ぜんぜんとんがってないじゃん!

偶然見たテレビ画面の中で、一青窈さんがゲスト出演していました。  > こころの遺伝子 -あなたがいたから- 第6回 とんがってるものほどやすらぐ 一青窈(ひととよう)

最近出した曲の紹介みたいな番組でした。 新歌謡? 進化窈?

うーん…。 昭和の香りを漂わせた曲が流れてまして。 あまりボクの心には響いてきませんでした。 正直歌詞のことはわからへん。 でも、メロディーは退化してへんか? 昭和を知らない若い世代や昭和が懐かしいって人には受けるかもしれへん。 音楽のことを知らないボクからしてみれば、ただの真似やんって感じちゃいます。 薬物が悪いのはわかるけど、いったい誰のことを言ってるん? ぼやけてへん?

薬物と聞くと、井上用水さんの「夢の中へ」を思い出しちゃいます。 バカにしてた人もいたらしいけど、ほんと素敵な歌だと思います。 そう感じるのは、ボクがはじめてこの歌に出会ったのが斉藤由貴さんだったから?

おっと、脱線しちゃった。

一青窈さんの名前に振り仮名をつけるってバカにしとるでしょー!w 確かに最初に見たときは読み方わからへんかったけど…。 ごめんなさい。 そんなわけで、ちょっと調べてみました。 「窈」って「奥ゆかしい」って意味があるのかな? 窈然とか窈窕とか…。 ちょっと色っぽい女性って感じ。 素敵な名前ですね。 でも、「新歌謡」と名付けた歌はぜんぜん奥ゆかしくなくってw 最後に流れてた曲は、確かに吐息色には聞こえたんですけど…。 何かさー、ちょっと違くねー? 無理に背伸びしすぎてる感じ。 ちっちゃいからこそ魅力的だってこともあるんやでー。

まだ繭の中でもがいてる感じでした。 ヾ(- -;) オマエガユーノカッ

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彼女の歌で印象に残ってるのはやっぱり「ハナミズキ」。 以前にやってた番組で流れてまして…。「あっ!なんか聞いたことある♪」 ボクの耳に残ってたんですよねー。 カラオケでもたまに歌ってます。 その番組の中でも同じように歌の背景みたいなのが紹介されていまして…。 なんでも、父親が娘の成長を願っている…そんなイメージだったかな。 「えっ? そーだったの!?」  衝撃を受けました。 いい感じに裏切られましたね。

番組のサブタイトル。 由来は阿久悠さんの言葉なんだとか。 「とんがってるものほど、やすらぐんじゃないのかな?」 なるほどっ! だから「悪友」なのか! 面白いっ♪ 確かに、一緒に好き勝手やってアホになれる奴って居心地いいもんなーw ペンネームの漢字に目をやると、「阿」は阿吽でもわかるように「口を開いて出す音声」、それに加えて「久悠」は「悠久」を逆さまにした感じ。 「せめて歌だけは時代を越えて残って欲しい…」 そんな想いが込められてるよーな気がしました。 ほんと凝ってますねーw 「悠久」は戒名にも入ってたようですし…ね。

阿久悠さんのご冥福をお祈り致します (-∧-)合掌・・・

今にして思えば、阿久悠さんのことだったのかな? あの父親は。 特定の誰かを想って書かれた歌詞、ほんま素敵やわぁー。

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一青窈阿久悠の代わりになることなんて、誰も望んではいません。 バトンを引き継ぐって、たぶん、そんなことやないだろうし。 あなたらしさを、もっと、もっと、もっと、追求してください。   それから、また聴いてみたいです。 あなたの中の阿久悠さんは微笑んでくれてますか?