しい思いをしていたかもしれません。

私が代表でもっとも好きになったところは、彼らの犠牲心だ。プレーにも、日々の振る舞いにも、自分を犠牲にしてもチームのために貢献しようとする選手たちの心がある。そこをもっとも気に入っている。‘代表チーム愛’とでも表現するのが正しいだろうか。日本代表の特別な部分だろう。

バランスだ。守りながら攻めること、攻めながらも背後のことも考えられるサッカーをすることだ。ボールを奪って攻めることを考える、反対にボールを失って守りに入るのでは遅い。単に切り替えのスピードをアップするのではなく、そもそも、両方を常に一体に備えたサッカーを考えたいと思っている。ピッチには、キーとなるものが必ず存在している。それを、チームとして見逃さないようにしなければならない。攻守のバランスを求めるのと同時に、サッカーが団体スポーツでありながら、時に個人競技にもなり、チームの一員でありながら単独の存在として両面性を持つことも重要だと考えている。

最初に言われることは、絶対にコピーをするな、ということだ。同じ選手が一人としていない以上、同じチームなど作ることはできない。だから、手元にいる選手を見て、チームを「編集」するのが監督の仕事なのだ。 日本には、海外組と呼ばれる存在の選手たちがいて、彼らが海外での経験を通じてチームに伝えてくれるものも、代表を編集する上での大きな力になってくれる。

システムをどう変えるかといったこと以上に、戦うための選択肢を広げる作業をしていかないとならないだろう。

8−0で力が劣る相手に勝つより、
0−1の敗戦でも強豪国から得る教訓が今の代表には必要なのだと思う。

日本代表メンバー発表 ザッケローニ監督会見 AFCアジアカップ2011(1) (2)Yahoo!スポーツナビ 2010年12月24日(金)

2014年のW杯・ブラジル大会に向けて良い準備をしていきたいと考えている。そのため、若い選手を積極的に起用して、チームの若返りを図って、この若い選手たちがもっともっと素晴らしい選手になれるように、その成長を促すことができればいいと思っている。

<メンバー発表>
GK:川島永嗣(リールス/ベルギー)、西川周作サンフレッチェ広島)、権田修一(FC東京)
DF:岩政大樹鹿島アントラーズ)、今野泰幸(FC東京)、伊野波雅彦鹿島アントラーズ)、長友佑都チェゼーナ/イタリア)、槙野智章サンフレッチェ広島)、内田篤人シャルケ04/ドイツ)、吉田麻也(VVV/オランダ)、酒井高徳アルビレックス新潟
MF:遠藤保仁ガンバ大阪)、松井大輔トム・トムスク/ロシア)、長谷部誠ボルフスブルク/ドイツ)、藤本淳吾清水エスパルス)、本田拓也清水エスパルス)、細貝萌浦和レッズ)、本田圭佑CSKAモスクワ/ロシア)、柏木陽介浦和レッズ)、香川真司ドルトムント/ドイツ)
FW:前田遼一ジュビロ磐田)、李忠成サンフレッチェ広島)※初選出、岡崎慎司清水エスパルス


李については、代表の座をJリーグでのパフォーマンスで見事にもぎ取ったなという印象だ。だからこのチャンスに挑戦するに値する選手であると感じている。

いかなる状況においても上を目指すということを忘れてはいけないと考えている。また、日本サッカー界自体が全体的に伸びてきているので、この成長を止めないように、大会に挑みたいと思っている。

オーストラリアと韓国についてだが、日本とともにこの2チームがアジアを代表するチームだと思うので、そういうコメントをした。しかし、アジアカップでは中東のチームがホームに近い戦いができると思うので、中東のチームもかなり手ごわい相手になってくると思う。

「若い才能出てこい」…ザッケローニ監督インタビュー / MSN産経ニュース 2011.1.2 12:00

アジア杯と南米選手権で選手のチームに対する貢献度、特に選手が国際レベルのピッチに立った際、どれだけできるのかを見極めていきたい。

ボールを持ったときにトライする勇気も持ってほしい。勇気あるミスを犯した選手を外に出すことはしないつもりだ。

手元にある選手の特長を最大限に生かすことが監督の仕事。
システムも、選手が最大限その力を発揮できるような形に整えてあげたい。システムは洋服。みんな体の大きさも違うし、同じ選手はいないが、うまく、きちんと服を着させてあげることが監督の仕事だと思っている。

最終目標は14年W杯に出場して日本サッカーの実力を試すこと。そのためには親善試合や大会を1つ1つ最大限に活用して成長につなげることが大切だ。

日本から若い才能がたくさん出てくることを祈りたい。 Jリーグの選手たちがそのレベルを体感するため、国際レベルの大会や試合をこなすことが鍵になってくる。

私が選手評価のバロメーターとしているのは頭、フィジカル、技術、戦術。
特に重要なのは技術と頭(精神)だ。足下と頭が機能している選手は良いプレーをしてくれる。どちらかが欠けてしまうとその才能は引き出されなくなってしまう。

まず技術を教えて、その後戦術などサッカーに必要なものを植え付けていく。欧州ではまず戦術から入ってしまって、個人を大切にしない傾向がある。だから
日本の若い才能の可能性を信じている。

■日本代表 2011年の公式戦

1月 9日    アジア杯 ヨルダン戦
  13日    アジア杯 シリア戦
  17日    アジア杯 サウジアラビア
  21、22日 アジア杯 準々決勝
  25日    アジア杯 準決勝
  28日    アジア杯 3位決定戦
  29日    アジア杯 決勝

7月 2日    南米選手権 コロンビア戦
   7日    南米選手権 ボリビア
  11日    南米選手権 アルゼンチン戦
  16、17日 南米選手権 準々決勝
  19、20日 南米選手権 準決勝
  23日    南米選手権 3位決定戦
  24日    南米選手権 決勝

9月 2日    W杯3次予選
   6日    W杯3次予選
10月11日   W杯3次予選
11月11日   W杯3次予選
   15日   W杯3次予選

※W杯3次予選の相手は未定。現地時間

【目撃者】結束の勝利 W杯組提案のミーティングで若手鼓舞 中日スポーツ 2011年1月15日 紙面から

【ドーハ松岡祐司、原田公樹】サッカーのアジア・カップは13日、1次リーグB組の2試合を行い、日本代表はシリアを2−1で撃破し、今大会初白星を挙げた。

GK川島の退場で10人になってから勝ち越しゴールを奪った歓喜の激勝。ザッケローニ監督はドーハの夜空に右拳を突き上げ、叫び続けた。温厚な指揮官が顔を紅潮させ、珍しく興奮していた。ベンチは総立ち。土壇場で寄り返した反発力、底力だった。

ヨルダンを相手にまさかのドロー。攻めも守りもギクシャクした。シリアに負けるようなことがあれば、夢も希望も雲散霧消。軽くはない空気の中で、主将の長谷部が口火を切った。 「日本代表に選ばれた誇りを持って、練習からもっと積極的にやろう。優勝するためには、もっとやらないといけない」 微妙な気持ちのずれ、ざらついた心をさらけ出した。W杯とは比べられない、比べてはいけない。でも、W杯組は少なからずチームに物足りなさを感じていた。体の芯が燃えたぎるような熱っぽさを欲していた。

弱さも、もろさもある。が、この勝利は単なる1勝を上回る。生きながらえて帰ってきた選手たちを見て、そんな思いを深めた。

ザック「幸せ」日本に惚れた / スポーツ報知 2011年1月28日06時01分

 【ペルージャ(イタリア)27日】ガゼッタ・デロ・スポルト紙は27日、日本代表・ザッケローニ監督のインタビューを掲載。「日本人は本当に素晴らしい。私は幸せな監督だ」と、日本にほれ込んでいる発言が何度も繰り返された。「本田はとても素晴らしい。長友は最強。背は高くないが、上がっていく時は恐ろしく強い」と称賛。香川の離脱については「決勝戦に出ていれば必ずゴールしていただろう」と信頼の厚さを示した。

長友MF起用は選手案だった 優勝たぐり寄せた“ザック流” Yahoo!ニュース 産経新聞 1月30日(日)22時11分配信

優勝直後のインタビューでザッケローニ監督は「日本代表は最高のチーム。日本のみなさんはこのチームを誇りに思っていい」と興奮気味にまくし立てた。

藤本を下げ、上背のある岩政を投入。 ボール奪取にたけた今野を一列上げ、4−3−3の布陣で対応する腹づもりだった。  ところが右足を痛めていた今野は、接触の多いボランチは無理と判断。
話し合った選手たちは、左サイドバックの長友を左MFに上げる案を投げ返してきた。 のちに「(指示通り)やれといえばやっていただろう」と振り返った指揮官だが、選手の意見を尊重。さらに「受け身に回る印象を相手に与えてしまう」との懸念から、システム変更そのものをやめた。

さらに「替えの利かない選手はいない」との持論から、経験の少ない選手の起用もためらわず、6試合で23人中21人を出場させた。  「試合ごとにヒーローが替わり、出られなかった選手が結果を出した。 こういう大会でそういうのがあると強い」と長谷部。 最年長の遠藤も「自分たちのよさを引き出してくれる」と指揮官をたたえた。  絶妙な気配りと思い切りのよさで、初めての公式大会で最高の結果をもたらした。(奥村信哉)

ザック監督「試合振り返り寝られなかった」 / 読売新聞 2011年1月30日21時50分

【ドーハ=大塚貴司】アジア杯を制したサッカー日本代表は30日、宿泊先のホテルで取材に応じ、ザッケローニ監督は「試合のことを振り返り、寝られなかった」。 試合後の食事の際、選手たちに「これがスタートだ」と伝えたことを明らかにした。

SAMURAI BLUE TV 【2011.01.31】ザッケローニ監督からサポーターの皆さまへメッセージ

全てのサポーターの皆様にお礼を言いたい。 ドーハからも日本からも皆さんが愛を持って、代表チームを応援してくれたことを我々は知っています。 この日本代表チームの一員であることに誇りをもっています。 今回の結果にも満足しています。 今後もこの日本代表チームをあたたかい目で応援してください。 皆さんの事を誇りに思っています。 「いつも、応援、してください」(最後は日本語で)

ザック監督「もう私のことを追い出したいのかい?」 / サンスポ 2011年1月31日 08:02

 ―選手と常に話していたが。 / 「選手との関係はクリアであるべきだ。選手を知ることで役割を与えることができる。性格を分かっていないと駄目」

 ―夏には南米選手権がある。 / 「アジア杯同様、W杯予選に向けて成長すること。南米選手権ではまた違ったタイプの相手と試合ができる。異なる相手とやることで経験値が上がり、財産になる」

 ―今後、欧州からオファーが届いたら? / 「もう私のことを追い出したいのかい?(笑い)」

サッカー:ザック監督、新システム着手も「修正しながら」 毎日新聞 2011年1月31日 12時06分

「私は世の中にあるシステムを全部試したと思っているし、新しいシステムのバリエーションは日々探求している。環境に応じて修正しながら使っていく」 「唯一変わらないことは勝つために試合をすることだ」

ザック監督が気配り 権田と森脇がカップ掲げる スポニチ 2011年1月31日 21:32

 日本代表の帰国にもザッケローニ監督のチーム全体を思う気配りが表れていた。 到着ロビーでファンに向けて銀色のカップを掲げたのは、出場機会のなかったGK権田(FC東京)とDF森脇(広島)の2人。権田は「飛行機で監督から言われた。僕が前に出るのは駄目だろうと思ったけど、周りのスタッフも行けと言ってくれた」と明かした。「途中出場の人が結果を出したのは、監督がそういう面を持っているからというのが大きい」と権田。アジアを制したチームは最後まで固い団結力を示した。

ザック監督に“ご褒美オフ”約1カ月 / サンスポ 2011.2.1 05:01

 ザッケローニ監督に約1カ月間の“ご褒美のオフ”が与えられることになった。「去年9月以降、視察などでほとんど休んでいないので、無理やり休ませる。Jリーグの開幕(3月5日)くらいまで」と日本サッカー協会原博実技術委員長。07年11月16日にオシム元監督が急性脳梗塞で入院した例もあるため、健康面も考慮してイタリアへ帰国させる方針。とはいえ、この間も欧州各国リーグの視察などに向かうことはありそうだ。

ザック監督、伊紙に日本への愛着語る「遭遇しなかったのはUFOくらい」 MSN産経ニュース 2011.2.2 07:16

 アジア杯で日本代表を単独最多4度目の優勝に導いたアルベルト・ザッケローニ監督(57)が31日付のイタリア紙レプブリカのインタビューに登場。「アジアのサッカー界は広大だ。はるか遠くの国と対戦し、遭遇しなかったのはUFOくらいだ」と興奮冷めやらぬ様子で答えた。

 日本での生活については「すごくいい」としながら、母国の料理は恋しいようで、「ピアディーナ(薄焼きパンにハムやチーズを挟んだ名物料理)がない生活は考えられない」といい、東京・渋谷にお気に入りの店を見つけたとのエピソードも披露した。

長友インテルに電撃移籍にザックのホットライン!? / リアルライブ 2011年02月01日 18時30分

サッカーのイタリア・セリエAで5連覇中のインテル・ミラノが31日、日本代表DF長友佑都(24)をチェゼーナから期限付きで獲得したとクラブの公式サイトで発表。冬季の移籍期限は同日までで、ギリギリでの発表となったが、この電撃移籍の「仕掛け人」にアルベルト・ザッケローニ日本代表監督(57)の名前が挙がっているという。日本が優勝したアジア杯の期間中、ザック監督は、欧州の主要クラブからの代表選手に対する身分照会や情報提供要請に応じるため、携帯電話の番号を公表してたというのだ。

ザック監督は2003年〜2004年シーズン途中、インテル監督に就任。シーズン終了後に実質的に解任されたが、インテル関係者とはまだパイプがあるようだ。複数のクラブからオファーがあったといわれる長友の移籍話の際に、代理人や本人の相談に乗った可能性もある。

現地報道によると、長友の移籍金は600万ユーロ(約6億7千万円)で、3日のアウェーのバリ戦でデビューする可能性もある。新天地での活躍は、ひいては日本代表の底上げにもなる。ザック采配がここでも当たったといえるだろう。

サッカー日本代表2011年予定表 Yahoo!スポーツナビ