想像力には限界があるんです。

かつてのボクは、想像力には限界がない!と思っていました。

ほんと若かったなって思います。

あ、ひとつ言っておくと、今でも限界がないという立場です。

でも、同時に、限界があるんだなってのが実感です。

矛盾してる?

いや、なんちゅーか、前提条件が違います。

限界があると言っているのは、「今の時点で」想像できる範囲には限界がある、ってことです。

つまりね、自分が経験してないことは想像できへんのよ…orz

いくら頑張っても似たようなことしかイメージできへんのよ…orz

たとえばさ、自転車をまったく知らない人に「自転車を乗ってる姿」を想像してよ、と言っても、たぶん無理です。 想像するためには、自転車とは何かを本や写真で調べたり、誰かから話を聞いたり、実際に乗っている人を見たりする必要があります。 現時点で「想像することができない」ってのが真実だと思います。  ま、何かしらは想像できるんだと思うんですけど、たぶん、それはモヤモヤしてるはずなんですよ。

人ってさ、何かを経験しない限りは想像の限界を越えられんのじゃないかな。 何かを想像するには、少なくともそれに関する知識や経験が必要なんじゃないかな。 そういう意味で、想像力には限界がある、と考えるようになりました。

 想像 = 経験・知識 + 連想 (+α)

似たようなことなら想像はできますし、心の中でハッキリと想像できるものはきっともう創造でるはずですし。 そして、大切なのが(+α)の部分なんですが…まだよくわかっていません。 この部分は無いのが普通みたいですし。

今までの自分には無い、新しい何かを想像するためには、新しい経験する必要がある…、今までの知識や経験を総動員して、それをいったん外に出しながら、その反応を見て感じ、経験を積んでいく…。 そうしなければ、きっとまた堂々巡りになってしまうんです。 もがいても、もがいても、何を想像しても進歩はないし、自らが意識して動いて経験をしようとしなければ、答えはきっと永遠に見つけることはできないんだと思います。 

そんなことに、ようやく気が付きました。

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でも、まだ迷っています。

その迷いが何なのかがわかっていません。

でも、確かに迷っています。

眼鏡を落としちゃったのび太くんがさ、手で床を探ってる感じ。

光がどこにあるのかは何となくわかるんですがね。

まだ手探り状態なんです。

助けてください。

ボクは一体何をしたらいいんですか?  (←答えは求めているわけではありません。 ダンディなあなたならわかりますよね)