【ノウハウ】IE8でサイトごとのプライバシー一覧を一度に登録する方法。

再インストールして、手間がかかったこと…
その1つが、ブラウザ内での危険なサイトの管理でした。

サイトごとのプライバシー操作
(サイトごとのプライバシー操作)

以前はサイト一覧をいちいち手動で入力して登録してました。
この情報は、再インストールすると、すべて消えてしまうorz

そして、再びウイルスバスター君が怪しいと判断して、せっせこせっせことサイトのCookieを削除してくれました。
ふぅ〜。

今回は16のサイトがひっかかりました。

doubleclick.net
ask.com
advertising.com
pro-market.net
apmebf.com
questionmarket.com
revsci.net
serving-sys.com
fastclick.net
mediaplex.com
advertising.com
casalemedia.com
statcounter.com
ru4.com
zedo.com
tribaifusion.com

この情報はコピペ(Copy&Paste)できないので、登録するときに手で入力するのがとても大変なのです。

インターネット オプション → プライバシー タブ → サイト ボタン、「サイトごとのプライバシー操作」ダイアログ内にある「管理しているWebサイト」で、Webサイト一覧が確認できる。 ドメインと設定(ブロック or 許可)

サイトの登録は、同じダイアログ内にある「Webサイトのアドレス」と「ブロック or 許可 ボタン」で行う

これ、見落としもあるし、よく間違っちゃうんですよねえ…orz
どうしたものか…orz

何かいい方法はないかなあ…と思ってぐぐってみました。

---

「サイトごとのプライバシー操作」ダイアログ内で登録したサイト一覧は、
どうやら、レジストリ内に登録されているようです。

情報元:
上級ユーザー向けの Internet Explorer セキュリティ ゾーン関連のレジストリ エントリ
http://support.microsoft.com/kb/182569/ja 

Internet Explorer 6 には [プライバシー] タブが追加され、Cookie をより厳密に制御できるようになりました。インターネット ゾーン上のプライバシーにはさまざまなレベルがあり、それらはレジストリ内でセキュリティ ゾーンと同じ場所に保存されます。

さらに、Web サイトを追加して、Web サイト上のプライバシー ポリシーとは無関係に、その Web サイトに基づいて Cookie を有効またはブロックすることもできます。それらのレジストリ キーは、次のレジストリ サブキーに保存されます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History
このサブキーの下には、管理対象のサイトとして追加されているドメインの一覧が表示されます。これらのドメインの DWORD 値は次のいずれかになります。
0x00000005 - 常にブロック
0x00000001 - 常に許可

プライバシーの設定は、IE6から導入されたとのこと。

---

以下、メモ書き。

レジストリファイルを使ってサイト一覧を登録する方法

1.メモ帳でテキストを作成&編集する。
※ファイル名の例: PrivacyPolicy.txt

2.拡張子を「.txt」→「.reg」に変更する。
※ファイル名の例: PrivacyPolicy.reg

3.レジストリに登録する。

ファイルをダブルクリックするか、または、
メニューから「ファイル→結合」を選択する。

--- 「PrivacyPolicy.reg」 ここから ---
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History]

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\advertising.com]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\apmebf.com]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\ask.com]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\casalemedia.com]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\doubleclick.net]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\fastclick.net]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\mediaplex.com]
@=dword:00000005

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\P3P\History\pro-market.net]
@=dword:00000005

---  「PrivacyPolicy.reg」 ここまで ---

レジストリに登録されたサイト一覧をバックアップする方法

1.レジストリエディタを起動する。

スタート → ファイル名を指定して実行 → 「regedit」と入力して「OK ボタン」を押す(⇒C:\WINDOWS\regedit.exeが実行される)

2.サイト一覧をレジストリファイルに保存する。

サイト一覧が登録されているレジストリHistory」を選択し、
メニューバーから「ファイル(F) → エクスポート(E)」を実行する。
ファイル名を「PrivacyPolicy.reg」のように指定して保存する。

レジストリHistory」がある階層は、以下を参照

HKEY_CURRENT_USER
Software
  Microsoft
   Windows
    CurrentVersion
     Internet Settings
      P3P
       History

以上。

レジストリ操作に失敗すると、パソコンが起動しなくなるおそれもあるので、取り扱い注意。 各自自己責任でお願いします。