フレミングの法則が思い出せない(笑)
愛について考えていたときのことです。
愛は心のエネルギー。
お互いに足並みを揃っていれば、どんどん膨れ上がっていくけれど、
お互いの足並み乱れれば、しだいに萎んでしまう不思議な力。
それに、相手が居れば、自分との間に引力、もしくは斥力も働く。
なんか電流と磁力の関係に似てるなって思いました。
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それで、ふと思い出したのがフレミングの法則です。
フレミングの法則には2つあります。
これが混乱の元でした。 ん? 元? 素? 基? 本? 下?(笑)
覚えるのは、一つでいいじゃんか。
どっちを覚えるかっていうと、よりメジャーな方ですよね。
そう、フレミング「左手の法則」、覚えるのはこれだけで十分。
「右手の法則」は、これから簡単に導くことができるからです。
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フレミング「左手の法則」。
磁場中で電流を流した物体に発生する「力の向き」を導く法則。
これに対して、、、
フレミング「右手の法則」。
磁場中で移動する物体に発生する「電流の向き」を導く法則。
文字だけだど、なんともわかりにくいですなw
ここに見やすい図があったので参照してください。
> フレミングの右手/左手の法則とはなにか / 電気の歴史イラスト館
右手の法則は、左手の法則の逆を言ってるに過ぎません。
でも、力の向きが逆じゃん。 ← よく混乱したものです。
そこで、ここに「作用・反作用の法則」を持ってきます。
そうすると、どうでしょう。
この左手と右手の法則とが結びつくじゃありませんか。
つまり、右手の法則を考える場合は、作用・反作用の法則より、
移動している物体に働く力は「移動する方向とは反対方向」、
と推測することができます。
あとは、フレミング「左手の法則」に当てはめるこどで、
電流の向きを求めることができます。
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混乱する原因は他にもあります。
親指、人差し指、中指に対応する向きはどれだ!?(笑)
でん、じー、りょく、でん、じー、りょく、
と呪文のように唱えてモノです。
ですが、試験の時には苦労しました。
でん、じー、りょく、に対応する指はどれだったかな?
1.親指 → 力(電磁力)の向き …(A)
2.人差し指 → 磁場の向き …(B)
3.中指 → 電流の向き …(C)
※(A)(B)(C)は各向きの予備記号として入れました。
ここで、懸命な人は気づいたことでしょう。
自分からの視点で見ると、親指→人差し指→中指、が自然です。 これは目から近い指で一番目立つのが親指だからです。
ですが、ボクが覚えた順番は、電流→磁場→力、でした。
ええ、覚えた順番は逆だったんですよorz
当時のボクは図のイメージをそのまま記憶できる力があったので、問題は起きなかったんですけどね。 うん。 暗記は得意でした。 でも、時が経つにつれ、記憶は薄れていき、「でん、じー、りょく」の呪文と、手の形以外が残りました。
う〜む。 時の流れは残酷やわ。
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もう一つの問題点です。
テスト用紙に描かれた図に、手の向きを合わせるのが大変でした。
こうか? こうかな?
手首が変な方向に向いちゃって苦しんだこともありましたヾ(- -;)
ちなみに、後から知ったことなのですが、
これって並びが同じなら入れ替え可能なんですよね(笑)
1. 親指 → 磁場の向き …(B)
2. 人差し指 → 電流の向き …(C)
3. 中指 → 力(電磁力)の向き …(A)
でも良いですし、
1. 親指 → 電流の向き …(C)
2. 人差し指 → 力(電磁力)の向き …(A)
3. 中指 → 磁場の向き …(B)
でも同じ結果になります。
ん? なんで?
平面における幾何学は得意だったけど、3次元は苦手ですわ。
ちゃんちゃん。
え? オチなしかよヾ(- -;)
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追記。
人の心の向きを電流、周りの空気を磁場とするとですね、他人を無理やり動かそうとしても、他人の心は自分の心とは逆方向を向いてしまう、それが自然の摂理だと言うことです。
追えば逃げていくのが人というもの。
そんな自然の摂理があるんじゃないかなって。
そう考えると、フレミングの法則も楽しくなったりしませんか?